機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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20年後ならこれでよかったんじゃね
総評 色々言いたいことはあるけど、面白かった。特に戦闘面は大満足。
復活のルルーシュでも思ったけど、時間経ちすぎた続編に求めてるものはディティールよりお祭り感。そういう意味では大満足だった。
3Dで描かれるMSも全く違和感なくむしろ余計に迫力があった。
<ここからネタバレ>
アスラン強すぎ。メイリン有能すぎ。
カガアスメイ派なのでメイリンにもご褒美ください。
最初の仲間にもちょっと出番あってよかったけど、ディアッカ出すならミリアリアとの絡みも欲しかったけど、まったくないのがSEEDらしいといえばSEEDらしい。
アグネスは必要だったかなー。桑島キャラなんで毎回こんな目に。
シンルナはしかたないけど、まともな人選できんかったんかい。
シンも活躍合って良かった。ただ、ジャスティスに乗ってたから負けたってジャスティス可愛そ過ぎ。
敵方もラクスの固執してたけど、この世界なら別に後から生み出せたんじゃ。。。
そのへん冷静になるとツッコミどころがあるけど、多分後付外伝的な話で補完されるんだろう。
大量破壊兵器の引き金を軽々引きまくるのがCE世界だよなー。
結局今回の話は精神的にまってたキラの再度の決意表明であって、世界がまったくいい方向に行くように思えないのが最大のツッコミどころ。
タイトルなし(ネタバレ)
2時間ほぼほぼビームと(核)ミサイルにレクイエムが景気よく飛び交うバトル(キラVSアスランの殴り合い含む)に費やされるので満腹感は高い。令和は愚か平成でもソレはキツいだろ!と言いたくなる頭の悪いギャグと超・カッコいいMS戦闘(+BGM)が分単位で交互に連打される後半は、製作側も徹夜明けのテンションで作っているとしか思えない。ディスティニー分身しすぎ!とかバスターフリーダムビーム(仮)の発射許可を隣で出すのはインチキだろ!とか突っ込んでる暇もない。笑ったシーンは①真っ赤なズゴックで颯爽と助けにくるアスラン②「ジャスティスに載ってたせいで負けたんだ!」というシンの言い訳③自分をきれいに棚に上げてキラを諭すアスラン…だいたいアスラン絡み。主人公=キラ/ヒロイン=ラクスを完全に主軸にしているが、各キャラに見せ場は用意されているし、なかでもシンは子犬感のある全方位的可愛がられっぷりで、美味しい役どころ。前半では相変わらず判断の遅いマリュー艦長も後半は凄まじい薩摩型艦長ぶりを魅せてくれる。同窓会映画としてはほぼ完璧(敵が思想的にも議長の劣化コピーでショボいくらいで)な作りだっただけに、唐突に生えてきた早口福山潤(ほぼほぼ一番計略が上手くいってるときのルルーシュ)が一番の謎。
フリーダムとジャスティスが、、
ストーリーは、もっとシリアスにして欲しかったというモヤモヤが残るが、そうすると尺が足りず二部作とか三部作になりかねないから、あえてこうしたのだろうと思い込むとして。。
ストフリとインジャが、クルーゼのような敵ながらも魅力あるキャラにならまだしも、あんな下劣な敵キャラ共に被弾させられ、ストフリに至っては半壊させられたのは、どうも納得いかない。
あっちの方が機体の性能が高い上に、乗ってる奴らがコーディネーターを超越した能力を有しているからと言われれば、納得せざるを得ないが、いかんせん下劣キャラである事が気に食わないのだ。
まぁ、ストフリの新兵器に手も足も出せなかったがな。フハハハハ。
余談だが、元ドムトルーパー乗りの三人が、20代である事を今更知り、驚いた。
ヘルベルトは、どう見ても40代だろうが(笑)
こりゃしばらく映画館通いだな
今日公開初日見てきましたー。
13:20開始で13:30くらいに暗くなってCMやることなくすぐ本編始まりました。自分は配信で1期と2期みただけでそんなには詳しくないのでドキドキレビューです。映画自体は前評判通りというか宣伝の数がハンパなくやっておられたので前評判高い映画はあまり期待しないようにしてるのですが
思ってた以上にたくさんのMSがでてきて楽しかったです。ただ宇宙世紀のではなくseed版という見方はやはり必要になるでしょうねたくさんのMSのほかにも新規MSもあったのでこれはガンプラの商品棚が増えてしまうなとおもってしまいました。
おもしろかった、戦闘も多くおもしろかったけど戦闘描写がはやすぎて(特にビット?スーパードラグーン?)お互いのその兵器がどこに狙いをつけて狙って打ってたのかが爆煙もあり描写がよくわからない箇所がありました。←早すぎて涙)これもコーディネーターが成せる技なのでしょうが。。
この映画はキラ・ヤマトの物語であり
生まれてきた理由、生きてる理由、戦う理由、ラクスを好きで愛してる理由、様々な葛藤に1人で悩み苦しみ成長し、解決し成長していく姿がなんとも頼もしく感じました。
キラとラスク嬢は真の愛の1/3くらいまでは進んだってことになるんですかね?ドッキングは吹いてしまった!
