機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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スーパーらぶラブSEED大戦FxPlus
SEEDシリーズに無かったもの、それは愛でした。
ルナマリアとシンの中の人も結婚してるしね。
愛が語られたことでピースがハマったような作品。
でも10年くらい前にやって欲しかったような残念さはある。
最後の戦闘はニャニャのオンパレードでSEED好きにはたまりませんが、やり過ぎ感はある。
特にファウンデーションの奴らの使う精神攻撃に対してのアスランの回答には笑ってしまったのと、シンにはステラという特級呪霊が出て来たのはギャグでしかないわ(笑)
SEED愛に溢れたファン向けの作品。
ガノタは絶対観るな(笑)と言っておきます。
数回観て発見しましたが、ムウさんのファンがミレニアムのブリッジにいる模様。
レクイエムをヤタノカガミで弾いた時に黄色い歓声が。
私はSEED大好きだし、この完結編?も大好きです。
明日また観に行きます(笑)
オタクは、喜びました。
ふわっとした感想ですが、一応ネタバレありで。
今までオタクを喜ばせる展開に思わずニヤついてしまったり、涙ぐむことはありはしても、今回の映画のようにそれによって号泣することはありませんでした。この作品はそのくらい怒涛のラッシュで私を喜ばしてくれました
とっても泣ける良いストーリーかというと、そうではないとは思いますが、これまでの作品の流れを上手に受け継ぎつつ、よくここまでの演出、展開を盛り込んだなという感じです。
この作品の評価の軸をどこに置くかで、評価はわかれるかもしれません。そして、違った評価の人同士が分かり合うのも、難しいかもしれません。それでもこの作品は、私にとってはとても素晴らしいものだった。これは変わりようもない事実です。
私はこの作品を、愛しています。
素晴らしい作品を、ありがとうございました。
欲しかったSEEDが全部あった
映画の前半部分は視聴者にストレス溜めるための前座です。
この映画の楽しいのは後半から、前半溜めた分後半のカタルシスが凄いです。
基本的にはキャラに絞って見る感じになります。
まずキラ
デスティニーだと自我をあまり出さずにらしくないな、と思っていましたがこの映画では弱音を吐いたりアスランと殴り合ったり、そしてラクス相手にしっかりと愛を伝えて、伝えられて
最後の新装備とラクスをエンゲージするまでは苦戦続き
ライジングフリーダム乗ってたら精神攻撃食らって暴走から敗北
ストライクフリーダムでも相手のボス機相手に常に劣勢
ただ新装備を装着してミーティアが流れてからはラクスとの二人の共同作業で心身ともに強いキラヤマトが見れます。
一番大事な恋人と一緒に平和を作ろうと決意して、友人達に頼ることを覚えて
ある意味今回コーディネイターより上位種の連中が出てきたことで、最高のコーディネイターであるという『呪い』みたいなものがちょっと薄くなったのかもしれません。
次にシン
序盤はイモータルジャスティスに乗っていいところが無い
キラにも頼ってほしいのに頼られずに悶々としてます、ただルナマリアとの仲は良いのと会食の場で飯食いまくっててなんかほほえましい
中盤の戦闘でも敵のブラックナイツに普通に負けて落とされます。
脱出してヒルダ姉さんに助けられて脱出中に乳を揉むラッキースケベ
終盤で搭乗するのは待ってたよ、ほんと待ってた デスティニーガンダム
また暗黒国家のオーブさんは回収して修理してました。この国家条約を守る気が無いのか、条約守らなくていいシチュになったときに備えてるのか どっちみちやべー国
デスティニー用意されてた時のシンの顔と、キラによろしくと頼まれた時のシンの顔が本当に嬉しそうで、俺もうれしいよ。
出撃音楽は『出撃!インパルス』 シンのデスティニーとルナマリアのシルエット全部射出したインパルスが同時出撃 テンション上がります。
20年くらい前はあまり役に立たなかった名無し砲で戦艦を次々落として大暴れ
ちなみに今回の敵は相手の心を読む能力を持ってるようで、中盤まではそれ+高い能力で味方サイドを苦しめます。
敵はわかりやすくイキってくれてシン相手に「学習能力がないのか?」みたいな感じでデスティニーを舐めてかかりますが、シンまさかの本能にまかせて動いてて動きが読めない。
ここから常にシンが相手を圧倒していきます。
敵は4人で精神干渉をして相手のメンタルにダメージを与える予告でもやってた『闇に堕ちろ!』みたいなことをシン相手にも慣行します。
中盤はこのメンタル攻撃がキラに効いていろいろ苦労しました。
ただシン相手にこれをやったらステラの亡霊(最初全裸で化け物に変化)が出てきてシンに全く通らない。「シンはステラが守る!」怖すぎるステラ……
