劇場公開日 2021年8月6日

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「【毒母が支配する狂気の家から愛するモノを命を賭け、救い出そうと奮闘する老夫婦の姿を描いたサイコスリラー西部劇。】」すべてが変わった日 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【毒母が支配する狂気の家から愛するモノを命を賭け、救い出そうと奮闘する老夫婦の姿を描いたサイコスリラー西部劇。】

2021年10月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

- 久しぶりに正義感あるケヴィン・コスナーを観た。そして、ダイアン・レインは幾つになっても美しい。-

◆感想<caution 内容に触れています。>

・女家長ブランチを演じたレスリー・マンヴィルの狂気が凄い。荒野の一軒家は狂気の家だ。

・愛する息子ジェームズを荒馬調教の際の事故で失った元保安官のジョージ(ケヴィン・コスナー)とマーガレット(ダイアン・レイン)。
深い喪失感の中、義理の娘ローナはダニーと言う男と結婚し、愛する孫ジミーと家を出る。
- 序盤の描き方が粗いなあ。-

・ある日、街中でマーガレットが見たダニーがローナとジミーを平手打ちする姿。
心配になり、三人のアパートを訪ねると近隣の住民が"引っ越したよ"

◼️今作品はここから、怒涛の展開に突入して行く。ジミーの身を案じたマーガレットはジョージと共に、様々な伝を頼り、漸く三人がダニーの母達と住む荒野の一軒家を探り当てる。ここで登場する魔女の様なブランチが醸し出す狂気感が凄い。そして、彼女に育て上げられた息子達も・・

・ブランチの狂気が爆発するのは、ジョージとマーガレットが滞在しているホテルに深夜息子達とやって来て、ジョージの指を銃が使えない様に、叩き切るシーンであろう。
- ホラーか!-

<ここからは、ジョージも狂気に駆られ、孫と復讐の為に、ブランチの一軒家に夜中、単身乗り込んで行く。
朝陽が差し込む車中、涙を流しながら、ローナとジミーを連れ帰るマーガレットの表情が印象的的であった作品である。>

<2021年10月23日 刈谷日劇>

NOBU
Bacchusさんのコメント
2021年10月23日

狂気に走り過ぎずホラーの一歩手前で止まる感じが秀逸でした。
ダイアン・レイン美しかったですね〜!

Bacchus