「寄り添うということ」前科者 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
寄り添うということ
罪を犯した前科者の社会復帰を手助けする一人の保護司と前科者たちの関わりが、静かに、丁寧に、残酷に、でも温かく描かれていました。
お話としては一貫して重く、辛いです。胸が痛くなるところもたくさんあるし、やるせない。
それでも、保護司・阿川佳代の優しさが、弱さが、懸命さが、一筋の希望と救いになっていく様が心に響き、願いになりました。
たくさんの言葉や表情に、心が動きました。
色々な想いが込み上げて、涙が溢れました。
フィクションだけれど、現実でも、必要な人にこんな人が寄り添ってくれますように。哀しいことが少しでも、少なくなりますように。
そんなことを思いました。
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