シンはPTSDみたいな状態でずっと過ごしてて毎日悪夢見てるんで、たぶんいつもの夢かな くらいの感覚だったんでしょうかね。
オノゴロの海岸で精神壊されて、祖国に一旦売られて、ロドニアのラボを見て、レイの親友をやってた男です。
「こいつ!闇が深すぎる!」 精神攻撃が効かなかった敵のリアクションが本当に笑えた。
お前らが前半侮ってたその男はな、次々大事なものを失っても戦うことをやめられない、そしてやめない強い男なんだよ。
『覚醒・シンアスカ』が流れてからミーティアに繋がる流れで無双開始。
敵も分身攻撃をしますが、デスティニーの分身はそれをさらに上回る分身攻撃で対抗
ブラックコードナイツをほぼ一人で全滅させます(一応一人の撃墜はヒルダ)
20年くらい前には見れなかった、心身ともに充実した強いデスティニーが見れて満足です。
正直ここだけのために見に行っても良いくらいシンが活躍しててよかった。
戦闘中にルナマリアにデュートリオンビームでエネルギー補充します、そんな機能いつ搭載した?エリカシモンズがまた魔改造ですかね?
どう見てもデュートリオンセックスです本当にありがとうございました。
最後は2人でケーキ入刀のごとくレクイエムを破壊
シンが最後にオーブを守るのはリアルタイムで見ていた視聴者にはいろいろと来るものがあります。
最後にアスラン・ザラ
今回は2時間しかないので迷ったり裏切ったりする暇もなく常に強いアスランが見れます。
前半味方が苦戦するんですが、アスランほとんど出てないなー って視聴者ずっと思ってます。
アークエンジェルが撃墜されて、キラのライジングフリーダムも落とされて
絶体絶命の状況でこの男が全ての流れを変えます。
乗ってる機体はまさかのズゴック 赤いズゴック 乱入して相手のシュラとかいう近衛隊長相手(キラをほぼ撃墜している)に「やるな!」の一言でほぼ互角の戦い
相変わらず迷ってないとCE最強の男です。
アスランの活躍でAAのクルーもみんな無事でキラも生還
この映画の敵側の敗因ここです、裏側で暗躍するアスランが裏側から盤面全部ひっくり返しました。
中盤はメンタルがやられて自暴自棄になりかけたキラに友人の立場から説教&リアルファイト
二人の殴り合いはたしか初ですけどアスランは一発も貰わず一方的にキラを殴りながら説教します。たぶん10発くらい殴ってる
ついでに乱入して止めようとしてくるシンにもいいパンチ2発くらいぶち込んでます。
この男白兵戦も強すぎる。説教しながら圧倒的な能力で勝っててほんと面白い
終盤はまずアルテミス要塞に囚われてるラクス救出のためにストフリで出撃
アスラン、CEでもっともフリーダムな男がついにフリーダム系統に搭乗
難なく敵をひきつけつつドラグーンも普通に使ってて流石に笑う。
最終局面ではまたキラのピンチに駆けつけて相手の攻撃からキラを庇います。
この流れで外部装甲のズゴックが壊れて中からジャスティスが出てきます。
親衛隊長のシュラさんはアスランの心を読んで戦いを有利にしようとしますが
アスランはえっちなカガリの裸&キス顔を妄想してその妄想を相手に送り込みます。
もう一回言いますけど、相手の読心攻撃にえっちな妄想で対抗します。
ただでさえ白兵戦とMS戦最強なのに精神攻撃まで覚えてこの男スキがないです。
えっちな妄想を叩きつけつつジャスティス自体は遠隔操作でカガリが動かしててそれを悟った相手は「卑怯な!」みたいに激高します。
最後はアスランが種割れして自力で新装備の頭サーベルでフィニッシュ。
この映画のアスラン強いとこと面白いところしかない 令和になってアップデートされててより厄介になってる。
でも視聴者はみんな知ってます、彼は善人なんです 厄介なだけなんです。
結局この世界、アスランを敵に回すと勝てないんですね。
敵の新組織はアスランを軽視してたからかアスランを自由にしてたからか崩壊しました。
皆さんもCEにいったらまずアスランを味方に付けるか始末するか考えましょう。
たぶん議長の二の舞です。
その他にもイザークとディアッカがデュエルとバスターの後継機に乗ったりミーティア使ったり。
アカツキに乗ったムウがレクイエムはじき返して不可能を可能にしたり
相変わらず居酒屋でビール頼むような感覚で核ミサイルやレクイエム撃ったり
オーブ軍が相変わらず『絶対に当ててはいけない24時』してたり
サービス満載でいろいろと楽しめました。
コズミックイラの最低なところとSEEDの良い所を凝縮して詰め込んだ映画で、あの時代にリアルタイムで見た人たちはたぶん満足できるんじゃないでしょうか。
見ながらたくさん笑いつつ涙も流しつつで情緒がおかしくなってすぐに二回目のチケット買いました。
今回の敵は前半でわかりやすくイキってくれて後半わかりやすくボコボコにされてくれて良かったです。
とはいえ敵としてそこそこ強かったんで味方サイドの戦闘も映えました。
とはいえ思うことは一つ
コズミックイラのコーディネーターとナチュラルの問題、これ全然解決してないですよね?
