「【嵐活動休止前最後の有観客ライブがなんとDolby cinemaで観られるとは…!】」ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” aさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【嵐活動休止前最後の有観客ライブがなんとDolby cinemaで観られるとは…!】

aさん
2021年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

監督は『SPEC』シリーズの堤幸彦さんで、過去に嵐主演の映画も撮られています。今回は125台というもの凄いカメラ台数で臨んでおり、会場にはドローンが飛んでいました。

内容としては20周年の記念ライブですので、ほとんどがファン以外でも聴いたことのあるシングル曲で構成されています。曲中も隙あらばふざけあい、アイコンタクトを取り、といった姿は観ている側を飽きさせず、また活動休止発表後ということもあり、それぞれの表情にグッとくるものがありました。(ファン向けのマニアックな感想は1番下に纏めさせていただきます。)

評価を-1したのは、「ここはこのメンバーを抜いて欲しい!」と思っていた所が無かったり、ダンスが見所の曲で映像の演出が入っていたりと、個人的な好みとズレた部分があったためです。ただ、なかなか見られないアングルの映像は素晴らしかったですし、誰もやったことがない事に挑戦しているという意味ではワクワクしました。

余談ですが、もし男性で勇気が出ない方がいらっしゃれば、後方の席をおすすめします。櫻井さんが「上の方調子はどうだ〜!」「男性陣調子はどうだ〜!!」と呼びかけてくれる特等席になります。羨ましいです。もちろん、会場にいる誰一人も彼らは置いてきぼりにしませんのでご心配なく!

★ここから先はファンの方向けです★

映画が始まる前に会員特典を受け取るため、列に並びました。すると、同じタイミングで並んだ学生らしき2人の女の子が突然振り返り、「すみません!先に並ばれてましたよね?」と前を譲ってくれたんです。その時、嵐のライブに来た時の温かい感覚を思い出しました。

色々な感情には整理をつけたつもりで来ましたが、1曲目『感謝カンゲキ雨嵐』のイントロが流れた瞬間思い出がよみがえり、涙を堪えていると隣の方もハンカチで目を押さえていました。

ライブDVDではお馴染みの楽しみ方ですが、生で見た時とは違う視点でバッチリ5人の姿が見られるのはやはり嬉しかったです。
私は大野くんファンですが、あの軽やかでひけらかさない踊りと透き通った歌声を大画面・最高の音響で観られるのは本っ当に最高です。そして櫻井くん、相葉くん、二宮くん、松本くんもそれぞれがアップになるたび、「この人はここが素晴らしいよなあ」と考え、こんなに全員が好きなグループは他にないと改めて思いました。5人が揃っている姿が1番好きです。

始めは映像と音響目的でしたが、終わってみるとなによりも、歓声が体を包むような感覚が懐かしく、もう一度嵐ファンと一緒にライブを観られたことが嬉しかったです。

無発声応援上映も始まるとの事で、何処かに閉まったペンライトを探さないといけませんね。

こんなに書くはずじゃなかったのにな…

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