「ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』」ベネデッタ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』
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ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』やピーテル・ブリューゲルの『バベルの塔』をリスペクトしている。
神聖でありながら、人間的。それを贖罪って言うのだと思う。
ベネデッタは答える
『愛とは孤独にならない事です。ここが温かくなることです』
元院長にベネデッタは言います。
『あなたは生涯神を信じなかった。死を前に神は慰めと救いになるのに、独りで恐怖と戦っている』
元院長は答える
『私には神の声が聞こえなかった』
すると、ベネデッタは
『今、語りかけている。苦しみとして』
しかし、元院長は
『随分と雄弁ね。あなたには神はなんと言ってるの?』
ベネデッタは元院長に耳打ちするが。
『、、、、』
たぶん『死はあなた達の中にいる』って事。だって、死は免れない。
傑作だ。
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琥珀糖さんのコメント
2024年1月21日
今晩は
不思議な感覚になりました。
宗教にも疎くて信仰心もあまりありません。
ただ人を裏切る事・・・それだけはしたくないと思っています。
ベネデッタには神が見えたのですね。
シャーロット・ランブリングには見えなかったのに。
ぜんぜん的外れでずれていたら、ごめんなさい。