今回もレクイエムでユーラシア連邦の首都消滅させたのはコーディネーターって捉えられてもおかしくないわけだし。
キラとラクスの関係は進展したし、キラはデスティニー終了時よりも良い感じのメンタルになったとは思います。
ただコズミック・イラが火薬庫なのは変わらないので、今後のコンテンツ展開にもちょっと期待したいところです。
シンへ。20年経ってもガキだったね。でもそれがいい
評価が低い人もいますが、普通に面白いですよ!
SEED好きなら絶対見た方がいいです
他人の評価なんて気にしないで、とりあえず、映画館へlet's goです!
笑えて、ちょっとだけ考えさせられ、何よりみんなかっこよくて興奮しました
もちろん、は???笑
と思う箇所はたくさんありますが、純粋にアニメとして見てほしいです
作画がーとか
戦争がーーとか
カガリの声や、最後の海辺のシーンなど
ツッコミどころは満載でしたが、見に行って良かったです!
作画が良くて、グロとかエロがないと人気が出ない世の中ですが、久しぶりにアニメっぽくていいなと感じました
内容についてですが、内容は愛についての物語だと思います
あの頃見たら、なにこれ?と、思ったかもしれませんが、子どもだった私が子どもを産んで、分かります
愛はありますよ
愛があれば頑張れますし、愛は何よりも強いんです
キャラに関してですが、子どもだった頃は
シンはガキすぎて無理!
アスランはなんでそんなにモテるの?
と思ってましたが、大人になってシンって可愛いやつだったんだなw
アスランそりゃモテる訳だ、、、
と理解しました笑
正直、真面目な人で、色々考えてしまう人ほど評価低いのかなと思います
私は1人で見に行きましたが、マスクの中でクスッと笑ってしまいましたし、映画を見終わった後、誰かと映画の内容を話したくなりました
評価は悩みますが、20年経ったのに映画化してくれてありがとう!という気持ちを込めて⭐︎5です
俺はお前の事好きだぞ、シン・アスカ
や、1周回ってこれでいい!
鑑賞前はあれこれ考えたけど関係無かったね
seedガチ勢と考察班の方々には、謹んでお悔やみ申し上げます
でも楽しかっただろ?大人の御遊戯会(
ただ一点文句を付けるとしたら「おいなんでバレルロールしねぇんだよッ!」くらいですね
ナチュラルとコーディネーターの争いや少子化問題も、あのカップル達ならきっと解決してくれますよ
また観に行きます
戦闘シーンが最高でした
青春をSEEDで過ごした世代なので思い出補正も含め星5。
CGでヌルヌル動く戦闘シーンは最高でした、SEは当時のままなのも。
バンクシーンのないSEEDってこんなに最高だったんですね。。。
キラのエグい操縦テクが見られます。
ポップコーン食べる手が止まってた。
ストーリーはおおよそ良かったが最後駆け足すぎ?ついていけなかったのでもう一回みます。見た後のパンフレット見てある程度補完できました。
小ネタもTVアニメ見ている方からしたらクスッとしたシーンもありファンサ多めで良い。
賛否両論ありますが、ガンダムSEEDらしくて良いんじゃないかなーという映画でした。
繰り返しになるが戦闘シーンは本当最高なので映画館のスクリーンと音響でぜひ見てほしい。
先に謝るけど、普通の評価なら星3くらいとは思う
だが!
種と運命を好きな世代と視聴者にとっては星5でも足りないくらい面白かった!
