「幸せに暮らすために」偽りの隣人 ある諜報員の告白 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せに暮らすために
私の正しさは、お隣さんに通用するの?。私の正しさを他者に強要したら、世界は平和になるの?。
緩急のつけ方が、私の好みと違う映画ですが、監視国家は、過去の話か、あるいは未来予想図なのか、選挙で決めましょ。選挙ができるうちにね。
選挙で選んだ人が、暴走することもあれば、目先の政策に賛成するだけで、先の読めない有権者もいます。それでもここは、反対票を投じた人を記録する、形だけの信任投票するクニでもないし、対立候補が一服盛られたり、不審死するクニでもありません。まして軍隊が、選挙結果を蹂躙することもないのだから。
突撃!、隣の正義さんみたいな彼。彼にとって正義とは?。幸せとは?。幸福も選挙も、大切にしなければ腐敗します。
…誰かが世界を変えられる…。その誰かとは、映画の主人公のことですか?。あるいは今日、映画を観た皆様かも知れません。
「赤狩り」
映画ではありません。マンガですが、映画好きなら確実に喰いつくはず。脚本家のトランボを筆頭に、映画の主人公クラスの人が、続々登場。疑心暗鬼が不寛容となり、不寛容が分断された監視社会へ。いつの間にか、そんな時代に逆行しているから、こうしたお話が、今になって創られるのかな。
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