「ドロドロしそうな話を映像で美しく、脚本でスタイリッシュに」わたしは最悪。 morihideさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロドロしそうな話を映像で美しく、脚本でスタイリッシュに
前週に観た「リコリスピザ」が、青臭い年代の話で、これは大人の、と言っても20代の感覚から30代への階段を登るみたいな感覚でした。
「パリ13区」ほど、生活をリアルに描いてないが、それなりにスタイリッシュである。タバコの回し飲みはエロい。時間を止めて走る感覚はわかる。
ドロドロするようにも撮れる展開。
しかし、オスロの夕景(夜景、朝景?)と女優の組み合わせが綺麗で、男性陣も爽やかで、良い作品でした。
若い頃の悩み、感覚か、合理か、惰性か、女優の表情が心に響き、共感出来る。
他のコメントにあったが原題は、「やっちゃった」みたいな慣用句らしい。原題からかけ離れた題名もいかがと思うが、これは何か邦題をつけた方が良い。
いろいろ書きましたが最終的に、
生き方が自由な現代の、生き方の選択の悩みを描いた映画ということかな?
なんとなく感じていた悩みに共感したので、良い作品だと思ったのかも。
うー、自分の感想に自信がない。
共感&コメントありがとうございます
…感想に自信がないなんて何をおっしゃいますか!
説得力ありありの素晴らしいレビューです👏
夏休みのお子様向けや大作のおかげで上映館が少ないのは否めませんが
鑑賞料金を上回る交通費を払ってでも
この作品に出会えた事は大きな収穫でした😊
コメントありがとうございます。
そうなんです。
自分が当事者だったら…
と考えてみても、オレなら間違いなくこうする、とはならないんです。
でも、世の中のことって、ほとんどそうですよね。俯瞰的に見れば、なんでそうするの?と思うようなことを、実は自分だってしょっちゅうしてます。
この映画は、自分も当事者のような感覚にさせられるのが凄いと思いました。