劇場公開日 2024年1月26日

「哀しい、いや怒りか?」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 狂うぜ体調さんの映画レビュー(感想・評価)

哀しい、いや怒りか?

2024年2月12日
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鑑賞方法:映画館
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狂うぜ体調
狂うぜ体調さんのコメント
2024年2月16日

追記しておきます。
上記レビューで梶浦さん、See-Sawによるエンディング曲について「キレがなかった」と書いたが、それはある意味当然でした。劇伴を作るに当たって彼女が自らに課している「劇伴は映像以上に印象を残してはならない」に照らせば、映像作品自体が「アレ」だったので、それの付随物としての楽曲にいつもの魅力を感じなかったのでしょう。当方、過去の種も種運命も大好きで、そこから梶浦音楽ワールドに入ったKaji、Kalafina、FJオタです。
当然、あんなに一緒、暁の車、君僕などは今も聴くたびに映像の思い出とともに涙が滲みます。(特にギル、レイらが死に臨む場面の君僕ピアノソロパートなどは天才的にドラマチック!)
だから去り際のロマンティクスに寂しさを感じても致し方なし、と思ったが
違ってました!!!
改めて楽曲タイトルの意味、全ての歌詞を見て頭をフル回転させたら閃きました。(二重の意味で種が割れたw)この曲、歌詞は梶浦さん、See-Sawが自分たちの出世作ガンダムSEEDに別れを告げる決別の歌だという事に。「去り際の」とは誰が誰から(何から)去るかの意味を。
歌の中でキラ、ラクスを誰もが連想する二人は梶浦、石川ご両人ではないか、という事です。
だから、あくまで個人的にはこの曲は梶浦さんの、この映像作品に対するレビューでもあると、歌詞と物哀しい旋律にその暗喩を巧みに潜ませたな!やってくれたな梶浦さん!そう考えて溜飲を下げた次第です。
今作の鑑賞者の中には梶オタの方も大勢いるはず。そんな方たちのレビューも読んでみたいです。

狂うぜ体調