劇場公開日 2023年2月17日

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ベネデッタのレビュー・感想・評価

全134件中、1~20件目を表示

3.5The Anti-Nun Horror Film

2024年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Paul Veerhoven does what he does best in a sacrilegous plot with gratuitous lesbian nun sex scenes. Inspired by a true tale in a convent in central Italy, with demons, in French. True to the era it portrays as a costume drama, the film is a punk look at gender roles developing in the Catholic European Renaissance. Basically a pink eiga with a high IQ, fans of the director shouldn't miss it.

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Dan Knighton

3.5映画とエロスと宗教と

2023年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

ポール・バーホーベン監督といえば、娯楽大作の大枠のなかで「ロボコップ」「トータル・リコール」「スターシップ・トゥルーパーズ」などのSFアクションがある一方、「氷の微笑」「ショーガール」「エル ELLE」といったヌードや性的な描写を多く含む問題作により、それまでの映画におけるエロス表現の基準を刷新してきた鬼才という印象も強い。 そのバーホーベン監督の最新作は、実在した修道女ベネデッタを題材にしていて、大まかに史実に基づく点では「ブラックブック」に共通する。レズビアンの要素、R18+指定という情報も前宣伝で強調されていた。 ベネデッタは本当にキリストの声を聞き奇蹟を起こしたのか。それとも聖痕などを自作自演ででっちあげて教会関係者や民衆を欺いたのか。バーホーベンが共同脚本も務めた本作のストーリーはその辺を巧みにぼかして描いており、判断は委ねられる。エロス要素を男性目線で期待すると、あるいは物足りないかもしれない。それでも、ヴィルジニー・エフィラが演じるベネデッタのパワフルな女性像はきっと多くの観客を勇気づけるだろうし、宗教という伝統が重視される保守的な世界で周囲を翻弄しながら我が道を行く姿には、ある種ピカレスクロマンのような痛快さがある。

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高森 郁哉

4.0タイトルなし

2024年9月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

萌える

神かペテンか、それとも悪魔に憑かれてしまったのか?昔から伝わる奇跡の真相を知りようがないように、ベネデッタが起こした奇跡の真相も分からない。個人的にメチャクチャ好きなリュック・ベッソンのジャンヌ・ダルクやフリードキンのエクソシストに通じる物を感じた作品たった。 金曜ロードショー辺りで放送して茶の間を気まずくしてみてほしい。

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ソルトン

3.0彼女は真の聖女か、ペテン師か?

2024年8月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

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緋里阿 純

3.0終始胡散臭いベネデッタ。

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

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てんてんワン

4.0卑弥呼(真説・邪馬台国伝…の)!?

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

R18+だけあって、表現は非常にエッジが効いていますので、 観る方を選ぶ映画でもあります。 映像が抜群に美しいです。 私が中世ヨーロッパの設定が好き・・という贔屓目もあるかもしれませんが、 衣装・建物・風景・人(特に主人公まわりの女性陣)の美しさが際立ちます。 音楽も映像にさらに彩りを与えるような良い雰囲気を醸し出す役割を 充分に発揮しています。 冒頭からベネデッタの人となりをつくりあげていく要素を 積み重ねていきながら、神格化していく彼女の土台を視聴者に理解させる 流れとなっていて、私は好感が持てました。 ただ、ベネデッタが計算しつくした"演技"をしているのか、マジなのか、 これはわからないつくりになっているのが上手い。 ただ、私は"演技"だと思って観ており(その証拠も映画では表現されます)、 というのも、原作:リチャード・ウー、画:中村真理子によるマンガ 『卑弥呼』の卑弥呼にそっくりなんですよね。ベネデッタが。 このマンガの卑弥呼は、計算しつくして卑弥呼を演じながら、 自身の人生のVisonも成し遂げようとするわけですが、 まさにベネデッタもそうなのではないか?と感じたわけです。 でも、ラストは計算高いベネデッタではなかった。 だからホンモノかもと思うところもあり、実に深い作品になっていますね。 ※キリストの扱いがちょっとチャラいなぁ・・とも。 中世ヨーロッパって残酷。宗教もこの頃はどうなの!?と思います。 平気で人を拷問したり殺害していいの!?と。 そして、ペスト。 これはコロナにも通じるものがあり、意図的に扱っているように思います。 決して誉められる表現ではないし、万人にオススメもできませんが、 なんせ実在の人物を扱っているのが興味深いです。 そして、ファッションとしても見応えがある作品です。 ポール・ヴァーホーベン監督はとても80歳とは思えないくらい エネルギッシュ。そして主演のビルジニー・エフィラの体当たりの演技も 最高でした。きっと今後も活躍されることと思います。