いやまー、ストーリー展開はありきたりなんだけど、その細部というか概ねキャラ愛というか1カット1カットの濃さがヤバい。
最初の方は白い一つ目の近接特化MSとか赤い水陸両用MSとか「おお!!」くらいの感想だったけど、黒幕たちが大っぴらに動き出してからは、歴代キャラが生き生きとしだし、最終決戦ではもうむしろネタのオンパレード
なんというか、敵役に同情心さえ抱いてしまう怒涛のラッシュでした。
いやほんと、真面目な人は真面目に評価してそうだけど、なんつーかこのバカっぽいノリ好きよ俺は
安心して観に行ってください
公開前の不安を全部吹き飛ばす、最高の作品です。
ネタバレされたくなかったので、初日の初回に鑑賞しました。もちろんこのレビューもネタバレ無しです。
SNSでどなたかが言っていた言葉を真似るなら
『懐かしのラーメン屋でラーメン頼んだら、さらに美味しくなって焼豚とデザートまでサービスしてくれた』
って感じです。
私はSEEDド世代で、映画に備えてTV版を見返しましたが、めちゃめちゃ詳しいわけではありません。
ただ、今回の映画はSEEDファンなら、反応してしまいそうな細かいネタがたくさん盛り込まれています。
ストーリーもしっかりしていて、話の途中にもいい意味で気持ちが休まる瞬間があったので、ダレる事なく最後まで見る事が出来ました。
MSの戦闘も実に美麗で、ライジングフリーダムに関しては見れば見るほどカッコいいです。やはり動くと違いますね。
BGMや曲の入るタイミングも最高で、映画館で観れて良かったと心から思いました。
是非劇場でこの感動を体感してほしいです。
安心して観に行ってください。
なかなか良かった
まずこの映画を見る前段階としてSEEDとSEEDデスティニーを見る必要があるのがなんとも
新規客は狙ってないなと思いましたまあそれは置いといて
この映画ギルバート議長死後 キラ准将はコンパスという組織に属しておりそこでガンダム00のソレスタルビーイングのような活動をしていたという話、そこで共同作戦をしていたら共同作戦していた国ファウンデーションがコンパスを悪者にしたてあげてユーラシア連邦攻撃する大義名分をあたえてしまう。
まずこの映画がすごいのはファウンデーションがディスティニープラン(選民思想)再発動すること
ファウンデーションは選民思想や〇〇〇主義の考えなんですがそのあとエンディング近くなると仏教みたいに「命にすぐれている劣っているはありません」「誰もが誰かにとって尊い存在なのです」の名言がすばらしかった
見たいもの全部盛り
こういう十何年越しの映画って、とにかく『ファンが見たかったもの』を目指せばOKなわけなんですが、それがしっかり出来ていた、若しくはやろうとした事がしっかり伝わってきたので、それだけで及第点です。
まさかまたデュエルとバスターに乗るイザークとディアッカが見れるとは思いませんでした。
諸所突っ込みたい所はありますが、細かい事は良いよと思えるくらいには満足度が高かったです。
アマプラで見ましたが、劇場で見なかった事を後悔したくらいです。
そして「Destinyで感じていたモヤモヤ」を解消してくれた事も大きなポイントでした。
それはDestinyプランに『持っている者』であるキラやラクスが反対する事への説得力でした。
能力があり、容姿も優れている2人なら、そりゃあ好きなように生きたいでしょう。でもそうじゃ無い人は?『持たざる者』が、それでも自由を叫ぶならまだ分かるんです。
『持っている者』が反対するのならばそれなりの説得力を持たせて欲しかったのに「私たちの思いも・・・だから・・・」のような意味不明なセリフで毎回お茶を濁されているような気持ちでした。
終盤は2人が悪役のように見えてしまう事もありました。
それが今回の続編で「キラとラクスは持ちたくなんか無かった。」と言う事を明確に描いてくれました。
ただお互いを想いながら静かに暮らしたかっただけなんだと。そう思うと全て腑に落ちました。
持って生まれてしまったから、背負いたくも無い使命を背負ってしまう・・・それもまた辛い事です。
考えてみればキラはずっとそうでした。戦いたくは無いけれど、力があるから戦わざるを得ませんでした。
そして、今回の敵もきっとそうなんですよね。自分の価値を刷り込まれて、それに従う意外の道が無かった。何かのボタンが欠け違ったら、キラと立場は逆になっていたかもしれない。そう思うと悲しいですね。
