ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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2時間41分、ずっとワカンダ・フォーエバー!!
コロナ以降のMCU作品としては総合的にダントツの出来栄え!! ※次点は『スパイダーマン/NWH』。
アバンタイトルが、MCU史上最高の緊張感と静寂感で、その後のマーベルスタジオロゴがティ・チャラ一色で涙と寂しさでいっぱいに。
「必要なのはハーブよりテクノロジー」というセリフから、シュリが「伝統」への抵抗感があるとわかり、オコエの槍を大切にする姿から、1作目に感じた「テクノロジーが発展しているのにどうして槍や接近法で戦ったり、自然派の民族感満載なんだろう??」
という違和感が解消された。
ワカンダの立ち位置、西側諸国からの要求、資源をめぐる揉め事など、現実世界と重なることが多く、ラストのワカンダチームVSネイモア軍団の闘いは盛り上がるシーンのはずなのに、とても寂しさがあった。
中盤などはオコエとシュリ、リリなどユーモアあるシーンもあったが、総体的には悲しい話だった。
最初はよかれと思ってやったこと、そのときは最善だったことでも、MCUではちょっとしたボタンの掛け違いで大きな代償を支払う。
そのことが本作では顕著に感じられた。
ナイトシーンが多いので輝度があるシアターがおすすめ。
せっかくのIMAX®も3Dだと、メガネ越しに少し暗くなるので残念。IMAX®2Dで観たかった!
2時間41分、ずっとワカンダ・フォーエバー!!
これからも、ワカンダ・フォーエバー!!!
続編映画としては及第点
物語の序盤に実際に亡くなられたチャドウィック・ボーズマン氏への追悼の意味合いからかロールバックもワカンダ王ティチャラの在りし日の活躍を出しています。
ワカンダの守護神の不在が大国にエゴをむき出させワカンダの秘宝であるヴィヴラニウムを手に入れようと陰謀を仕掛けます。
その魔の手は海洋の国タロカンにも及びそれをワカンダのせいと受け取ったタロカンの王ネイモアはワカンダの女王ラモンダとシュリに無茶な要求をします。
事件の発端となった装置の開発をした科学者を探し出しタロカンに突き出すことでした。
装置を開発した科学者はまだ幼い女の子でネイモアの要求はとても呑めた物では無かったのです。 と言った感じで話は進んでいくのですが正直途中で中だるみを感じたし、後半でワカンダとタロカンが対立をするのですがどっちも動機が弱いし話し合いで解決出来そうな気もしたのは自分が日本人だからだろうか。
最終的に新たなパンサーに成ったシュリとネイモアが対決をしてネイモアが降伏をして和解するのですがこの二人は戦う必要が無かったのでは。
復讐は復讐しか生まず恨みだけが残るだけと言いたいのだろうけど。
噂をされていたアイアンハートの登場がコミックのまんまの姿で一回こっきりの登場がもったいないくらいでした。
多分 次のマーベルシリーズにネイモアとリリーは絡んできそうですね。
続編です。ワカンダはForeverなんです!!
まず、安定の衣装と装飾品の美しさ。そして、音楽もいちいち、カッコイイ。
あえてマイナスにしたのは、アクションの弱さ。
それ以外は、もう、シュリと共にティチャラの死を受け入れて、ラストで弔って、泣けといわれて泣くんじゃなくて…この1本を通して、彼を追悼する。だから、前作は見てください。見るべきです。
そして、なんだって、前作から、敵役の色気がすごいんだ。アバターっぽいとか関係ないです。
なぜ、人類は戦争に走るのか。MARVELはが他のヒーローにも求めているのが、カリスマ性ではなく、そういった問いな気がします。
なぜ、あなたは戦うのか。
ティチャラー泣。もう1回見ます。
最近のMCU映画の中でもトップレベルの面白さ
とにかく面白いし興奮した。2時間41分という長い上映時間でしたがあっという間に感じました。キャラクターの心情の変化が丁寧に描かれていて面白かったです。敵もちょっとやりすぎじゃないと思うところはありましたが、民のために戦うという姿勢は王の重みを感じました。
ここからは少し内容に踏み込んだ話をします。
敵であるネイモアはハルクレベルに強いということで最初はその圧倒的力に敗北してしまいました。そこで次に戦ったとき気合いやみんなの力でパワーアップというようなご都合展開ではなく、どうやったら相手を弱らせて戦えるのかと考えて戦っていくところが良かったです。
またアイアンハートの登場は興奮しました。久しぶりにアイアンスーツが見られるとやっぱり興奮しますよね。特にスーツに後ろから見るとハートの形に見える部分がありこだわりを感じました。個人的には「アイアンマンにも心がある」という言葉とともに幕引きになったアイアンマンの後継者が、ハートをモチーフにしているのがいいなと思いました。今後ドラマシリーズでアイアンハートをやるということで楽しみになりました。
またエンドクレジットではまさかの登場で今後の展開に期待です。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのようなクスッと笑えるような作品ではないですが、すごい満足度で最高でした。
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