アスラんがズゴック乗ってきたのはまぁネタなんだろうなというのはわかったけど2回めもやるとは思ってなく見事に不意をつかれました。。作り手の方たちは戦闘シーン多めで飽きないだろうとお思いかもしれないが、見る側は案外あくびが何回かでてしまいました。その原因はなんだろうと考えて見ました。種割れるだけが能力の限界だとするならばseedもこれが限界ということなんでしょう。つまり新しいMSがでてきたら新しい兵装・技・覚醒はつきものでそれを用意せずただ何が起きてるか見えない打ち合いをただたただ見せられても(まぁ要はそれが飽きたってことになってそれがあくびという結果につながってるんでしょう)理解なんかできるわけもなく..まぁ見てるぶんには笑いありで熱い展開ありで見応え十分ではないでしょうか
リデラードトラドールとアグネスキーベンラー卜は叫び声とかの周波数がきいてて不快でした。(声優さんの悪口ではありません、あくまで個人の感想です)
ガンダム映画は男友達や独身男性が多く見受けられましたが女性やカップルがきても映画を見に来るだけでも愛が深まるんじゃないかとそんな期待も感じずにはいられない作りとなっていて逆に家族で見に行くと恥ずかしい気持ちのなるかもしれません。これでseedの世界が平和になるとは思ってませんが一応の終結は迎えたみたいなのでキラ君に、キラ君自身の心の問題にも答えがでて良かったね、と伝えてあげたいとおもいます。シン君が一番の功労者(笑)初見じゃ理解できないところもあるかもしれん、こりゃしばらく映画館通いだな
ツッコミどころはあるけど面白かった
全体的にギャグ要素があったりツッコミどころは多かったけど見てよかったと思える映画でした。
セリフはGガンダムの石破ラブラブ天驚拳を見てるようで恥ずかしさを堪えましたが感動的なところも多かったです。
テレビシリーズではコピペが多かった艦隊戦は新装備も多く見所が多いです。最後はマクロスっぽかったですがラミアス艦長かっこいい!
モビルスーツ戦も後半は熱かったです。蒼穹のファフナーみたいな新装備もあって見所は多いです。
個人的にはテレビ2ndシリーズの全てに達観しているキラより人間臭くてよかったと感じました。
自由の為に
令和になった今も新作が作り続けられるガンダムシリーズ。
2000年代に於ける人気の決定付けと新たなファンと世代の獲得に成功したのが、2002年~2003年放送の『機動戦士ガンダムSEED』と2004年~2005年放送の続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と言えるだろう。
旧シリーズにオマージュしつつ、また新たなデザインのモビルスーツや迫力のバトルのみならず、まるで少女漫画のようなキラキラ瞳の美形キャラが織り成す人間ドラマと恋愛模様、シリアスで骨太なストーリーとテーマ…。リアルタイム放送ではないが、レンタルで見、宇宙世紀以外のシリーズでドハマりした一つ。
OPやEDを彩った曲も良かった。西川貴教が歌う『INVOKE インヴォーク』が一番人気だろうが、個人的には梶浦サウンド炸裂の『あんなに一緒だったのに』がお気に入り。
放送終了して約20年…。20年も経って、まさか新作劇場版が作られるとは…!
『00』や『水星の魔女』や『閃光のハサウェイ』に続く新作じゃなくて…?
公開するや否や、興行収入48・4億円。劇場版ガンダム最大のヒットに。衰えぬ『SEED』人気に驚いた。
かく言う私も観たかった。が、いつもながら地元の映画館では…。まだロングランヒットの中、Netflixでスピード配信!
ありがたや。
とは言え、最後に見てから10年以上経つ。TVシリーズを再見する時間はさすがに無いので、スペシャルエディション版くらいせめて見てから見ようと思ったのだが…、早く見たかったので見ちゃった。
細かい設定やストーリーとか忘れてる部分もあるけど、大丈夫かな…?
やっぱり昔、見てただけの事はあった。しっかり覚えていた点もあり、見ている内に思い出したり、忘れていた点はWikipediaで事前調べたりして、置いてきぼり状態にはならず。
久々の『SEED』世界へ、行きます!
まず、基本設定。
C.E.(コズミック・イラ)70年。従来の人類“ナチュラル”と遺伝子操作された新人類“コーディネイター”の対立が深まる中、“血のバレンタイン事件”を発端に戦争へ。
コロニーで平穏に暮らしていたコーディネイターの少年キラ・ヤマトは、ナチュラルの“地球連合軍”とコーディネイターの“ザフト軍”の争いに巻き込まれ、連合軍のモビルスーツに搭乗。戦火の中で、かつての親友でザフト軍に属するアスラン・ザラと再会し…。
戦争を知らぬ少年少女たちが戦争に巻き込まれ、モビルスーツに搭乗…はファーストを彷彿。と言うか、完全オマージュ。
対立する勢力で再会するかつての親友同士。その苦悩、葛藤。
ガンダムシリーズで最もと言っていいくらい、あっちでこっちで“恋愛事件”も勃発。見た人それぞれに推しキャラがいる。ちなみに私は美人艦長のマリューさん。
何が正しいのか、何の為に闘うのか。模索しながら、傷付きながらも、闘い続ける。各々の正義と平和と自由と愛の為に。
ガンダムシリーズの一番の人気はモビルスーツ(とガンプラ)だろうが、私はキャラやストーリーが好き。
SFアニメでありながら、戦争絶えぬ世界情勢を反映。リアルタイム放送時はイラク戦争だったろうが、今は…言うまでもない。
戦争に終わりはないのか…? 人々は対立し、憎しみ続けるのか…?
