「 あらすじを聞いて観に行きたくなった映画で期待通りだった。ケビンコ...」すべてが変わった日 rakuさんの映画レビュー(感想・評価)
あらすじを聞いて観に行きたくなった映画で期待通りだった。ケビンコ...
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あらすじを聞いて観に行きたくなった映画で期待通りだった。ケビンコスナーとダイアンレインが良い。序盤からこの老夫婦を孫奪還の旅に出させるまでの事情をテンポ良く描き無駄なく無理なく感情移入できる。仁義なき戦いや最近では狐狼の血ばりの残酷描写があるのを聞いていたので中盤のそれらのシーンでは心の準備が出来てしまって衝撃は少なく、むしろその前段となるビル・ウィボーイの非礼且つ下衆っぷり(白い目と固まった笑い)とブランチが仕切るディナーシーンでの会話こそバイオレンス映画の醍醐味があった。タランティーノ作品でも会話だけでヤバイ状況を盛り上げるシーンがあるがその類。
自分は人間の闇を描きましたといってトラウマシーンを投げっぱなしにするような映画は嫌いなのでそういった意味でこの映画はバイオレンスのサジ加減が良かった。
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