「「良心」を素描した優れた作品」英雄の証明 2nd Life Storiesさんの映画レビュー(感想・評価)
「良心」を素描した優れた作品
それぞれの立場と都合で作り上げられた「美談」が、
SNS情報を契機に「疑心」が拡がり、
やはり、それぞれの立場と都合で「醜聞」に作り替えられる。
その中で、本人と彼女、家族たちが翻弄されていく。
現実社会で「良心」は必ず、少しの「嘘」とともにある。
世の中、嘘だらけでもなく、純粋な良心があるわけでもない。
そんな良心のあり方を、素描(デッサン)している映画である。
余計な脚色がないことにも好感がもてた。
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