「とてもよかった」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
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ロケットの悲しい過去が克明に描かれる。実験で大切な被検体なのにあんな不潔なケージに入れとくなよ。友達のイタチやセイウチ、ウサギが優しくてせつない。
前作、前々作では宇宙のありようを左右するような存在が敵だが、今回は惑星の生態系を変えるくらいにスケールダウンしている。ロケットの生死がポイントだ。
ロケットはてっきり、人間の脳を移植されたアライグマなのかと思っていたら、違っていた。知能が極端に発達したアライグマだ。
『クリープ』の字幕では人称がないまま「気持ち悪い」となっていて、誰がそうなのかわからない。「僕が気持ち悪いけど、君は天使のように美しい」という内容が伝わらない。いいのか。ビースティ・ボーイズでテンションが上がる。
クライマックスはかなりの盛り上がりだ。今回は吹き替えで見て、そのお陰かみんな好きになる。ネビュラの腰回りがでっぷりしている。
孤独だったスター・ロードが仲間を作って恋をして、そして別れて地球に戻っておじいちゃんに再会する。
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