テンプル・グランディン 自閉症とともにのレビュー・感想・評価
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ガキの頃『ドリトル先生と秘密の湖』に感動♥動物語が話せたら♥と願った
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『ベルカ』と『ストレルカ』を飯田橋の科学技術館で見た事がある。
テレシコワさんが女性で始めて宇宙と呼ばれる空間に行った翌年くらいの事だから、1964年だと思う。つまり、前回の東京オリンピックの年にテレシコワさんを記念して、開催された宇宙展だったと思う。記憶は明瞭で、やたらと鳴き声のうるさい犬だった。最初、ライカと思っていたが、彼は戻っていない。故に
『ベルカ』と『ストレルカ』と最近知る事になる。この映画でその名が登場するとは、実に奇遇だ。
さて、
こうした障害を持った方には、残念ながら未だに特殊な施設が必要と感じる。この映画の様に、普通の学校に通わせる障害者側の勇気と努力は必要だが、現実を考えると、物理的にも経済的にも、大変な困難が未だにあると思う。
何故なら、健常者が全く変わらない上に無関心だからだ。意識的に差別をする者者がいる事は勿論、無意識に差別して、障害者の障害者になる者もいる。つまり、障害者に対する健常者としての教育や学習が今の社会には大いに欠如している。
それは、自閉症への差別だけでなく聾唖や視覚障害に対しても同じだ。例えば、健常者が何故手話を必須とされないか。全く不思議だ。また、手話は全世界共通では無い。全世界共通にすれば、基礎教育だけで、言語が一つになろと私は考えるが。
さて、そう言う私も自閉症、視覚障害、聴覚障害等では無いので、障害者の気持ちが分かっていない。しかし、不幸中の幸いで、加齢によって、彼らの気持ちが今はわかり始めたと感じている。
まぁ、しかし日本ではあと9年の命だが。
爺臭く常套の発言!『障害者に対する思いを、力まず自然に持って貰いたい。今の若者には。』
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