ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)のレビュー・感想・評価
全45件中、41~45件目を表示
女性は嘘ばかり、、、
女親友2人と男1人の話し。
三角関係だけど男は話を掻き回すための当て馬ですな。
タイトル通り女同士の友情がテーマ。
2人の演技は素晴らしいと思った。
女性の書いているネット小説を縦軸に2人の相手を思いやるためについた嘘が交錯しまくる。
時間軸も多少行ったり来たりする。
「編集が、、」というレビューもあったが私はむしろこれだけ大量の嘘や虚構を良く整理したと思う。
「オーシャンズ11」思い出したよ。
で、絵も美しい。だからこんな小さな子が、、、とか、細かいことは言わないのだ。
というわけで予習完了、もうすぐ公開の新作「少年の君」へ期待は膨らむのでした。
共鳴
13歳で「初めて選ばれた」少女の26歳までの付いて離れての友情物語。
上海で暮らす安生に七月作の大人気ネット小説「七月と安生」の映像化の為、七月を探す映画会社から連絡があり、その後、偶然安生と再開した2人のことを知る家明がネットで小説を読む形で13歳からのことをみせて行くストーリー。
あまりにも違うタイプの2人だけど、互いに惹かれ合い意気投合していくと共に家明との出会いから成長と共に、方や奔放に、方や飲み込み、すれ違い交差し衝突し…。
自分とは性別が違うからか、不安定だったり、依存したり、仲が良いのにどこかドロっとした感じは理解出来ないところもあるけれど、どこかで気を遣っているのか譲っているのか共感出来るものも多く少々胸が痛かったり切なかったり。
最後は両親がいたら成り立たない筈なんだけど、そこはあくまで小説ということで飲み込んでみましょうね。
ないものねだりだったのか、感化されたのかはわからないけれど、変化して新たな姿をみせる2人の関係が悲しく哀しく温かく響いた。
どうでも良いけれど、安生が時に森山未來に時に武田梨奈に見えてしまってしょうがなかったのは自分だけ?
構成が悪い…
譲るって。。。ね。
少年の君の予告編を見て、この作品に興味津々。。
ヒロインの彼女、年齢不詳、素晴らしいね。。。
譲ると思う時点で、人は優位に立つよね。。
譲られた瞬間に愛を信じられなくなってしまう。愛されていないと思い込む。。
この作品を観て改めて、私にとってのベスト作品って何だろう?と考えてみた。
自分なりに考える事ができる作品は心に残る。
この作品において伝えたいものがあるとすれば、人生においての優先順位。
子供の心を一番に考えると、罪悪感や好奇心、そして真実を伝える事が幸せに繋がるとは思えない。
大人になって受け止められるようになってからでも遅くない。
硝子のように繊細で傷ついていることを認識できない年頃の子供の心は護らなければ。
時として恋愛よりも友情が勝つのは守る人がいるから。。なのかもしれない。等と。。
勝手に想像して、違う作品にしてしまう。。そんな事も映画を名作にする私なりの鑑賞方法にあるのかも。。
与える
周冬雨が出てるからと中国の機内で英語字幕で見たのが初見、筋をきちんと理解できなかったが力作であることは理解できた。「少年の君」も大好きだしちゃんと理解しようと20220125に配信で鑑賞。冬雨うまいなあ。
主役二人の、互いに相手を大切に思いやる気持ち、が故の行き違い、翻弄されるばかりの男、過ぎてゆく時間、変わる背景。配信だけど映画ならではの興奮を味わいました。
時制と事実と小説とを往来する構成や、シーンを隠す晒す具合が本当に絶妙でさらに映像も美しく配色も画角も多彩で飽きさせない。新人監督の一作目にしてきちんとお金も使っていて貧乏臭さもない。
監督デレク・ツァンは香港の鶴瓶ことインファナル・アフェアのエリック・ツァンの息子、つまり香港人。だから舞台と役者が大陸でも原題の「と」は「興」みたいな繁体字。簡体字では「与」でどちらも意味はgiveではなくてandなんだけど…、お互いに色々な影響を与え合うふたりという意味で、日本語の意味でも通るなあと。深いね。
ちなみに配信で見た予告編には本編にないカット満載なのでぜひ鑑賞後にも見てください。
全45件中、41~45件目を表示