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ひでちゃぴん

3.0裸ばっか

2024年8月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

実話が元の映画。 あんま覚えてないけど『氷の微小』も裸のイメージ。巨匠らしいけど、ただのエロジジイなのでは‥ その時代の話だけど、あまり感情移入することもなくイマイチだった。 評価:3.0

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bigsuke

4.5奇跡か虚偽か大きく揺さぶられ

2024年7月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

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A.Camelot

4.0おもしろかった。 最後の「狂ってる、変だって!」と言われ「まだ子供...

2024年7月8日
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おもしろかった。 最後の「狂ってる、変だって!」と言われ「まだ子供ね。そこ(狂ってて変)が魅力でもあるのよ」と返すベネデッタはめちゃくちゃcoolでした。

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zzzzz

4.5宗教の本質を突いてるよね

2024年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

何がホントで何がウソか、本音と建前、正論と詭弁、同調圧力、忖度、自己抑制、自己欺瞞、自己催眠、群集心理のコントロールなどなど、宗教の構成成分の大半を占めるいかがわしさをバーホーベンの流儀で見事に露呈させた怪作だと思います。 この作品が描く舞台は中世と近世の間くらいのフランスなのかな。でもコミュニティの中で漂うムードは現代日本とも通じるものがあるので、日本人にも凄く突き刺さる部分があるんじゃないかな。 凄いモノを見てしまったんだけど、どうリアクションしていいのか迷う感じ…これぞバーホーベン作品。 ウムーッと唸ってしまいました。

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ケンイチ

4.5狂ったキリスト教。

2024年4月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主人公ねーちゃんもその友人役ねーちゃんも上手かったなぁ。エロい場面もチラホラやったけど、結局、キリスト教の昔ながらの残酷非道具合が危ないわ。過去のニュースでも神父や幹部おばさん等の未成年や弱い者達への長い年月を経た性虐待が明るみに出た事件もあったし。魔女狩りだの火炙りだのと冤罪いじめまっしぐら組織教団の恐ろしさがよく解る。見応えありましたわ。

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Cinemaオタク女

3.0難解

2024年4月28日
iPhoneアプリから投稿

宗教にあまり馴染みがない日本人からすると難解な作品やなあという印象。 昔の裁判って物的証拠がなくても死刑になるというのが恐ろしい。ベネデッタは神に仕えていたのかそれとも自作自演だったのかは本人にしかわからないが…。信じるか信じないかは観客次第といったところか。 個人的な意見としては、ベネデッタは非常に賢く強かな女性やと思った。(ベネデッタ自身、恋愛感情を抑えられず欲望のまま動いてたシーンもあるので…)

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める

3.0いつの世も

2024年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Keita

4.0史実に基づく

2024年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

官能的なシーンが多数、17世紀の修道院の女性と女性の愛の話し。面白かった。

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ノブ様

3.5神と人間

2024年1月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

神が存在するのか、 人間が作り出した虚像に過ぎないのか。 どちらにせよ、 宗教自体が人間が作り出したものだとすれば、 そこには人間の多様な欲望が含まれるだろう。 宗教とは? 人間とは? 神とは?