新たな争いがまた一つ…。
先の大戦で、プラント最高評議会議長デュランダルが掲げた“デスティニープラン”。全人類を遺伝子操作で平等化し、適性の職や生き方を与える。
そこに不平等や争いは無いが、人個人個人の自由意思もない。
それに抗ったキラたち。
闘い続ける事、そして自由を選んだ。
C.E.75年、反思想集団“ブルーコスモス”によるテロ活動が続く。
ラクス・クラインを初代総裁とする世界平和監視機構“コンパス”がその鎮静化に当たっていた。
そんな時、ユーラシア連邦から独立した“ファウンデーション王国”が共同作戦の提案。
コンパスはそれを受け入れたが…。
まだ子供の女王アウラ。若き宰相のオルフェ。親衛隊“ブラックナイツ”。只ならぬ雰囲気漂う…。
ラクスとオルフェは手が触れた瞬間、何かを感じ合う。キラの胸中は穏やかではないが、それを口に出す事は出来ず…。
コンパスとブラックナイツ合同によるブルーコスモス残党討伐。
その作戦中、キラは突如精神侵食に襲われ、協定違反の領域外を侵してしまう。
熱核ミサイルが発射され、ファウンデーション王国もコンパスも甚大な被害を。
ファウンデーションは報復を世界に宣言する…。
全てファウンデーションの陰謀。
真の目的は、デスティニープランの復活。コーディネイターを超える新人類“アコード”による全人類の支配。
対する勢力には、恐ろしい兵器“レクイエム”で殲滅。
熱核ミサイル着弾直前、ラクスはオルフェらと宇宙へ逃れたが、実際は囚われの身に。
ラクスを手中にするのも目的であった。アウラ女王の下、オルフェとラクスが新人類の“アダムとイヴ”に。その為に“創られた”。
キラはラクスが裏切ったと。
オルフェらの脅威、世界の命運、愛の行方…。
反逆勢力に貶められたコンパス。キラたちはどう対するのか…?
大ヒットし、待ち望んでいたファンからは歓喜と共に迎えられたが、人気作の宿命。賛否の声も目立つ。
世界観の崩壊、キャラに違和感、こんなの『SEED』じゃない…。確かにあの“ハレンチ妄想”にはドン引いたし、各キャラもこんな性格だったっけ…?
深い愛で結ばれているキラとラクス。イケメン宰相の割り込みで仲拗れるかな…?
しかし、それぞれ掲げる正義、単純に白黒付けられず。迫力のモビルスーツバトル、お馴染みのキャラたちの登場、作品を盛り上げる楽曲、友情、絆…。
愛も高らかに謳い上げる。キラとラクスの不変の愛はベタだけど、ラクスが終盤で言ったキラへの愛はストレートに響く。他のカップル、アスランとカガリ、マリューとムウらはほとんど描かれなかったのは残念だが…。
SEED節は健在。昔、夢中になって見てた興奮を思い出した。
掲げられた人類の未来。
全人類を遺伝子操作で平等化する事によって、格差も差別も偏見もない。争いもない。
未来永劫、人類は平等に平和に生きていけるかもしれない。
だがそこに、自由はあるのか…?
個人の自由。生きる自由。選択の自由。愛の自由。
その自由を求めて、人々は争い合う。憎しみ合う。
それは人類が繁栄し続ける限り、無くなる事は無いだろう。
人々が対立し、憎しみ合い、対立し合い、その果てに辿り着ける自由と平和。
その為に苦しんだ。多くの血が流された。それは一生癒えない。
その痛み、苦しみを身を持って覚えているからこそ、遂に掴んだ自由と平和が尊い。掲げられた平等と平和より。
先の大戦時のデスティニープラン。新たなデスティニープラン。
理想的ではあるが、恐ろしい事でもある。人が自由を失い、選別される。
やってる事はナチスと変わらない。歴史上の大義名分の戦争理由の繰り返し。
人は愚かにも同じ過ちを繰り返す。
時にそれが正しいとされ、抗う事が咎められる。
それでも人は抗い続けるのだ。
未来の為に。平和の為に。愛の為に。自由の為に。
愛の物語
しっかりとSEEDだった。
キラがデスティニーの時よりも少し子供っぽく見えた。
かなり愛に重きを置いた作品。
音楽の入れ方は流石だった。
自作自演で国滅ぼすのは中々...
