「ユリアに共感。カンヌ主演女優賞。オスロの風景と街並みが良い。【追記・8/3(水) 暑🔥熱🔥再々鑑賞】」わたしは最悪。 風の又三郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ユリアに共感。カンヌ主演女優賞。オスロの風景と街並みが良い。【追記・8/3(水) 暑🔥熱🔥再々鑑賞】
理想と現実との間で揺れるユリア。絶対後悔すると分かっていても、自分の気持ちに正直に生きることを選ぶ。
もう共感しかない。ユリアを非難するレビューが多くて驚いた。 題名の『わたしは最悪』につられたのだと思う。
始めのほうにあるレビューだと、ノルウェーの慣用句らしいから『ウーン、やっちゃたア』みたいなタイトルだったら非難も少なかったかもしれない。
「子いわく40にして惑わず」ってことは、シでさえ40才までは迷ったってコトだから、ユリアが揺れるのも当然である。
30代のとき読んだ師匠 (?) の本に「40にして惑わず、なんてのは聖人の孔子様だから言えることで、あんたら凡人のコトではありません、ムリ 」 と書いてあった。まったくその通りで未だに霧の中だ。
11章。元カレが 「別れたときに今の彼とは出会っていた?」と聞く。
困ったのう。ハイでもイイエでも元カレをキズつけそうだ。少し間をおいてからユリアが答えた。
「70にしてノリを越えず」なんてのは夢のまた夢、次回以降に持ち越し。
【追記・8/3(水) 再々鑑賞】
ユリアの物語をずっと見ていたくなる。レナーテ・レインスベの演技と脚本が素晴らしいからだろう。
今作と同じ7/1公開の 『リコリス・ピザ』 は、時代設定が1970年代だけど、 揺れる主人公というのが似ている。 主人公(2人)の物語をずっと見ていたいところも似ている。
2022/7/5 (火) ☁️ city1
. 7/24(日) ☁️ city1
. 8/3 (水) 🔥 city1 36~37°C 😱 暑い、心頭滅却すれども🔥は熱し (^^)
コメントする