「戦闘はかっこいい、ストーリーや演出は正直きつい。」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM のりたまさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘はかっこいい、ストーリーや演出は正直きつい。
賛否両論?な評価がありながら全体として高評価のようだったので観に行きました。
良かった点
・戦闘描写が細かく、リアルでカッコいい。(一部のぞき)
・キラが他人を頼り始めた時の、良い意味でのぎこちなさは良かった。
・後半の、避けずに特攻は胸熱でした。
・フリーダムの徐々に削られていくいく感じが良かった。
気になった点
・敵キャラ、新キャラにバックボーンが薄く魅力が感じられない。
・命がとても軽い。映画だから派手にしなきゃ感があって、燃えてく人を見ると辛い。
・枠に収めるには仕方がないのだろうけど、展開が早すぎて感情移入もできずついていきませんでした。過去キャラを一瞬写すための場面の切り替えも多くさらに混乱しました。
・お色気描写が下品に走っている感じがして、嫌な予感がしました。
・ステラが守ってくれるすごい胸熱展開が来ると思った直後の「あの扱い」でもうダメでした。ディスティニーの分身で更に???となりました。たしか残像で分身に見えるみたいな設定じゃなかったっけ、、、。エメラルドスプラッシュかと思いました。
・アスランの「あの対策」、「ラストのフリーダム」をみた時にはもう何も感じなくなっていました。最後の砂h
総評
気になった点が多いというか濃いというか、このためにSEEDとDISTINYを見直していたのもあり、個人的にはかなり色々とショックでした。
この映画は、キャラやそのカップリングが好きな方にはとても良い映画なのだと思います。本編後の関係性など細かい補完描写もあったので。あとMSや戦闘が好きなひととか。
逆にガンダムの硬派な世界観?が好きな方には本当におすすめできないかと思います。
個人的にはSEEDの砂漠の虎編みたいな、願う未来は同じだけど敵同士だから戦わなければならぬ!みたいな熱い展開が好きでした。
今回は、わがままVSわがまま→巻き込まれる甚大な人の命、、、のような感じで観ていてかなり引いてしまいました。
唯一、イザークとディアッカだけが対話で解決しようとしたり、成長したかっこいい大人だと感じました。