ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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トップガンに対するマーベルスタジオの答えがここにある
チャドウィック・ボーズマン亡き後のブラック・パンサー。結論から言うと第三次世界大戦の端緒の見える2022年にマーベルが出した「文化としての映画」の主張がみごとに結実した傑作となった。
今年もたくさんの戦争が映画の中に描かれた。しかし実際に飛び交い続けるミサイルの下で、どうフィルムが抗うのか。ワカンダ族の闘いの最後に、主人公の彼女は剣を置く。ディランの風に吹かれてが流れたような気がしたのは僕だけだろうか。
西側のネオリベラリズム膨張に対する自己反省もこの映画の副題でもある。敵役の水の民はロヒンギャやクルド民を始めとする周辺国の象徴なのだ。
やはり、アメリカは捨てたものではない。今年、エンターテイメントの仮面の元に、これほどまでに世界平和を語り切った映画はあっただろうか。かたやトップガンはブッシュ時代のイラク侵攻を今更なぞった。天と地以上の差がある。浅いようで、限りなく深い一本。
期待し過ぎ
予告編から数ヶ月、今年の大本命はこれ!と思い一日千秋の思いだった。
何なら普段は観ない吹き替え版も3Dで観ようかという勢いだった。
だが、その思いは観賞中に急速に萎み、霧散した。
期待し過ぎたかな。
国連での女王の啖呵にはスッキリしたが、なぜアメリカとフランス?
国際社会から途上国と見做されているアフリカからのヒーロー誕生には快哉を叫んだ。
だから、先進国と互角以上に凛として対峙する姿は小気味良い。
だけどそこは少なくとも堕落した常任理事国が全ていなければならない。
特にロシアと中国抜きなのは政治的裏を勘ぐってしまう。
中国資本なの?
結果、本来手を取り合うべき相手との言わば内輪揉め。
全くもって納得いかないし、心からは入り込めない。
それでも、ほぼお約束とは言えブラックパンサーの復活は素直に嬉しい。
今作は言わばプロローグ。
次作からのワカンダの凛とした姿に期待したい。
ブラックパンサーも詰まらんかったのを覆してくれるものだと…⁉︎
周りの(せけんの)評判,ネット上の高評価を結構見受けていたので、鑑賞。
マーベルシリーズとか,全然気にしては全く居なかった。 人気が出たアイアンマンに似た演出しても,私にとっては、面白い処を探しても何も面白い❗️とは決して思えなかったのが本音という処…。
絶望と希望
王とは言え、付き合わされる側はたまったもんじゃない。そう叫ばれたらどーなんだろうか。そんな事を思いつつ劇場を後にしました。山猿の王(エムバク)が大好きなのでなんとかかんとか終わりまで。
ティ・チャラ王が持っていた惹き付ける雰囲気は素晴らしかったんだなぁと改めて感じました。
作品はサイコー。吹き替えサイテー
作品は本来なら感動すら覚えるところでは
ありますが、吹き替えで見たのが間違えで主演声優が何もかもぶち壊してくれた🤒演技も声も軽すぎて必死さも感情の震えもなにもない、何も感動できなくしてくれた😠
ワカンダよ永遠に
2020年にチャドウィックボーズマンが亡くなったことを知り、大きな喪失感を抱いたことを今も覚えている。
ブラックパンサーという絶対的ヒーローがどのように受け継がれるのか、どのようなストーリーで彼の死に向き合うのかその答えが本作で明らかになった。
本作はチャドウィックの死を何よりも真摯に受け止め、残された人がどう向き合い、どう生きるかを逃げずにひたすらに丁寧に描くチャドウィックへの徹底したリスペクトが込められていて涙が止まらなかった。
ただチャドウィックの哀悼作品に終わるのでなく、王位の継承、国家間の緊張、未知の脅威というシビアなテーマを織り交ぜ、復讐心と大義のバランスまで表現しており、凄まじかった。
亡くしたことへの悲しみも作中流れていたが観終わった後、確かに前を向ける力強さ、熱い想いがひしひしと伝わる強烈なパワーを持った作品だった。
全員がチャドウィックの想いをしっかりと受け継ぎ、未来へと繋いだこの作品を観てワカンダは永遠に無くならないと確信した。
毎度ながら長い・・・・
嫌な予感はありましたが、やはり当たってしまいました・・・・
まず、毎度の事、長い!長い過ぎます・・・・
正直、お話もどんどんひっぱり過ぎ・・・・
また、チャドウィック・ボーズマンが亡くなって、誰がブラックパンサーになるのか的なお話になりましたが、結局なり手はいても、今回のお話は、主人公無し、ヒーロー無しに等しいお話になりました・・・・
これなら、「バットマン」のように、主人公の俳優さんだけ変えてお話を進めた方が良かった気がするけどね。
マーベルはどうも、ラストまで人を席に座らせたいんだろうね・・・・正直、毎度必要ないと思いますが・・・・
大人も子供も楽しめるヒーロー映画にして欲しいね、毎度思うんだけど・・・・
今回は、お話はシンプルなんですが、お話の流れ方の問題なのか、無駄なシーンが多いような気がするね。
1時間は話を削れば、きっと面白い作品になったと思うけどね。
ひとつ、褒められるのは、他のマーベルヒーローが独りも出てこなかった事、これで、「ブラックパンサー」と言うヒーローモノのお話に集中できる、「スパイダーマン」も、「ドクター・・・」も普通に要らないからね。
