劇場公開日 2022年2月19日

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「「で?」が多くって、、、。」リング・ワンダリング バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0「で?」が多くって、、、。

2022年2月22日
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鑑賞方法:映画館

何事にも何故?や理由、根拠を求めてしまう、僕には合わなかった作品でした、残念ながら。

正直、退屈でした。「で?」の連続。なんだろなー、久しぶりに監督の自己満全開みたいな作品でした。ま、表現者ですからそれでよいのですが、僕は監督の描きたい「何か」をつかむことはできずに終わりました。まだまだ映画を理解する力量が足りないのでしょう。

作品の雰囲気は好きなんですよね。静かで寓話っぽくて。何を語るんだろ?って考察しながら観るの好きなんですけどねー。題名の「リング・ワンダリング」は、<人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い(さまよい)歩くことをいう。>だそうなんですが、なんとなーく彷徨ってる方々を出会わせてるのはわかるんですが、、、「で?」なんですよね。何を言いたいの?と。

3軸の物語は全部薄味で中途半端に絡まって、収集つかずになんとなーく「よい雰囲気」ラストシーンで終わらせた感じ。ニホンオオカミ、そんな包括してる位置かなー?なんか安易な香りが。やはり最後も「で?」。

色々言いたいことあるんですが、本当に山盛りすぎて。まぁ、いいや。

バリカタ