「追っ手の極悪非道ぶりが・・・」モンタナの目撃者 熱帯雨林さんの映画レビュー(感想・評価)
追っ手の極悪非道ぶりが・・・
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山林火災から子供を連れて脱出する半パニック映画かと思っていたら、火災の方はおまけ程度で、父親からのノートを持った子供を追う殺人者から逃げるのがメインの、女レンジャーキャプテンのサバイバル映画。
まあ、その殺人者の極悪・冷酷非道ぶりが凄い。で、開始早々のいきなりのあれで椅子から飛び上がったのは、私だけじゃないよね。また妊婦に向かって焼きごてで迫るし。運転手はそこを通ったというそれだけで殺される。こわっ。久々の大悪人。それに立ち向かう、キャプテンの八面六臂の大活躍。んで、もうすぐそこに犯人が迫ってきた時には彼女が食い止めるためにここからは一人で逃げろと言われたのに、それに反して犯人と対峙する子供。保安官は自分は死んででも家族・親類は守り抜こうとするし。保安官妻だって犯人を追いながら夫を探しに馬に。全員が生きて報われてたら良かったのになぁ。「急がなくていいわ」にグッときてしまった。でも、観終わったあとはスカッとして、面白い映画だったなぁと思い出しながら、映画館を出ることに。あまり話題になってないみたいだけど、大画面で観て良い映画だと思う。
ところで、子供は殺人の目撃者だったからというより、秘密を知った父親の家族だったからで、フロリダの時点から追われまくられているので、日本語の題名は間違っているよ。
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