「解き放たれた呪縛」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM マスゾーさんの映画レビュー(感想・評価)
解き放たれた呪縛
機動戦士ガンダムSEEDシリーズ
2002年後半に始まった
21世紀のガンダムを目指したシリーズ
かつては自然発生的な存在で才能を見出す
のみだったニュータイプという概念を
遺伝子操作「コーディネイター」と置き換えたり
テーマの差異は付けられている
放映時は低年齢層中心にガンプラブームも到来
今につながる
今回の劇場版は本当は「SEED」「Destiny」
放映終了後に企画は上がっていたが
立ち消えになっていた劇場版がようやく
製作されたという経緯をもつようである
自分はガンダムは専ら宇宙世紀シリーズの
ガンダムを観ていただけで
SEED後追いで一通り観た派なので
シリーズファンとは言えないところ
個人の感情で展開が変わる作品が
苦手なんですかな
(イザークが面白半分に民間シャトル
撃墜したとこであちょっとこれ
ついていけんわと正直思った)
でどうだったか
余すとこなく
SEEDだなーという内容でした
ちょっとメインキャラの性格が
こんなんだっけ?と思う部分や
ガラッと変わったキャラデザインに
違和感はあったものの
声優陣は健在
起こったらまずい事を遠慮なしに
起こしてしまう感じ
一般人が巻き込まれてポンポン死ぬ描写
これこれこういうやつだったわ
という感じは満載でした
キラ達は遊撃隊なので
戦線に即時投入出来るよう
ガンダムに変形機構が追加されて
いたり色々進化が見られました
ストーリー的には
デュランダルの野望を継ぐ
新たな勢力ファウンデーションや
コーディネーター排斥をやめない
連合の勢力をキラやラクスが阻止する
135分たっぷり楽しめますが
ファウンデーションのブラックナイツは
思考を読んでくる強敵だったりしますが
(そこの戦い方の部分が少し
駆け足になっちゃったかな?)
パパパッと戦って
スパっと終わるのでテンポは非常に
よかったです
何より驚いたのは客の入り
そこそこヒットするんじゃ
ないでしょうか