作画危い...
ズレたレビューには気を付けて
レビューを見回したところ、特に低い評価をしている方々の指摘が、非常に表面的な批判でしかなく、ガンダムSEEDに対するミスリードさえ含むと感じたので、仕方なく投稿します。
不満を訴える指摘は様々ですが、私が見たところ、それらは全て「演出面」についてです。
例えば、エロやギャグはいらないとか、設定が唐突で説明なくご都合主義っぽいとか、起承転結ガーとか。
その指摘自体は間違っていないと思います。しかし演出面のみで作品価値が判断されるというのは、映画として整っているか、綺麗かどうかという話に過ぎません。作品の「中身」というものは、演出面の善し悪しとは別に存在するものではないでしょうか。
実は……というか、ガンダム作品をよく知っている人にとっては、ことガンダムにとって重要なのは、アニメーション劇としての完成度以上に「メッセージ性」です。完成度の高い劇を観たいなら別の素晴らしい映画を観ればいいし、小説なりを読めばいい……というと語弊があるので正確に言いますと「ならわざわざガンダムを観なくてもよかったかもね」という感じです。
これは暴論のようですが、世の中には楽しませることが目的の作品と、何かを訴えることが目的の作品があります。ガンダムについていえば、広く公共に発表するものとして、社会的な意味を持つ作品づくりというのが、ガンダム全体にいえるテーマでもあります。勿論、娯楽作品としての側面はありますが、それはあくまで玩具を売るためのクライアント命令であって、わざわざアニメーション作品として世に出すことの本質ではありません。
そんなものガンダムに求めてないよ、楽しめればいいよ、という感覚を持って、実際に楽しんで頂いた方まで否定はしにくいですが、ガンダムが娯楽やガンプラを売るためだけに、戦争とか、核というキーワードをわざわざ持ち出している訳ではないのです。
中身を無視して、外見の演出の不出来を理由に作品価値を下げているレビューは、ガンダム作品における本質が解釈できていない意見ばかりです。作品の解釈が出来ないまま、ズレた評価をしている方が意外に多く、いわゆる、映画というものを数多く観ている人の読解力や洞察力はこの程度なのか?と不思議な次第です。
ではガンダムにおける「メッセージ性」とは何でしょう。
ガンダムにおいて長らく語られるテーマは「人がいかにして、ずっとこの世界に存在できるか」です。君は生き延びることが出来るか……というやつです。
戦争はその一部の要素でしかなく、実はテーマではありません。玩具を売るため、ロボットを活躍させるために適した状況が戦争だったに過ぎません。
戦争の記録……ガンダムは戦記物として分類されますが、戦記とは過去の記録という性格が強く、過去は学ぶべきものではあるけれど、未来を構成する要素にはなりにくいのです。そのためガンダムは別個で未来的な問題を取り扱い、テーマとしています。
ではガンダムSEEDのテーマとは?
その点についてガンダムSEEDは、遺伝子調整技術による人間の能力向上が、ヒトの革新に繋がるのではないか……と仮説を立て、その仮説が立証できるのか、あるいは棄却出来るのかということを、ストーリーを通して検証しています。さらに我々視聴者にも未来的な問題について議論を投げています。
こういった前提を踏まえると、作品を読み取る上での「洞察」が生まれます。
1作目のSEEDではあまり議論は深まりませんが、クルーゼという男の主張は、人が欲深く、愚かである事を指摘し、遺伝子技術も人の愚かさの1つとして議論のテーブルに上げます。
2作目のDestinyではデュランダルという男が、デスティニープランと名付けた社会構想を呈示することで議論を表面化させます。そして戦いの中で主人公らの意見とは対立します。
しかし残念ながら、2作目のDestinyは演出面の問題もあり、結果的には視聴者に伝わりにくい形で終了したようです。SEEDは良かったけどDestinyは苦手……という方の理由はこの辺にあると感じます。たしかに演出は大事……
なので3作目にあたる今回の映画では、既に議論されたはずのデスティニープランを再び呈示して、キラ達が撃ち破るという流れを「より分かりやすく」観せた作品になっています。18年も経って再呈示されたのは、作り手側の至らなさでもあり、我々視聴者の理解力の無さでもあると思います。
今回のテーマは「愛」だ、という意見は多いです。
では、なぜ愛なのか。
ラクスは、人が能力によって評価され、生き方を決定づけられるデスティニープランへの反論として、愛を語ります。
それは愛というものが、生まれ持っての遺伝子や能力で決められることの無いものであり、生まれた後の人生の中で必然性なく生じる一人一人の自由意志だからです。
しかしデスティニープランは効率的な社会の実現のため、生まれた後の自由意志を縛る可能性があります。事実アコードの中にも一人、愛という自由意志を押し殺した人物が描かれています。
愛、というのはあくまでラクスなりの表現であり、それは人によって「努力」でもいいでしょう。言葉は異なっていても、解釈としては同じです。
