「想いは永遠に…黒き豹よ甦れ!」ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
想いは永遠に…黒き豹よ甦れ!
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マーベル・シネマティック・ユニバース第30作。
ブラックパンサー・シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読です
素晴らしいレクイエムでした。キャストやスタッフたちが経験したであろう喪失を追体験し、その悲しみを共に乗り越えていくと云う稀有な映画体験になりました。
常にティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン氏)がそこにいるかのような不思議な感覚でした。最大限に捧げられた彼への弔意とリスペクトに胸が熱くなりました。
多くの人に愛されたブラックパンサーの名跡を継ぐのはいったい誰か?―予想通りの展開だったものの、その過程で繰り広げられた継承のドラマが濃密でした。多少冗長のきらいはありつつも、とてもエモーショナルで心に響きました。
ティ・チャラの不在によって引き起こされた壮大な戦いに手に汗握り、悲劇を乗り越え、次世代へ引き継がれたバトンにこめられた想いの強さに涙が止まりませんでした。
チャドウィック・ボーズマン氏がつくり上げたティ・チャラの意思は永遠のものとなりました。ヒーローとは、勇気をもって、皆を正しく導く存在と見つけたり…
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