「浅い話、浅い脚本」前科者 まかのさんの映画レビュー(感想・評価)
浅い話、浅い脚本
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自身が他人によって護られ、恨みを買い、自責の念を感じつつも保護司になる話。
人を更生させたいと言う割には、その人のことを知らない、バイトはすぐに切る、危険も顧みないほどにフットワークが軽い。
子供が転んで「立ちなよ」?何をもって「寄り添う」なのか。
冒頭の浜辺のキスシーン、部屋での濡れ?シーンの意味とは??
最後2人で話すシーン、口下手と言われていた男めちゃくちゃ喋る。かと思えば保護司のあくび?のようなもの。垂れ続ける鼻水。
そして詩集に書かれた「なぜお前は生きている」
勝手に読まれ「人には触れてほしくないモノがある」?じゃあなぜそこに置いている?
なぜ中原中也?なぜ持って帰った?なぜ大人になって高校に入れる?図書室で惚れるだの会話するな。
所々にあった雄叫びのシーン。彼女の鬱憤は誰によって解消されるのか。人を支えるには幾分かは支えられてなければいけないと思うが、家族や親しい人の描写が一切ない。
映画で何を伝えたかったのか?保護司を取り上げたかっただけの脚本にしか見えない。
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