なので今回のテーマは「能力(しかも先天性の)や必然性のみが求められる世界が人を幸せにするのか?そのような世界で人は革新し、争いを無くせるのか?」ということで、それに対するメッセージは映画の中に描かれています。
その答えはラクスの言葉でいうと愛なのでしょう。
ではあなたにとっては何ですか?と問いかけられているつもりで、観てほしい作品です。
デスティニープランや、能力主義の行き着く先もちゃんと示されています。アコードと呼ばれる彼らは目的の為に自国の国民を犠牲にすることを「必要なもの」として何とも思わない人種でした。
それは自らが弱肉強食の勝者であるために、勝者の理論と覇権闘争の方法論しか身に付けなかった我々現実の国の指導者と何ら変わらない衝動を有しています。
そんな彼らの作る世界が今とは違う良い未来であるはずがないと、私は観て思いました。
面白かったよ。いや面白かったんだけど…
ガンダムは水星とハサウェイ、SEEDは公式の総集編動画2本見ただけのにわかになります。
ガンダムの映画だけあって面白かったんですよ。いや面白かったんだけど…って言うのが正直な感想です。
ここからは良かった点です。
挿入歌の「ミーティア」のかかりかたはむちゃくちゃ良かったです。最高のタイミングでかかり、さらに場面を盛り上げてきましたね。
SEED(覚醒)演出はTV版から変えすぎずにグレードアップさせた感じがして好きでした。
キャラもよかったですね。
敵でいうと、アウラとモブのブラックナイトスコードの清々しいまでのザ悪役っぷりはいいですね。逆にオルフェとシュラには彼らなりの信念を感じましたし、その信念に比例して強さも強者感もある。描写や行動を見てて、少なくとも今作の敵のなかでは魅力ある悪役だと思いました。あとイングリットは見ててホントに可哀想でした。好きな人が一切こっちを見てくれず、ミスしたら殴られてアウラからも汚物を見るような目で見られて。最後オルフェと少しいい感じになって死んでしまいましたが、彼女にとってはある意味その瞬間だけは少し幸せだったのかも。必ず来世で報われてほしい。
ギーペンラートさんの性格もいいっすね。プライドの権化。そのくせキラに嫌われると不安定になって泣き出す。気になってたシュラにすがり付き、そのままシュラたちに寝返る。そして最後は見下してたやつにボコされる。素晴らしい。見てる分には最高にオモロイ(現実でこんなやついたら即避けるけど)。
味方キャラもそれぞれちゃんと見せ場があってよかったです。特にアスラン。序盤はファウンデーションについて調べて別行動してましたが、その後ブラックナイトスコードにはめられたキラのピンチに颯爽と到着して助けるとかかっこよすぎだろ!最終決戦でもキラのピンチに颯爽と登場(二回目)してキラをかばい、真の姿を解放して相手の1人(シュラ)を引き受けるとかもうかっこよすぎるんよ。しかも精神的にボロボロのキラを奮起させるとかもうどんだけ頼れる相棒なんだよ!
アスランかっこよすぎるだろ(二回目)!
あとシンのデスティニーへの信頼とデスティニーでの無双も最高でした!
展開も良かった。
オルフェのラクス催眠NTR、それを見て苦しむキラとイングリット。そこで追い討ちをかけるオルフェさん。そして罠にはまるキラとコンパス御一行。ファウンデーションの非道ぶり炸裂。だけどアスランのお陰で生き延びたキラたち御一行は奮起。仲間の協力を得て反撃開始していき、囚われていたラクスを助けて最終決戦。王道ストーリーでやっぱり盛り上がるし、各キャラの活躍シーンもちゃんと組み込まれていて、お祭り映画としては素晴らしいと思う。
ここからは僕の評価が下がった理由について述べます。
TVシリーズを見てないせいかどうしても絵柄が古くて僕は合わなかったです。
最終決戦のモビルスーツでのバトルも盛り上がりはするんですが正直分かりづらくて、なにやってるか分からんところは結構ありました。
あと見てると徐々に慣れてくるとはいえどうしても気になる女性キャラの唇。
ここからは批評ではないのですが、かなりぶっ飛んだ展開の連続でつっこみどころ満載だった終盤戦について少し書かせてください。僕は結構(心の中で)つっこみながら楽しんで見れましたが、そこを受け入れられるかどうかで結構評価は変わりそうだと思いました。
以下、個人的なつっこみポイントです。
1:シン対モブラックナイトスコードにて
モブラックナイトスコード4人「闇に堕ちろシン・アスカ!(ここで催眠使ったかあ)」→金髪の少女(イメージ)登場(一瞬カガリと間違えたけどステラだったか)「シンは私が守る!(おお!)」→金髪少女がなんか怪物になる(ファ?!)
私が守る!までは分かったけど、怪物になったのはなんでや!(見てすぐは結構困惑した)
2:ズゴックの中からジャスティス登場(ホンマに中から出てきたよジャスティス。どこにそんなスペースあるんだよ)
3:ラクス
あのスーツはなんだよ!もはやダリフラじゃねえかよ!(結構あれはあれでよき)そしてなんで最初マイティーストライクフリーダムの肩に立ってんだよ危ないだろ!
