劇場公開日 2021年6月25日

  • 予告編を見る

「共鳴」ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン) Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5共鳴

2021年6月28日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

13歳で「初めて選ばれた」少女の26歳までの付いて離れての友情物語。

上海で暮らす安生に七月作の大人気ネット小説「七月と安生」の映像化の為、七月を探す映画会社から連絡があり、その後、偶然安生と再開した2人のことを知る家明がネットで小説を読む形で13歳からのことをみせて行くストーリー。

あまりにも違うタイプの2人だけど、互いに惹かれ合い意気投合していくと共に家明との出会いから成長と共に、方や奔放に、方や飲み込み、すれ違い交差し衝突し…。

自分とは性別が違うからか、不安定だったり、依存したり、仲が良いのにどこかドロっとした感じは理解出来ないところもあるけれど、どこかで気を遣っているのか譲っているのか共感出来るものも多く少々胸が痛かったり切なかったり。

最後は両親がいたら成り立たない筈なんだけど、そこはあくまで小説ということで飲み込んでみましょうね。

ないものねだりだったのか、感化されたのかはわからないけれど、変化して新たな姿をみせる2人の関係が悲しく哀しく温かく響いた。

どうでも良いけれど、安生が時に森山未來に時に武田梨奈に見えてしまってしょうがなかったのは自分だけ?

Bacchus