今回のテーマであった「愛」についても若干しつこい(カップリングが多すぎる)感じはありましたが良かったと思います。
ラクスの「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なんです」というセリフは感動しましたし、彼女らしいと思いました。
愛、そして自由を選んだ者たち
SEED放送当時は生まれてません。
初ガンダムは水星のにわかで、SEEDシリーズは劇場総集編で全部見ました。
ただただ最高な2時間でした。PV見たら完結編みたいな雰囲気出してて本当に2時間で話まとまんのか?と半信半疑で見ましたがマージでよくまとめられてたと思います。
あとアスランとシン、お前ら強すぎだろ。
アスランに至っては色んな意味で爪痕を残してて眼福でした()
他人のレビューは当てならない
実際に観てどう感じるかは人によると思うけど、
正直否定的なレビューを余り鵜呑みにして、劇場で観ないでおくというのは余りオススメしないです。
この作品は確かにC.Eの世界のその先とか、争いの根幹であるナチュラルとコーディネーターの差別とか、争いとか、そういったものを中心に描いている訳ではありません。
正直2時間尺でキラを主役にそのストーリーを描くのにも無理がありますし、なんなら新しいナチュラルやハーフコーディネーターのコを主人公に物語を描く方がその場合は適しているかも知れません。キラは「完璧なコーディネーター」として作られた存在ですから。
(実際に作中でブルーコスモスの最大の標的だったと言われていますし)
でも、この作品のテーマが「愛」とよく否定的なレビューにも書かれていたりするのですが、別にこの作品は「愛」をテーマにしているのではなく、多分「愛」は「愛」でも「運命に縛られない自由な心での愛」を描こうとしていて、表題どおりどちらかというとメインは「自由」の方だったんだと思います。
ガンダムSeed Destinyの物語の続編、デスティニープランという「運命」に縛られた人達に対する「自由」という回答、自由とはなんぞや?の答えのひとつがSNSで話題になってたラクス構文、「必要だから〜」なんだと思います。
これ書くと脊髄反射で「デスティニープランを掲げる自由」を主張する輩も出てくるみたいですけど、ラクスは作中で明確に「デスティニープランに賛同する人達の気持ちまで否定出来ない」とも言っています。否定してたのはあくまで武力による強制とか、銃口を向けて従わせるやり方の方。そしてその世界の危険性もなるべく分かりやすく描いて、対案ともなる組織を作り上げて治安を守ろうとしていたのが劇場版でした。
そしてその過程でヒロインであるラクスの生い立ちにスポットが当たる。
元々ガンダムSeedはドラマパートでは昼ドラ的なドロドロの描写を描くのがあるあるなので、展開的には割と初代無印を観てると納得のシナリオな気がしますし、新キャラのコはモロに「社会的なステータスや能力で相手を選ぶ」タイプの女のコなので、この辺もデスティニープランを描く時に親和性が高い。
「愛」はどんな作品でも「恋愛」「友愛」「親愛」と、色んな形で表現されるモノなので、そんな単純な「恋愛」ではなく生い立ちの特殊な二人の決められた運命とは違った結末というのがこの作品のおおまかなストーリーなんだと思います。
そのうえで、楽しめるかどうかは人によるかも知れません。でも興行収入40億超えでガンダム史上最高の結果を出している作品なので、安易に「駄作」のレッテルを貼っているコメントやレビューを信用する必要は無いと思います。
まぁそれでも無理に観に行く必要は無いですけどねw結局観に行くかどうかを決めるのは自分ですからw
因みに、
ガンダムSEEDという作品には公式で映像化された作品が4つあります。
ひとつは勿論初代のガンダムSeed(無印)、
それから続編のガンダムSeed Destiny
そして公式スピンオフのガンダムSeed STARGAZER
そして劇場版のガンダムSeed Freedom
ナチュラルとコーディネーターの愛憎を描いている作品を観たいなら無印とSTARGAZERをお勧めします。
STARGAZERはアマプラとかU-NEXTとかHuluとかの配信で観れますよ。
ガンダムSEED好きなら絶対見た方がいい
お疲れ様でした。と思える作品
前作見て好きなキャラがいるとより楽しめる
悲しくなったり嬉しくて興奮したり、その機体出てくんの!?ってなることがあって大満足
そしてデスティニーではきちんと出てこなかったキャラのその後も分かってモヤモヤも解消