4:キラとラクス
最後なにロマンティクスしてんだよ!
5:アスランのジャスティス
最後の頭からの攻撃はなんだよ!あれもうウルトラマンガイアのフォトンエッジじゃねーかよ!
SEEDが好きで楽しみにしていました
映画化すると聞いて、すごく楽しみにしていました。
機体が沢山出てきて迫力あり、西川さんとの歌も相まって良かったのですが…(機体の区別がつかないのは自分の認識不足なのでそこはおいておきます)キラがヘタレに戻っているのは良しとしても、あまりにもラクスが特別扱いされているのに違和感を覚えてしまいました。既に歌姫として特別な存在だったのに、更に人ではなく神に持って行く展開でしょうか…
極めつけは戦闘中に攻撃を受けている機体の上に生身で立っていて…この人なにやってるの?感が拭えませんでした。
ラクスを嫌いと思ったことはありませんでしたが、上記の事やパイロットスーツにかなりミーア感が出ていて…少し嫌いになってしまいました。あんなに体の線が出るスーツに宇宙での性能が疑問視されますし、ラクスはセクシー路線で行かないでほしかったと思います。
あと、敵として登場する新キャラは、相変わらず全員死んでしまい…生きて手を取ることは出来なかったのかな…と思いました。
全体的に、今まで二人の関係はどんな感じなのかな?というのがぼんやりしていたキララクスの関係にフォーカスを当てた恋愛ドラマでした。
不完全だから愛おしい。
天然の少女から大人の女性に成長したラクスのお話。
アスカガが健在なのが分かってそれは嬉しく思いましたが、アスカガももう少し見たかったです。
そして、シンがあまり好きではなかったけれど、隊長(キラ)を慕う姿やルナマリアとのやりとり等色々可愛かったです。シンの好感度は高まりました。
色々書きましたし、違和感を感じる部分もありますが、それでも映画化されて嬉しいですし、見てよかったです。
個人的に、ファウンデーションの事をもう少し掘り下げて見たかったし、オルフェに生きていて貰いたかったなと思いました!
懐かしさと感動の嵐
ようやく見ることが出来ました!
何度も見返したこの作品の続編が見られるなんて、夢のような時間でした。
過去の主要キャラがふんだんに出て来て、懐かしいセリフや機体など、往年のファンにとってはたまらない作品ではないでしょうか?
冒頭の西川さんの歌から始まり、過去の作品で歌っていた人達の今作品での歌も見どころの一つです。
でも、何と言ってもミーティアは涙がこぼれそうになる程でした。
是非、劇場で楽しんでほしい作品です。
デスティニーが活躍します
ストーリーの主軸はキラだけど、戦闘シーンでの活躍は圧倒的にシンとデスティニー。これがDESTINYで見たかったやつ。敵も驚いていたけど、こっちも驚いたよ。何だその動きは。
マジでMeteorバックにデスティニーが無双するシーンは主人公の風格を感じた。
あと、家族をコロされて、1度は自ら滅ぼそうとした故郷のオーブを今度はシンが守ったときは普通に泣くかと思った。よかったね。
相変わらず世界情勢の問題はぶん投げ状態だけど、SEED、DESTINYから続いてたキラ・ヤマトの問題は解決してひと区切りついたんだろうなって感じでした。
DESTINYで「本当に恋愛感情ある?傷の舐めあいじゃない?」って心配になったキラとラクス、シンとルナマリアも「お前そんなに好きだったんか…」ってなって安心した。アスラン女性関係問題も結論出た感じ。ハウメアの護り石ちゃんと持ってたね。
イザークはかつて「逃げ出した腰抜け兵が」って言っていたとは思えない発言をする。大人になったね。
ストライクに脳焼かれた人間としては、マジでインパルス、デスティニーの活躍が嬉しかった。そして、第1期GAT-Xシリーズ好きな人はマジで映画観て。あの機体たちが出てるし、あの機体の頭部はまだオーブの海岸で回収されずに転がってる。ブリッツは2回も斬られる。
最新の戦艦で懐かしのあの戦術が観られる。滅茶苦茶敵に効いてる。あの人本当に優秀だったんだな。
あの伝説の操舵手もさらに凄いことになってる。最早モビルアーマーなんじゃないかって動きをしてる。不可能を可能にする人も、なんかもうビーム兵器の射線上に出ることに躊躇いがなくなったよね。まぁこっちも大丈夫だろって感じで見られる。
勿論うーんってとこもいっぱいある。
新機体はどれもイマイチだったし、デスティニーと戦った敵4人の掘り下げ微妙だし、具体的にこれからどうなるんだ?ってとこはいっぱいだし、まぁツッコミどころも多い。
でも、辛い現実社会を生きてるババァにとってはこれくらい明るくて、なんでやねんって感じのお祭り映画の方が笑って観られて調度いいかな。
再びこのキャラをこの声優で見れる嬉しさ
総合して娯楽映画として面白く見ることができました。
機体の演出などもファンの気持ちをわかっている思うし、本編のオマージュもたくさんありゾクゾクもしました。
ただ、違和感を覚える部分も多くあります。。
特にギャグの要素で乗り越える部分とかは本当に残念。なんであんなことになってしまったのか、、、
しかもカガリが出撃する必要性とは、、、?
