「とっても『だらしない』」すべてうまくいきますように ドッペル(たけ)さんの映画レビュー(感想・評価)
とっても『だらしない』
人類の半数くらいは『だらしない』と思うけど。
上映直前に、着席してる私の前を、
私のポップコーンを倒して通った奴がいたので、
憤慨してしまって。
それが無ければ、感想は若干違っていたのかも
知れない。
とにかく『だらしない』
病気で心が病んでいることを考慮したとしても、
安楽死を望む父親の姿は、
あまりにも『だらしなく』て
辟易した。
いや、
現在の私が、健康なので、
病に冒された、身体の自由を奪われた人を
『見たくない』と思っているだけなのかも
知れないけど。
大半の人間は、
本質は『だらしない』ものだろうと思うけど。
『だらしなく』て『わがまま』で、
『美しくはない』のだろうとは思うけど。
生きていく、生き抜く、って、
とてもドロドロと、
『美しくは無い』ものなんだろうなぁ、と。
安楽死、尊厳死、そういうものを考えて、
『涙する』ことを期待して見に行くと、
『ちょっと違う』切り口の作品だった。
コメントする