「タピオカじゃなくてキャッサバね」ジャッリカットゥ 牛の怒り Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
タピオカじゃなくてキャッサバね
南インドのとある村で、肉屋から逃げ出し暴れ回る1頭の水牛を捕まえるべく村人総出で追い回す話。
心地良いSEから始まり半分コメディの様な音楽劇になっていくのかと思いきや、時に畑や村を襲ったり山林を走り回る水牛が切っ掛けで巻き起こるカオスなストーリー。
音楽やSEは頻繁に入るけれどノリノリになってそれメインとはならず。
誰が捕まえる、どう捕まえると揉めたり、わらわらと人集りが移動したり、一応皮肉を込めたスリラーとして作られているのだろうけど、トラブルが起きても暴徒化することのない現代日本人からみたら滑稽で苦笑する様なシーンも。
自分はあまり詳しくはないけれど、ヨハネの黙示録に記される千年王国について触れているし、人のあさましさをみせるという意味では面白くはあったけど、同じ様なことの繰り返しで大したオチもなく、91分は非常に長くて途中で飽きてしまった。
半分の尺で良かったかな。
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NOBUさんのコメント
2021年10月3日
こんにちは
いやー、凄いもん見ちゃったなあ、って感じです。
何故に、刈谷日劇はこの映画を限定上映したのか、謎です・・。
普段は良作しか、上映しないのに。では。