1つのおまけエピソードとして捉えれば、十分楽しめたから、キャラが集結しただけで良しとします!
そういえば、歳なのか保志総一朗、声変わってしまった気がします。。残念
好きなキャラが活躍してるのを楽しめるかどうか
アスランとムウとイザークとディアッカの活躍が見れてよかった。
もう少しイザークとディアッカの活躍があればなお良かったが…。
SEEDの話しによく出る資格や愛だという話しを受けつけられるかどうかで
この作品の評価は変わると思う。
20年待ったということを考えると、もう少し評価を下げてもいいが、ようやく出してくれたとも言えるのでこの評価で。
ほぼ初心者目線でも面白い。けど評価は別れそう
ガンダムSEEDとSEEDDestinyは当時アニメを見ていました。でも元々ガンダムオタクとかでは無いので話はほとんど忘れてしまって、キャラクターすら主要人物しか覚えてない、どんな話だったかも全然覚えてない(ザフトとオーブが…いたな…くらいの)状態ですが、気になって映画の方見てきました。
面白いと思います。自分のような殆ど忘れた人間でも楽しく見れました。でも完全初見且つガンダムに1ミリも興味無い様な人では流石に厳しいかもしれません。自分も見ているうちに少しずつ思い出したからこそ楽しめた部分もありました。
映画としての起承転結がしっかりしていて、テーマである「愛」がキーポイントとなってハッピーエンドです。分かりやすくて良かった。
序盤から戦闘シーンと西川貴教の曲でテンションあがります。中盤まではラブコメ的なシーンや精神干渉?のシーンは笑いそうになりすぎてヤバかった。
そこからキラが大変な目にあい、陣営は壊滅。この辺やられっぱなしなのできつい。しかしそこから作戦練って、後半はずっと戦闘戦闘戦闘です。カタルシスが凄いんですが、そこでもちょいちょい笑えるシーンがあってなんだこれは?となる人がいるのもわかります。個人的にはその辺含めて面白かった。
映画オリジナルキャラもみんな個性強すぎて良かったです。敵となるファウンデーションの人達があからさまな悪党ばっかで面白い。
お祭り映画というかファンサ映画な感じがして、エンタメに振り切っていると思います。だからこそ楽しいと感じた人も多くいる一方、アニメの重い展開が好きな人ははあ?という人もいるでしょう。
見応えのあるMSや戦闘シーン、流れるミーティアだけでも価値はあると思います。
あとただ、ひとつ。ラクスのぴちぴちパイスーや揺れる胸部の描写は、もう令和には合わないと思います。20年前ならよくても、今はもうああいうのは要らないかな……とだけ。
とても面白い要素がたくさんある一方、肝心のメインテーマが…
とても面白い(笑える)要素
・Destinyで敵側だったシン、ルナが味方として活躍し歓喜
・細部にわたる映像美、美麗な新曲、往年の名曲
・前半ためて、後半に戦闘で無双し爽快
・Destiny終了時の生存キャラ(一部死亡キャラも回想として)がほぼ全て出演の同窓会
・カガリの声優変わったと知ってないとわからないほど前任者と似ているw
・ズゴックアスランw
・ステラの扱いw
・レクイエムの直撃すら反射するアカツキ最強w
一方、肝心のこの映画におけるメインテーマの展開が微妙だった。
前半は戦争がテーマなのに、後半は愛にすり替わっていき、どちらに対しても中途半端だったと思う。戦争のない世界については後半になると全く触れず結論を示せてないし、愛については「まぁそりゃそうでしょ」っていう感想しか持てない当然のことを言っているにすぎなかった。前者については、戦争が続く現実社会でも全く答えが見えない問題であり軽々しく結論など示せないのであろうが、それでもなんらかの方向性を最後に示して欲しかった。ということで、メインテーマに関する中途半端さでマイナス1.5とし、3.5にします。
ただ、上でも述べたとおりその他は、とても面白いので往年のファンは間違いなく映画館に足を運ぶべき作品だと思います!
