「【”神のご加護を・・”制御不能な暴走水牛と、愚かしき捕獲しようとする人間達からの、何が何だか分からない物凄い”熱量と圧”が伝わって来る映画。イヤー、凄いもん見ちゃったなあ・・。】」ジャッリカットゥ 牛の怒り NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”神のご加護を・・”制御不能な暴走水牛と、愚かしき捕獲しようとする人間達からの、何が何だか分からない物凄い”熱量と圧”が伝わって来る映画。イヤー、凄いもん見ちゃったなあ・・。】
ー 冒頭、1000年物語について、語られる。そして、呪術的な腹に響く効果音が鳴り渡り、寝ていた村人たちが、次々に目を開いて行く・・。ー
◆感想
・ストーリーはシンプル。
アントニが経営する町の肉屋から、屠殺間際の水牛が逃げ出すところから始まる。
・だが、序盤、水牛は殆ど姿を現さず、代わりに町の人々の人間関係が、物凄く粗く描かれる。
ー ホントに粗い。だが、呪術的な腹に響く効果音が不穏な雰囲気を醸し出す。ー
・いよいよ、水牛登場!!。逃げ惑う村人達。立ち向かう且つて村を追われたならず者クッタッチャンと、アントニ。
ー イキナリ、笹薮の中から飛び出してくる水牛!。ビクッとする・・。ー
・水牛が、井戸に落ち捕獲しようとする町の人達。いつの間にか、尋常でない人数になっている。釣りあげようとした際に、水牛が暴れ、取り逃がすが追うクッタッチャンとアントニ。
ー 泥だらけになりながら、水牛を押さえつけようとするが・・。ー
◇泥人間達が、次々に水牛の上に乗り、築く泥山のシーン。
どうなっているんだ!
<随所に挿入される男女間の遣り取りなど、もはやどうでも良く、人間が水牛を追っているのか、水牛が人間を追っているのか、人間が人間を追っているのか・・。混乱の極みである。
ナンダカ、トンデモナイモノヲミチャッタナア・・、というのが、本音のトンでも、インドムービー。
一切踊らないが、画面から伝わって来る熱量が半端ない作品である。>
<2021年10月3日 刈谷日劇にて鑑賞>
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