「ありがとう」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM まゆみかーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがとう
今日は公開最終日でした。
気がついたら月いちペースで劇場に通ってました。観る度に発見が有りまだまだ足らないと、公開が終了してしまうのが残念で仕方ありません。
運命で覚りを開いた様なキラでしたが、今作では勝手に独りで背負い込み自信がなくいじけてしまう様なキャラで、ラクスもまた今までになく強さを感じない気弱な部分をみせていて。
お互いに想い合っているのに2人の関係はとても曖昧だったので、お互いにライバルが現れてその不安定さがそのままに戦いにのみ込まれていくという、LOVE要素もあり今の世代にも分かりやすいストーリーになっていたと思います。
種、特に運命はナチュラルとコーディネーターとの争いにディスティニープランが絡んできて、大戦が終結してから主なキャラ達がその後どうなったのかは想像の中でしか解決してなかったので、20年待ってのこの劇場版は、特に「あなたの中に私はいますか」ってのは嬉しかったですね。
シンとルナマリアはまだまだ子供だからあんなもんだろうけど、マリューとムウは幸せそうで良かったなと。
カガリとアスランなんて、終盤まで全く関わりが無かったのに、他のカップルの誰よりも距離がある筈なのに一番安定していたペアじゃんて感じでしたけど。
流石の不沈艦のアークエンジェルもフリーダムもジャスティスも敗れてしまって、これからの戦いになにを持ってくるかと思ったら、なんと、またフリーダムですよ。おまけにディスティニー。しまいにはデュエルとバスターまでミーティア背負って、凄いサービスでしたね。相手はコーディネーターを越えるアコードなのに‼️。
そしてアカツキは又良い働きをしましたね。レクイエムからのオーブへの攻撃をギリギリのタイミングを見計らって見事阻止してくれました。ムウさんが奇跡をおこすのも3回目だし、それはもう奇跡とは言えんのでしょうけど、回数こなす度に安定感出てきてる。
きっといつかムウは銅像が立ちます。
でも、よくよく考えたら、あの時にアカツキをカグヤから宙へ上げたカガリが一番の功労者だったなと思うんです。キャバリアーリモートでアスランのジャスティスの操縦すらまかせられる、コーディネーターの上をいくアコードを、ナチュラルのカガリが見事に裏をかくという結果を出してしまいました。
キラとラクスは想いを通わせてとんでもない力を出してしまいましたから、多分カガリもアスランと強い絆があったはず。アスランはキラヘ説教たれた手前、きっと言葉を惜しまずカガリに愛を告げていたはず。今日の最後の入場者プレゼントにアスカガのポストカードGETしたから、絶対そうなんだと決めました。
4ヶ月間、FREEDOMの話題をほぼ毎日目にしてました。これから寂しくなるけれど、取りあえず劇場版DVDが何時販売になるかなと待ちながら、続編『SEED JUSTICE』が製作決定される日を待っていたいと思います。
でも、また20年は勘弁して下さい。