それぞれのキャラが活躍出来る時間がちゃんとあったのも良かった
また残酷なシーンはちゃんと容赦が無く、子供(少女)も呆気なく簡単に○したところも、
この作品はガンダムってことをきちんと思い出させてくれて自分的には良きでした
内容的に人によっては笑えたり、泣けたり、逆に不満を持つかもしれない場面もあると思うけど、自分はうおおおお!!ってなったり嬉しくて泣けた場面が本当に多かったです
結末は、最悪だとか後悔したとか言ってるアンチもいるけど、個人的には流石ガンダムだと思わせてくれるような終わり方だったと思います
唯一不満があるのは女性陣の口紅くらいです(笑)
ここまでのことを踏まえて、見た人には変に聞こえるかもしれないことですが、見ないで後悔するより、見てきちんと自分の中で物語に終止符を打った方がしっくりくると思います
動画配信サービスとかで見るより劇場で見た方がそこでしか味わえない楽しみが確実にあると断言出来る。そんな最高の作品だったと思います。サンライズお疲れ様でした。
40点減点160点加点して総合120点の映画
褒める点は他の方が挙げてくれていたので、ちょっと個人的に残念だなと思った部分をピックアップ
・宇宙世紀めいたコズミック・イラらしさのない敵
今回の敵はアコードというコーディネイターから更に発展して創られた新人類なのだが、思考を読み精神を暴走させるなど宇宙世紀もののニュータイプめいた超能力者軍団として描写されている
いままでムウがラウの存在を漠然とした「感覚」で察知するなどの描写はあったが、こういった超能力描写はSEEDシリーズには無かったものであり、今まで築いてきた世界観を損ねているように感じる
また敵の大ボスであるアウラも齢50ながら子供の見た目をしているが、そのことに関しては何ら説明がなされない
メンデル出身でラクスの母親やギルバート・デュランダルと顔見知りであったことを匂わせる描写はあるものの、何かしら若返りのカラクリに言及が欲しかった所
・DESTINY組の扱い
シンは前作SEED DESTINYの主人公であるが、今作ではコメディリリーフとしての役割を与えられ過剰に子供っぽい描写が多くなされている
敵エースに決闘で負けてチャーハンと唐揚げをヤケ食い、ルナといい感じになろうとしてヘタレてしまい体育座り、キラとアスランの喧嘩に割って入ってしまいアスランとキラに殴られる、「この間はジャスティスだから負けたんだ!」と子供じみた言い訳をする…
復讐と憎悪で闘い何が正義かも分からないまま戦い続けたシンの姿は痛々しいものがあったが、今回はそれとは逆に可愛そうですらある
極めつけはルナマリアに対して銃を突きつけ「動くな…」とからかうシーン
相手は銃を携帯している訓練された軍人である(ましてやルナマリアはシンが核爆発に巻き込まれ死んだと思っている)、ルナの引き金があと1秒早かったらシンはヘルメットごと脳天を撃ち抜かれていてもおかしくない
もはや幼児退行ともとれる描写の数々は「失った青春を取り戻しつつある」と評価する人もいるが、それにしてもやりすぎではないだろうか?
またステラも酷い、前作で悲劇的な結末を迎えたヒロインであったが今作では終盤シンの精神世界に登場
「シンはステラを忘れてないんだな」と感動したのもつかの間、ステラは異形の怪物に変貌し敵を襲い始める
仮にも主人公と心を通わせた少女の姿か?これが…
一応ステラ本人ではなくシンの抱えた深い心の闇の象徴として登場しただけなのだろうが、いくらなんでもこれはキャラクターのイメージを損なうものだ、監督はドズル・ザビのオマージュだと言うが流石にこれはやりすぎだろう
前作ではシンの乗艦ミネルバの副官として登場したアーサーも今回では「ブラックナイトだからクロ?」と空気を読まない発言をしたり
玉突き的に副官を降ろされ「ええー!?」と驚くなどコメディ要因に徹している
ドラマCDなどではタリア艦長の遺児を引き取るなど良識人として描写されていたのだが…
ただまあ、彼はアニメ本編でもこんな役なのでその辺は仕方ない
何か1つくらいカッコイイ面も見せてほしかったが高望みだろう
ドム三人組はリーダーであるヒルダはそれなりに活躍の描写があったものの、マーズとヘルベルトは敵の脅威演出のためにあっさり戦死してしまった
序盤ではシン達のよき先輩役として描写されていただけに少し残念な所
・「SNS映え」を意識しすぎ
