「確かに「最悪」かもしれない…。」わたしは最悪。 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
確かに「最悪」かもしれない…。
この映画は“共感”ではなく、“共感できない”を求めているということになるだろう。
自由はいいと思うが、かなりまわりを振り回して生きていると言える。
先日公開された「パリ23区」を思い出したが、この手の映画は表面的ものを描くしか方法がないので、最後は結論なく、なんとなく終わるしかないだろう。
合作の中にフランスが入っているので、フランス映画の匂いも漂う。
北欧の〇〇など、日本ではいい意味で使われている場合もあるが、映画を見る限り、価値観は混沌としている。
映画とは“共感”や“感動”を得るものだと思っていたが、もうすでに、そういうものではなくなっているらしい。
暗い映画館の中で、傍観者になるのは、寂しいことだと思う。
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琥珀糖さんのコメント
2024年6月28日
お久しぶりです。
共感ポイントのない映画に、ありがとうございます。
女性からみると、羨望を感じてしまいました。
あけすけというか、アッケラカンとして、
結構驚きの展開でした。
出来ないから羨ましいのかもです。
たくさんの共感ありがとうございます。