「海パン神・降臨」ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
海パン神・降臨
映画のシュリちゃんとオコエ姉さんにやられ、アイアンハートもお目見えとあっては見に行かない選択肢はない、てことで鑑賞~
予想していたとはいえ辛い展開、王が急逝して精神的なダメージも大きく国も大変なのに国外からの圧力や、テロにも対応しなくてはいけない、政府含め非超人がクズなのはマーベルコミックあるあるだから、らしいっちゃらしいんだけど、分かっててもぐぬぬ~、、
シュリは前作の活発な妹キャラな印象が強烈だっただけに余計残された者の苦悩が際立つ
だからこそリリウィリアムズはシリアスになりすぎるのを防ぐこの映画の救い
アイアンハートのパートはアイアンマンへのオマージュも盛り沢山で嬉しい
場面転換が多いので上映時間の長さも気にならなかった(海中都市パートはちょっと長かったかなあ)
個人的にシュリがハーブを飲んで会ったのがキルモンガーなのがすごく良かった
科学者でリアリストなシュリがある部分ではキルモンガーと類似があるだろうし
キルモンガーも彼なりに故郷を思い戦っていたし、敵対して死を迎えてしまってもまだワカンダ人だという救済にも思える
兄を慕いながらもキルモンガーとも共感できる部分があるシュリのスーツは金と銀の意匠があしらわれている、女性のしなやかなラインが美しいニューパンサー格好いいですねーネイモアの羽をもぐシーンは獰猛な猫科!て感じで恐ろしいながらも見とれます
ちょっとダサくて実写には向かないネイモアの踝ウィングもあのシーンのためだけにそのまま残したのかと思えるほど
女性がメインのストーリーだからか衣装もかなり力を入れていて目にも楽しい、女王の帽子なんかいくつデザインしたんだー
しかし今回かなり世界から孤立してしまったワカンダ、ネイモアも全然反省してないし、シュリにあんまり試練を与えないでくれ~