福田監督の信者としては星5
私はサイバーフミュラからの福田監督のファンです。
乗機がぶっ壊れ破片をまき散らしながら、超スピードの中超絶テクニックと魂で戦うメカアクションの演出において世界一だと思っています。
富士見サーキットのSアスラーダ換装からの最後のコーナの戦いとか
OVAのライバルとぶつかりあってもつれあいながらチェッカーフラッグを受けたりとか
SEEDディスティニーで型落ちのストライクガンダムでボコボコにされた後ストライクフリーダムに乗り換えて無双したりとかですね。
そこに関しては孤高の天才のサイバーフォーミュラの主人公、風見ハヤトや
コーディネーターキラ・ヤマトと監督が重なる部分があります。
機動戦士ガンダムのファンでもありますが、
ガンダムSEEDシリーズはどちらかというとサイバーフォーミュラという一大ブランドを作った監督がガンダムシリーズという他人の作ったブランドで他人の作品のリメイクを商品として作らされているイメージが強いです。
仮面の男シャア=アズナブルという道化、客寄せパンダをやっている富野由幸監督。
そのさらに代役をやらされているラウ・ル・クルーゼ=黒福田監督。
それに対して自分の自由に作品を作らせてくれ!と抗うキラ・ヤマト。
ちゃんと売ったんだから次は好きに作らせてくれ!と正義の履行を求めるアスラン・ザラ。
上(企業)が自分を評価してくれると思ってガンダムファンの勘所を研究してやっつけた(商品として成功した)と思ったらただ利用されていたシン・アスカ。=白福田監督。
機動戦士ガンダムそのものを
愚民=ガンダムファン
地球連邦=サンライズ
富野監督=シャア・アズナブルと考えると
非常に良くガンダムを分解して再構成していると思っています。
(個人的にアムロ=星山博之で
富野シャアと星山アムロが邂逅して協力しあったのが
∀ガンダムだと思っています。別の話ですが)
戦いが終わらない(戦争モノのシリーズが続く)のはロボットでガンガン壊しあうのを見るのが大好きな幼く残虐な視聴者の欲望が源泉でありそれを金に換えて儲かる会社がいて、それで延々殺し合うわけですね。それでやりたくもない(?)殺し合いの前線で指揮するのがアニメ監督。
そういった意味でSEEDシリーズを作らされている限り福田監督はガンダムブランドというディスティニー計画から抜け出せないという皮肉な状況が永遠に続くという印象です。
ただ、富野ガンダムの模倣という視聴者サービスに私はあまり興味がなく戦闘シーンの空飛んで大仰に武器を振りかぶって溜めて攻撃バンクにも食傷気味でどちらかといえば女性の生き生きとしたというか生々しい描写がSEEDシリーズでは好きなところでした。
つまり、福田監督と脚本を手掛けていらした奥様両澤 千晶さんとのタッグは女性の描き方
という一点において機動戦士ガンダムに時々優っているというのがこれまでのガンダムSEEDの私の感想です。
前振り長いですね。
で、ここからが本作についてですが。
前半はつらかったです。
自分が好きだった女性の描き方、というのは当然脚本から消えてなんだかどこかで聞いたような強い単語であまり残らない台詞のやり取りがかなり続いてなんだか気が遠くなっていたので前半の下りはこれまでのサイバーフォーミュラは・・・という振り返りを思わず脳内で再生していました。(サイバーフォーミュラも本編のほとんどは今では子供向けのテンプレートみたいなものですが)
政治劇見たいなら銀河英雄伝説かザ・ホワイトハウス見るし
愛が見たいならヴァイオレット・エヴァーガデン見たほうがいいのでは?
その後キラが脳内ハッキングされて戦闘に移行してからは流石に豪華で楽しめました。
それで☆3.5 本編の感想三行
ただ、なんというか白々しい(失礼)セリフの中や芝居の中で例え目を無くしても声を失ってもラクスを愛している。
というようなセリフに関しては両澤 千晶という存在を考えれば
ガンダムSEED、というか両者の携わった作品シリーズから時間が経ってこういったお話を描くなら、単なるサービスではなくポジティブな感情をかかわった人や視聴者に対して持っていると考えてもいいのかなと思えます。
自分から作り始めたものじゃないけど、でも間違いなく自分たちが作ったし自分達じゃないと作れなかったよね、と。
当然ですがここに書いたのはすべて妄想で自分の見方が正しい、という話ではありません。
最後にルナマリアはシンのいいところくらいは言ってあげたらよいんじゃないでしょうか。
自分の感情に正直なところとか、直線の速度は一番なところとか。
相手の子は憤死するかもしれませんが・・・。
凄く評価するのが難しい作品
何年も待ち続けたSEED世界の完結か、と思って観ると何の解決にもなっていない0点の作品。
ただ単純にガンダムSEEDのファンとして楽しむお祭り映画と考えたら100点の作品。
観た直後だとまだ気持ちの整理ができていないのか、もしかしたらもう1回くらい観て追記するかも。
とりあえず桑島さん生きてて良かったね。
これで完結?
内容的にデスティニーの続編ですが、相変わらずめちゃくちゃ人が死ぬ。本当に一般人が死ぬ。このままいったら地球が壊れるくらいめちゃくちゃやってる。
世界は一向に平和にならないのに、個人レベルで愛がどうのとひたすら言ってた。キラとラクスの絆は深まったんで良かったね、という感じ。あくまで個人レベルで。
悪くないんだけど、20年待った甲斐がこれかぁ…ていう感は否めない。
個人的にはアスラン推しなんだけど前半全然出てこないし。後半インパクト強すぎたけど(笑)
戦争終わったらモビルスーツいらないからアニメとして成り立たないんだろうけど、外交による平和も大事よね。今度こそ平和な世の中を作るべく、アスラン視点で続編作ってくれないかなぁ。
結論としてマリュー・ラミアスがひたすら格好いい映画でした。
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