「すごく面白い」すべてが変わった日 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すごく面白い
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老夫婦が、孫と義理の娘を取り返すために、田舎の牧場経営の一家に殴り込む。しかも、旦那のケビン・コスナーは指を切られて利き腕で銃が撃てない。奥さんのダイアン・レインはインディアンの若者と馬で後から乗り込む。彼女の意思の強さがかっこいい。
最初に家に行ったときに、夕食に誘われているのに食事に手を付けずに帰るし、もうちょっと懐柔する方法もあったのではないだろうか。別に毒を盛られているわけでもないだろうし、いくら感じが悪くても食事を出されて断るのはよくない。決定的に関係を壊すやり方だ。時折、そんな場面をアメリカ映画で見るのだけど、様式としてあるのだろうか。
敵の親分である、おばあちゃんがおっかないのだけど、彼女は結局のところ子どもと自分の命を失い、家も焼かれる。高くついたものだ。
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