「思いがけず感動した(笑)」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
思いがけず感動した(笑)
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初回をリアタイで見ていた純ファースト世代でUC以外のガンダムで初めて見たのがSEEDだった。他の作品と違い軍や国家を背景に地球と宇宙を転戦していく少年たちの群像劇にファースト要素を認め、監督なのか奥様なのか作劇の無理筋に呆れつつもそれなりの熱を持って4クール見ていた作品だ。続編DESTINYもさらなるご都合展開にゲンナリしながら、リアル志向のファーストとは違うが、続き物ならではのサーガの魅力を感じていたのは事実。そんな複雑な感情で駄作落ちの予感を感じながら鑑賞。
しかし、なんだかんだ20年頭の片隅にあった物が展開するスクリーンを見て、FREEDOMで始まる冒頭から泣けてしまったのだった。正直前半どうなるかと思った複雑な筋も次第に気にならなくなっていった。
アスランの活躍がもっと見たかったとか言いたいことは色々あるが、イザークにディアッカも出てきたし、シンもなんとか活躍できたし、2時間に相当数のキャラを動かして良くまとめられていたと思う。
平井キャラは相変わらずデッサン崩れるしサブキャラの顔が適当すぎるが、モビルスーツや戦艦のアクションは格好良かった。
惜しむらくは、ラストは宇宙空間漂よう系にFIND THE WAY的な壮大なバラードで締めてほしかったおいらであった。
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