「【“恐竜と人間が共存するには、お互いにリスペクトする事が大切だ。”恐竜をリスペクトしない科学者達が行ったDNA操作の顛末を描く。恐竜達の迫力も更にパワーアップしたシリーズの掉尾を飾る作品。】」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【“恐竜と人間が共存するには、お互いにリスペクトする事が大切だ。”恐竜をリスペクトしない科学者達が行ったDNA操作の顛末を描く。恐竜達の迫力も更にパワーアップしたシリーズの掉尾を飾る作品。】
ー 前作から4年後。崩壊したジェラシック・パークに居た恐竜たちは世界を跋扈し、人間は共存を迫られていた。そんな中、バイオシン社は恐竜を集め、表向きは共存を唱えつつ、裏では社の利益のために遺伝子操作を極秘裏に行っていた・・。-
◆感想
・このシリーズを牽引してきた、恐竜と心を通わすことの出来るオーウェンを演じるクリス・プラットをはじめ、今は彼のパートナーになっているクレア(ブライス・ダラス・ハワード)や、オーウェンと心を通わすブルーとその子供ベータも冒頭から登場し、懐かしくも前作の内容を徐々に思い出す。
ー そして、オーウェンとクレアと暮らす女の子メイジー。後半、この女の子の出生の秘密と、彼女のDNAの貴重さが明らかになって行く作品構成の巧さ。ー
・恐竜の保護する使命感を持つ、3人の博士(ジェフ・ゴールド・ブラム&ローラ・ダーン&サム・ニール)も、バイオシン社の謀略を止めるために活躍する姿も、嬉しい。
ー サトラー博士(ローラ・ダーン)と、アラン博士(サム・ニール)が巨大化イナゴのDNAサンプルを取りに行くシーンや、オーウェンとクレアたちが肉食恐竜や、翼竜の攻撃を交わしつつ、バイオシン社に向かうシーンはハラハラドキドキ、アドベンチャー要素、てんこ盛りである。ー
■おぞましきシーン。
・DNA操作により、巨大化した大量のイナゴの姿。そのイナゴたちが畑の作物を食い荒らすが、バイオシン社の種を使っている畑には、被害が出ない。イナゴが巨大化した姿は、ホラーである。
虫が嫌いな方は、キツイシーンではないだろうか・・。
・前作まで小悪党だったウー博士(B・D・ウオン)も改心し、環境問題に取り組むと語る・・。
<今作は、ストーリー展開はシンプルであるが、登場する恐竜の種類や大型肉食恐竜の迫力を、ハラハラしながら観る娯楽大作で有る。
そもそも、ジェラシックシリーズは、恐竜のリアルな凄さをアドベンチャー要素タップリに描いた事で、大ヒットシリーズになったのだから・・。
ラスト、オーウェンがバイオシン社に攫われていたベータをブルーの元に戻すシーン。ベータは、ブルーに嬉しそうに駆け寄り身体を擦りつけて喜ぶ。
が、ブルーは一度振り返り、オーウェンの姿を見てから森に戻る姿を見ると、ジェラシック・ワールドシリーズを支えてきたのは、矢張り、恐竜をリスペクトしつつ、気骨ある男オーウェン何だよなあ、と思った作品でもある。>
恐竜を保護する使命感を持つ3人の騎士❗️
最近視力が衰えて博士を騎士に読み違えたのですが、意外と違和感なくてしばらく気が付きませんでした。
メイジーという希望の光を救う手助けをする伝説の三賢人、カッコ良かったですね🤗