「落ちぶれてしまった元ポルノスターが故郷に戻り再生を目指す物語」レッド・ロケット シナモンチュロスさんの映画レビュー(感想・評価)
落ちぶれてしまった元ポルノスターが故郷に戻り再生を目指す物語
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4/14のFilmarks試写会(京橋テアトル)に参加してきました。
主人公のマイキーは最低なんだけどなんかみんなが好きになってしまう魅力をもっていて、私は途中から素敵な人にみえてしまいました‼️
そして、テーマが重いはずなのに…ポップでユーモラスに描いていてショーン・ベイカー監督の優しさが今作も滲み出てました☺️✨✨
上映後のトークで主人公のマイキーと薬の売人をやっている娘の母親レオンドリア役以外、全員素人という事実を知ってびっくりしました。
賛否がわかれる作品かなとは思いましたが、ベイカー監督の手腕によって素晴らしい映画へと変身できたのかなと思います🤔
音楽も映像も全部よくて、最初の方のシーンでお店でドーナツをたくさん食べて元奥さんとおばあちゃんと一緒に急いで家に帰るシーンがすごくへんてこで
そこで出会ったストロベリーという赤毛の小柄な女の子に恋をして出会いを重ねていく中で、
自分の今の堕落している生活から脱出するために以前の仕事だったポルノ俳優という経歴を利用して「君だったら、ビッグスターになれる!!」と口説いて、
日の目を見ることが少ない職業に誘い込むというストーリーが展開していきます😌
今作をみることによって、社会的少数者に属する職業で働いている人への見方というか意識の向け方が変わるのではないかと感じました🤗
誰であっても変われる可能性はあるんだよっていうことも観客に伝えてくれている感じもしました😄
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