「面白かった! 最高にエキサイティングな最終回!!」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった! 最高にエキサイティングな最終回!!
「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」を上手にクロスオーバーさせた、とても良くできた脚本だと思います
突っ込みどころはいっぱいあるけど、そんなのは気にしちゃいけません
①グラント博士(サム・ニールさん)はエリー(ローラ・ダーンさん)への何十年の片想いが成就する
②メイジー(イザベラ・サーモンさん)は自分はただのクローンで本当の自分はいないと自暴自棄で反抗期のティーンエイジャーになっていたけど、オリジナルである母親の生前のビデオや面識のあったエリーの思い出話によって、自分がただ実験的に造られたクローンではなく、子供が欲しかった母親の愛情をいっぱい受けて産み落とされた尊い命であることを知り、ようやく心の底まで一人の人間として完成する
③オーウェン(クリス・プラットさん)とクレア(ブライス・ダラス・ハワードさん)、そしてメイジーの3人は②によって心通わせ本当の家族になれた
④人類はようやく恐竜を受け入れ、共存するという大いなる決断を下す
と、全てが高次元のハッピーエンドで終わる、なんとも清々しい後味、みごとです
そしてそのハッピーエンドの立役者となる新キャラ、元空軍パイロットのケイラを演じるディワンダ・ワイズさん、すごく綺麗でふとした表情がとてもセクシーな女優さん、勇敢な女性をとてもカッコよく演じ、何度も主人公たちの危機を救います、このキャラがいなければハッピーエンド無かったですね
オーウェンの恐竜に追われながらの街中でのバイクチェイス、それと並行し描かれるケイラが猛烈な勢いで追ってくる恐竜からクレアを助けて軽トラで疾走する一連のシーンはここだけで一級のアクション映画のワンシーンとして成立するほどの圧巻のクオリティ
そして並行し進んでいた新旧キャストのストーリーが今回の悪者バイオシン社の研究・実験施設で合流し、ラストは主人公達を襲う猛烈に強く残忍な陸上最大級の肉食恐竜ギガノトサウルスにシリーズのアイコン的存在のティラノサウルスと両手に3本の長い爪を持つテリジノサウルスが協力して挑む大迫力の三つ巴 恐竜バトルシーンとストーリー/映像共に大興奮で大満足の2時間半でした