「サブタイトル通りの映画でした。」ソー ラブ&サンダー 灯台モトクラシーさんの映画レビュー(感想・評価)
サブタイトル通りの映画でした。
ソー第4作目です。
内容は至ってシンプル。神を殺す事ができる剣を持つゴアvsソー&ジェーン。アベンジャーズ の仲間も出ない(冒頭にGOGがちょっと出るだけ)し、過去に関係ある敵でもない新規ヴィラン。これだけなんですが昔懐かしいジェーンが再登場してもう一人のソーとして活躍するんです。
勢い重視な感じで展開が早く頭がついていかない事もしばしばw
今作にはソー以外にも神様が色々出てきますがなんか小物でゲスい感じだと思ってたらどうも次作以降で敵役になりそうでした。いつものラスト一言帰ってくる宣言で5作目以降制作が確定でしょう。
キャップとアイアンマンは世代交代してるのでソーも最後かと思ってました。
今回登場したゼウスはじめMCUの神って割と俗物で神秘的ではありません。神という種族なだけに見えます。地球人に対するサイヤ人みたいな。
面白かったのはストームブレイカーですかね。もちろん斧なので台詞とかは無いんですが動きがw
で、ジェーンは久々に出てソーとも仲直りしたのにこれで退場?いつものおまけ映像はアベンジャーズ 関連かと思いきやジェーンのヴァルハラ行きを描いてたのでまだ出番あるのかしら?謎ですね。
最後にジェーンを失ったソーは復活したゴアの娘を育てます。二代目ソーになるんでしょうか。
映画全体としてはいつものMCU映画。一定の面白さは保っているものの、凄い傑作というわけではありません。
サブタイトル通り今回は「愛」について描かれているのかと。色々な「愛」を見せてくれます。
エンドゲーム以降新フェーズに入っているとはいえちょっとパッとしないMCU。キャプテンアメリカやアイアンマン などの顔とも言えるタレントが退場している中で今後どう展開するのか気になります。