「【ジョージ・A・ロメロ監督が、高齢者を大切にしない当時のアメリカ社会を痛烈に批判した作品。】」アミューズメント・パーク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ジョージ・A・ロメロ監督が、高齢者を大切にしない当時のアメリカ社会を痛烈に批判した作品。】
ー「遊園地で老人がののしられ、大変な目に遭う」というホラー映画ではない貴重なロメロ作品。-
■多くの家族連れやカップル、若者で賑わう遊園地。
そこに、白いスーツに身を包んだ優しそうな老人がやってくる。
老人は無視され、ののしられ、突き飛ばされ、財布をすられ、存在を否定され、孤独と屈辱にまみれ、行き場を失い泣き崩れる。
<何故にこのテーマでジョージ・A・ロメロ監督に映画を製作させたのかな。
ケン・ローチ監督が適任であろう。
だが、ジョージ・A・ロメロ監督の高齢者を大切にしない社会に対する強烈な怒りは伝わってくる作品である。>
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