話が混雑するだけど・・・・
本当に何時も思う、もっとシンプルに、ノー天気にみたいものだ。
新しいブラックパンサー誕生にふさわしい物語
先代ブラックパンサーことティチャラ王を演じるチャドウィックボーズマンが亡くなり、その妹であるシュリ王女を主人公として描いた本作。予告ではティチャラが亡くなったことでワカンダをねらう新しい敵が攻めてくる風だった。実際はちょっと違ったがおおむねその通りで、海底の国を治めるネイモアが本作の敵。
一国の王であり超人でもあるという点ではブラックパンサーと同じで、しかし長年にわたり治めてきたというい点ではシュリとは全く異なる。一方は見守ってきたがゆえの歴史から国を守る重圧を背負い、もう一方は兄にして偉大な王を失った悲しみと共に国を守る重圧を背負う。覚悟をすでに決めている者と覚悟をこれから決めなければならない者の対比が、この作品に厚みを与えているように思えた。
シュリが戦争を通して王としてブラックパンサーとして立身する。悲しみで始まり、怒り、憎しみに心を燃やし、しかし偉大な先王を想って新しいブラックパンサーとして立ち上がる姿はまさにヒーロー。ネイモアも、敵ながらヒーローとしていい仕事をしていたと思う。
久しぶりに若きヒーローがヒーローになる物語を見て非常に満足。その先達であるオコエやエムバクも今まで通りきっちりかっこいい。新ヒーローであるアイアンハートは…今後に期待といったところだろうか。
新たな続編への期待
初めはブラックパンサーの主旨が分からずクエスチョン
見ていくうちにだんだんハマってくる映画
見ていくうちにア〜って感じでしたね(^-^)
そして次回のブラックパンサー期待してます。
新たな出発の映画でした。
良い映画でした
食べ物で例えるなら
大手チェーン店のレストランの店長が異動によって変わっても昨日までと変わらない料理を作り食べることが出来ることと、家族経営の定食屋さんの店主が急にいなくなり残った家族が今までと変わらない料理を作り食べることが出来ることでは後者の方が食べていて喜びや愛を感じる。
そんな映画でした。
胸熱!ガールズパワー炸裂!!
ティ・チャラ=チャドマンさん追悼なのは勿論ですが、妹シュリちゃんの成長物語でもあります。とにかく出てくる女子が強い強い。そして、聡明!こんな女子校行ってみたい。それに引き換え男性勢は…頼りになるのはネイモアぐらい。まぁ、男子とか女子とかどうでも良いんだけどね
絶対チャドは喜んでる
2022年劇場鑑賞262本目。
正直シネマティック・ユニバースの中ではブラックパンサーって自分の中では地味枠で(劇中地上最強って言われてたけどソーとかストレンジとかハルクとかやばいの一杯いるし)テンション上がらないシリーズではあります。
でも、アイアンマンでテレンス・ハワードがあっさりドン・チードルに代わったように、役者を代えティ・チャラをそのまま存在させることもできたはずなんです。
でもあえてそれをせず、チャドウィック・ボーズマンの死をそのまま映画のストーリーの一部として作った、この映画自体が彼への想いになっている、あまり例のない映画になっているのがすごいことだと思いました。
いやもう開始5分、いつものマーベルのオープニングだと思ったらあんなの見せられて泣いちゃいましたよ。
内容としてはカーチェイスに槍という今まで見たことないアクションが見られて、まだカーチェイスにバリエーションあんのか!と驚いたのは良かったのですが、肝心のブラックパンサーが絶対的守護者と思えるほど強さを感じられなかったので(前作でも感じていたのですが)アイアンマンとかマイティ・ソーみたいな無双感が好みの自分にとってはそこだけ減点でした。
ワカンダフォーエバー!
チャドウィックが亡くなってしまって、普通なら打ち切りになりそうなものをよく続編作って下さいました‥!
余計な事は一切無し!
どうやって今後のブラックパンサーを形作るための映画でした。
しかもさらに続編があるとのこと。
ありがとうマーベル。
でもチャドウィックがやってるブラックパンサーも見てみたかったな‥
出だしからめっちゃ泣いたし
ちゃんとチャドウィックの死を悲しむ場を作ってくれてよかった‥!
ワカンダフォーエバー!!
良作
前作の主演を務めたチャドウィック・ボーズマン氏がお亡くなりになったため、本作はティ・チャラ王が亡くなるシーンで物語が始まります。突然の主役交代で不安でしたが、結果的に本作はとても上手に主役交代をしていました。本作で敵となる相手も良くストーリーを作られており、現実の世界情勢も含めて様々な人間模様をマーベル作品でありながらもとてもリアルに描かれているなと感じました。終わり方もとても綺麗にまとめてあり、本年の中でも良作の部類だと思います。
追悼チャドウィック・ボーズマン
監督はボーズマンの訃報を聞いて、脚本を変えたという。代役を立てられたのに、でもこれは成功していて、観ている私も追悼の気持ちになり、しみじみした。
だけど、それだけてなく作品として十分面白くなってます。作品としてどうなるだろうと思ったけど、妹が先代パンサーの意志を継ぐ形となって良かった。
アクションシーンも相変わらず高水準。アクアマンの王国(違う)も独特で面白かった。敵役のヘルメス男が若干ダサいのが玉にキズ。
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