宇宙戦艦でプガチョフ・コブラを行うノイマン、12連装陽電子砲を真正面から受け止めるハイラインの新兵器、MSより太いビームを反射するアカツキ、スクリーンを半分近く埋め尽くす程分身するデスティニー、粒子バリアを纏い電撃で相手を薙ぎ払うMS型大量破壊兵器と化したフリーダム…
確かにこれらの活躍は格好良かったのだが、外連味を効かせすぎてスーパーロボットめいた非現実感が出てしまっている
キラがディスラプターの使用要請を行いラクスが真横で即承認、マイティフリーダムの放つ重核子レーザー砲で宇宙要塞メサイアを両断した場面は失笑ものだった
またアスランの8割はこれに該当するだろう
味方のピンチにズゴックで現れ弱音を吐くキラを一方的にぶん殴って修正、ついでにシンにも一発、相手の読心能力にはエロ妄想で反撃…キラと志を同じくしながらも悩み戦う青年の姿はそこには無かった(良い意味でも悪い意味でも)
今までいいようにされていた敵に報いるシーンではあるので凄い!カッコイイ!を優先したいのは分かるが、あまりにもトンチキすぎる展開の連続に観客は置いてけぼりにされただろう
全裸・乳揺れなどのお色気シーンや敵ビームに焼かれ火だるまになる子供、ニコル・アマルフィの回想などSEEDらしい描写も健在
とまあだいぶ批判的に書いてしまったが個人的には非常に大満足な映画であった
「愛」をテーマにしたわかりやすいストーリー、SEED DESTINYでは不遇な扱いだったデスティニーガンダムの八面六臂な活躍、成長を感じさせるカガリの政治手腕、「人間らしさ」をはっきり出すようになったキラとラクス、熱い説得でキラを立ち直らせるアスラン、少ない出番ながらも印象深いセリフを残したイザークとディアッカ、個性的かつ印象的な新キャラクター達など評価点はここに書ききれないくらい多数存在する
何よりスクリーンで繰り広げられる圧倒的迫力の艦隊・MS戦は二度三度とこの映画を観させたくなる魅力があり
SEED及びSEED DESTINYを観たことのある人には胸を張ってオススメできる映画と言っても良いだろう
PS:マリュー艦長が「キラく…ヤマト准将」って言い直す所が好きです
令和に蘇った伝説は期待に応えた!!
大のガンダムファンであり特にSEEDファンという平成世代バレバレな趣向の持ち主であることをまずは明かしておこうと思う。厳密に言うとSEEDをリアルで見た頃にはまだ幼稚園児で実際にちゃんと見たのはその10年後くらいにDVDレンタルでという感じなのだが、とにかくSEED大好き平成ガンダムファンな自分です。
、、、、というのも今や昔の話で、最近のガンダムすら追っていないしSEEDなんて今更・・・という気持ちも有ってなんだかんだ先日ようやく観てきたのですが・・・・・
結果は大満足だった!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうね、情報が出た当初女性キャラの唇がどうとか言われていたけどね、実際蓋を開けてみるとまず評価したいのが作画なんですよ。本当にこの令和の時代に正真正銘正統派なSEEDが蘇っているんですよ!!そこに変なクセだとかマイナーチェンジも無く、先述した通り若干女性キャラの唇が気になる部分は有りましたが、それ以外は全くの無問題でむしろTV版よりもヌルヌル動くキャラクター達にガンダムから離れていた自分でも惚れ惚れとしました/////
一方で予告編の時から気になっていた肝心なモビルスーツ描写が3Dになっていた事ですが、こちらも実際鑑賞中にはむしろこのヌルヌル感こそが合っているような印象で、勿論2D作画も有りましたし概ね良かったです。ただしやっぱりカクカク感が否めない部分も無いとは言えなかったので、その辺はまあ総合的には御愛嬌という事で。
そして最も肝心なストーリー面ですが、スペシャルエディションも観ている身としてはまず『あの後にまた戦いがあるのかよ!!』ってツッコミについては全SEEDファン共通の思いだろうが(笑)、それらを踏まえてもブルーコスモスの残党だとかディスティニープランに絡めてくるのは概ね予想の範囲内だったと言えよう。
2時間という尺から考えてももっと広げるのは難しかったと思うし、初心者に向けても分かりやすい今回の悪役のような存在はまあ総合的には良かったのだと思う。
ただどうしても小物臭が拭えない今回の敵どもに仮にもガンダム史上稀に見る最終決戦無傷完全勝利を飾ったキラ達がボコボコにされるというのはかなりショックで、でも一方でこれはガンダムファンにとってのジレンマなのだがモビルスーツがボコボコにされるというのはむしろ興奮する材料だったりもして、SEEDDESTINY終盤で得られなかった何かを接種できたような気もする(笑)。