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上みちる

3.5壮絶

2024年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ベネデッタとは実在した修道女のことなんですね。キリストの幻視や聖痕といったものが広く信じられていた時代であっても、そこには本当のような嘘や捏造も混在していたのかもしれません。何を信じて信じないかは本人次第とは思いますが、現代においても「えっ!」と信じがたい現実もあるので、荒唐無稽な昔話とはいえない気がしました(汗;)。精巧な映像処理によってリアルなフェイクニュースが氾濫する現代は、実は17世紀とそんなに変わってないのかもという気がしました(汗;)。

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赤ヒゲ

2.5ベネデッタ、真実は?

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿

 修道女や神父とか、何かと同性愛や小児愛が問題になったりするが、閉塞された限られた空間で過ごすことで、そういう雰囲気になりやすいのか、、、。  ベネデッタのキリストの花嫁になったと、言ったことは事実なのか?額の傷など、陶器の破片が落ちていたり、おそらく自ら傷つけて、演じていたんだろうが。でも、この街がペストの被害から免れたことを考えると、嘘ではなく、本当だったのか?とも思える。んなわけないね。

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アンディぴっと

4.5ポールバーホーベンは揺るがない

2023年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ポールバーボーベンの嗜好は揺るぎがない ベネデッタが ほんとうにイエスとつながり言葉を受け取って聖痕を与えられたか、 修道女としての行いを続け院長として修道院に恩恵を与えたか、 は日常としては描かれるが問題ではなく、彼女がどういう嗜好性でこの閉ざされた世界で生きているかをポールバーホーベンの側からの視点を強調して物語る。 ベネデッタが恣意的にふるまうように見えてとてもしたたかで柔らかく強い。 ビルジニーエフィラのベネデッタは象徴的に金髪だし、これまでのポールバーホーベンの女性と同様周囲に溶け込まない強さを持ち、クラッシックな画面構成の中でとても際立っている。 この拘束的な(それはとてもわかりやすい)修道院の中で異なるルックスと、その馴染むことのない行動言動は他の作品より、よりポールバーホーベンが如何にベネデッタが特異な存在であったかを強調している (わたしの数十年来の映画的ミューズである)シャーロットランプリングは、いつもとは違いとても感情的に演技している、そこに驚いた。 若かりし美しきシャーロットランプリングの「さらば美しき人」とは対照的に静かな眼と感情が溢れる演技。 これもポールバーホーベンのなせる映画か。

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yep11016

4.0バーホーベン最新作はやっぱり一筋縄ではいかなかった

2023年11月20日
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鑑賞方法:VOD

YouTubeビデオで鑑賞。 みんな大好きポール・バーホーベン監督最新作。 一応ジャンル的にはナンスプロイテーション(尼僧や女子修道院を題材にしたエッチな映画)って事になると思うけど、内容は大変な時代や状況の中でも“強か”に生きぬく女性の生きざまを描いた「ショーガール」「ブラックブック」「エル ELLE」に連なる最新作。 17世紀イタリアに実在し、同性愛の罪によって70歳で死を迎えるまでの間、修道院に隔離された修道女ベネデッタ・カルリーニの伝記を原作にした作品で、その身に聖痕が現れたことで、聖女として村の中で権力を得ていく様子が描かれていく。 そんな彼女の聖痕や信仰が本物だったかどうかは観客に判断を委ねる作りになってるんだけど、監督的にはそれよりも17世紀という時代を生きぬいたベネデッタの強かさを描くことが重要だったんだと思う。 ちなみに、本作の撮影時バーホーベンは80歳なんだけど、とても80歳のお爺ちゃんが撮ったとは思えない力強く瑞々しい作品だった。

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青空ぷらす

4.5宗教、そして修道院の闇を描いた作品。

2023年11月17日
PCから投稿

史実に基づいた映画であり、実在の修道女が主人公。 エロさとグロさが溢れた作品です。 宗教色の強いストーリーなので、序盤は入り込めなかったのですが、 中盤以降グイグイ引き込まれていきました。 修道院というのは、行き場を失った 女性を救済する聖地のようなイメージがあったんですが、 金がなければ入れてもらえない、ドロドロとした場所なんですね。 神が乗り移ったようなあのシーン。声が男性のように なってましたが、あの憑依は真実?演技?

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tochi06