「妻の夢のために闘った夫」ドリーム・ホース リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
妻の夢のために闘った夫
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予告編で、馬主になることで夢の無くなった人生に希望と楽しみを取り戻してゆく話なのはわかっていましたが、
勿論懸命に走ったドリームアライアンス号も怪我から復帰して大活躍だし、
この子の母馬を見出しドリーム号を産ませて育ててきたジャンも、馬主への夢を成し遂げた行動力も彼女が勿論素晴らしいけれど、
さらに驚いたのは、既に色々諦めたり何でも受け入れてばかりでテレビを見てるだけの
「何にも闘わなくなったブライアン」は、
「妻の求める夢にだけは闘いぬいた夫」だったということ。
ドリーム号が大怪我で、治療するか否かで競馬場で馬主達が言い争っていた時、
「皆ジャンの話を聴け!!」
とその場を一喝して妻ジャンの気持ちを守り抜いたところ、
「ブライアンって人生において妻のためにだけは闘う漢なんだ!!!」
と、ブライアンに感動しました。
親の介護に苦労したり子どもの自立で子ども部屋空いてる中高年世代には刺さる話だと思います。
そして亡くなった父が、娘のことをぜーーんぶ写真も新聞も取って残しておいてくれたこと、ジャンのお父さんの愛情も嬉しかったです。
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