この世界にはフェイズシフト装甲などといった実弾系兵器を無効化する特殊装甲が主にガンダムタイプの機体には装備されているのですが、今作では結構実弾兵器でもボコられていたような気もしてこの設定は?と思う点も散見された。しかしながらスラスター部分とかそういうところならまた別でしょっていう前々から気になっていた部分へのアンサーのような気もして、実際そういうところが破壊されていたような気もする。
かなり脱線したので修正するが(笑)、ストーリーに関してはとにかく欲張りセットでかつ圧倒的なテンポの良さが相まって往年のファンと新規ファン両方を満足させられるような最高のバランスになっていたと思う。全員がシン・ゴジラ顔負けのスピードで話すもんだから、むしろTV版本編中の昼ドラみたいなテンポが一掃されていてコレはこれで良かったりと思ったり。
ただSEED→DESTINY間でもう完全な信頼を築いていそうだったキラとラクスの中高生みたいな色恋展開を見せられるのは今更ながらキラとラクスってまだそれくらいの信頼関係だったのかよ!って部分が有るし、キラがSEEDの頃みたいなオドオドっぷりも見せられてキラファンとしてはちょっとマイナスだったのかなあとも思ったり。
シンの小物っぷりは最早言及するまでも無いのだが、結局悪役共の殆を倒したりとこの辺はカタルシスというよりも尺の都合で一層した感が強くてアストレイ姉妹を思い出すようなアッサリ感は残念だった。そういえば元祖三馬鹿の最後もこれくらいのテンポだったなあと思い出しつつSEEDの複数人系チームメイトキャラって時間が来たらまとめて始末されるのが伝統芸なのかとも思ったり(笑)。
アスランに関しては明らかに登場が温存されていたのでファンサービスの相まって後から優遇されるのかな~でもそれもちょっと違うよな~なんて思っていたら意外とちょうど良い塩梅で出しゃばり過ぎるということも無くてむしろ良かった!
ズゴックが出てくることは流石にネタバレを食らっていたが、それでもテンション上がったしそのズゴックが無双するという事も無くてこの辺も””分かってる””よなあと感嘆した。下手に宇宙世紀ルーツ系モビルスーツが活躍する展開で宇宙世紀ファンに媚びるような(それが悪いという事では無いが)妙なバランスにはなっておらず、もうそういうところも含めてやっぱSEEDの制作陣なんだなと。
ただ欲を言えば音楽も神曲揃いのSEEDで劇中流れたのがミーティアぐらいだったというところでしょうか。。。勿論ライブ映画になってしまうのでそこは難しいところなんですが、もう音楽は全部過去曲で良かったんじゃないかという願望が有ります。
特にミーティアが流れる場面も若干盛り上がりに欠けて、ミーティアの曲に合わせてミーティアでレクイエムを破壊しまくる(既視感有りますが笑)感じでそこで『うおおおおおええええい!!ひび割れたこーこーろがあああ燃え尽きる夜を抱くけどおおお!!!』ってぶち上がるのを期待していたんですが、キラとラクスぼったちのところで割と淡々と流れるのでもうちょっと動きが欲しかったかなあというのが感想です。
公開から三週間ほどが経ってようやく観てきましたが、やはり大ヒットしているのも納得の完成度で何より往年のSEEDファンを呼び覚ますような【あのSEED】が令和に蘇っていてそれは本当に感動しました。モビルスーツ戦もテンポよくバッサバッサ倒してぶち壊れて良い意味で剣戟睨み合いが無いのでむしろこれぞ令和のガンダムという感じで良かったです。
ガンダムと言えばやはりシリアスな展開ですが、本作ではそういう要素をあまり感じず良い意味で娯楽作品として2時間を突っ走るような、そんなある意味現代人にウケが良い構成になっていて結局こういうのがヒットしちゃうのかなあという思いも少し有ったり。。。でもそれが結局は功を奏していて実際面白いのだから勧善懲悪無双物語がやっぱり最強!!って事ですな。
最後に強いて挙げるならもう圧倒的キラ・ヤマト主人公のキラとラクスの物語なので、キラ派VSシン派で争っていたシン派の皆様は本作で描かれるシン・アスカの圧倒的舎弟っぷりとそのサブキャラっぷりに完全敗北して御臨終してください(笑)
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