劇場公開日 2022年7月1日

  • 予告編を見る

「私の人生なのに傍観者で、脇役しか演じられない。」わたしは最悪。 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0私の人生なのに傍観者で、脇役しか演じられない。

2022年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

すいません、自分には合わない映画でした。
結局、現状に満足できず、まだ今以上の自分の居場所がどこかにあるのではないか?と自分探しをし続ける嫌な女じゃないか。自分には価値がない、と控えめな人ならまだしも、ユリヤはなまじ頭がよく(医学部合格)、才能もあり(カメラを職業にできる)、容姿もいい。だからより高みを目指すのだろう。だけど、どうしても共感ができないのは、その時々の相手を慮る気持ちが欠落していることだ。人との出会いも自分の運命だと思えば、あんな態度はしないものだ。
それにしても、アクセルいい奴すぎる。君みたいないい奴がいるから、ユリヤみたいな女が勘違いするのだ、とちょっと小言を言いたくなる。

栗太郎