劇場公開日 2022年7月8日

「ジェーン・フォンダとジョディ・フォスター」ソー ラブ&サンダー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ジェーン・フォンダとジョディ・フォスター

2022年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ナタリー・ポートマン演ずるジェーン・フォスターがしばらく登場してなかったのでとても嬉しいのに、ガーディアンズが早々と別れを告げたのは残念だったかな。まぁ、ソーシリーズなんだからと気持ちを切り替え、北欧神話とギリシア神話を融合させた壮大なストーリーを楽しむことが出来た。

 まずはエンヤの「Only Time」が流れ、コーグによるソーの物語。神話的な要素もあるため『ロード・オブ・ザ・リング』をも想起させられ、いざ戦いが始まるとガンズの「Welcome To The Jungle」をバックにヒートアップ。うぉー、これじゃ『ジュマンジ』(2017)のロック様ドウェイン・ジョンソンを思い出すじゃないですか!カレン・ギランも出演しているし、ガーディアンズにはバウティスタもいる!よくわからないけど、最後にはドウェインという名前も・・・ついでに言えば、ヘムズワースはハルク・ホーガンの伝記映画にも出演するらしい。プロレスずくめ。

 舞台劇もまたまた描かれてましたが、マット・デイモンも健在。こんなチョイ役でも目立つのが凄い。そして悪役となったクリスチャン・ベール。ダークナイト・トリロジーで完全にDC派だと思っていたのに、MCUでも活躍するなんて・・・これも凄い。そして、ヘムズワース一家も総出演?妻、実兄、娘(重要)、息子たち・・・

 サブストーリーとしてはソー、ジェーンの武器であるムジョルニアとストーム・ブレイカー、ゼウス(ラッセル・クロウ)の武器サンダーボルトなどがそれぞれ個性的(嫉妬深かったりする)であり、ソーにしか持つことの出来なかったムジョルニアをジェーンが軽々と扱うところが愉快。神殺しゴアの選ばれた武器ネクロソードもタジタジだ。

 そんな壮大なストーリーの中にも悲劇があったり復讐心があったりして、バトルの激しさよりも親子愛、元カノとの愛が感じられる作品となってました。神殺しとなったゴアにしても恐怖の存在ではあるものの、共感できる部分は多い。むしろゼウスのほうが大神であるのに女を侍らせ自堕落な生活を送っているんだし、共感できるところは全くない・・・とにかく、マーベル初見の方でもソーが好きになる作品に違いない。

kossy
クリストフさんのコメント
2022年7月22日

やはりマットデイモンでしたか‼️
こんなちょい役で出る訳ないと思ってましたが、
ディズニーマネー恐るべし😁

クリストフ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2022年7月20日

エンヤの曲が使われているのですか。
神話っぽいですね。

ぷにゃぷにゃ