「シリアスとコメディを行き来して飽きさせない展開でした。」ソー ラブ&サンダー 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
シリアスとコメディを行き来して飽きさせない展開でした。
ファーストシーンで小さい娘・ラブの死を悼み神に復讐を誓う
父親ゴア(クリスチャン・ベール)
全ての神を殺す事を誓い、“神殺しのゴッド・ブッチャーと名乗る。
この映画のソーの敵でもう一人の敵はゴア(後のゴッド・ブッチャー)
ゴアはシリアス・キャラだけど、ソーはおちゃらけキャラ。
私はこんなソーが好きだ。
一方地球では、ソーの元恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)が
ステージ4の癌で闘病している。
自ら生き延びる道を探りムジヨルニアが効くことを知る。
そうして再会したジェーンとソー(クリス・ヘムズワース)。
2人の愛は復活する。
やはりコスチュームプレイのナタリー・ポートマンは神々しいほど美しい。
スターウォーズのパドメ姫の初々しさに落ち着きと優しさが更に加わり
眩いばかり。
現代のシーンではラフなスタイルで親しみやすく、面白い演出です。
そしてソーとジェーンとヴァルキー(テッサ・トンプソン)は、
力を合わせてブッチャーが拉致した“子供たち“を助けるために戦う。
見所はやはりソーとジェーンの愛の復活とソーの献身。
合間合間におちゃらけたシーンがあるので、笑いながら見てました。
痩せて肉体美が復活したソー。
全能の神・ゼウスに身ぐるみ剥がされて見事な裸身を披露。
かなり絞ってて見事でございました。
そして面白かったのはコーグ。全身を岩で作られたクロナン人
(岩じゃし、人とは思えん・・・監督のタイカ・ワイティティが扮している)
(まんまコメディ・キャラ・・・スターオゥーズのチューバッカって感じかな)
ラストでは「ラブ&サンダー」として今後に展開する予告。
ラブちゃんは、冒頭の女の子ですよ。
相棒はグーンと若返りますねー。
そしてゼウスと息子のヘラクレスがソーに復讐を誓う!!
今後の展開も大いに楽しみですね。