「ソーの肉体美だけが見どころ」ソー ラブ&サンダー 無計画大臣さんの映画レビュー(感想・評価)
ソーの肉体美だけが見どころ
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◆まとめ
・全体的にソーの元カノの話。ソーは添えるだけ。
・各方面への取ってつけた配慮はもういいよ
・ギャグでダレる
◆くわしく
ソーの元カノが末期ガンであると知り、ハンマーが健康にしてくれるというオカルトに縋ってみたところ、たまたまハンマーに選ばれてソーになる。
ハンマーを持ってると一時的に元気になりスーパーパワーが手に入るけど、その間は自分の免疫が効かないという酷い仕様。
結局タイムリミットにより死亡、バルハラへ…という話。
ソー自身はこの作品の前に精神的な成長を遂げており、仲間の口からナレーション形式で語られる。
劇中では元カノを思いやる普通に性格のいい強い神だった。
最後に悪役の娘を引き取るけど、それはあくまで添え物のエピソード。
脇役の会話にもわざとらしくLGBTQ描写入れてきたのが正直不快。
それ裏設定であってもいいけど言及しなくて良くない?
この世界は同性愛者がマジョリティなんじゃないか?
他にもガン持ち・身体欠損の身障ありでも活躍できます!って感じとか、神々を死傷させてきたモンスターを戦闘経験のない子供が屠るとか
ご配慮によるご都合展開が目白押し…もうお腹いっぱい。
ギャグの引っ張り方もしつこく長ったらしくてダレる。
突然の脱ぎ芸、わざとらしく小物っぽいキャラにされるゼウス、シリアスシーンでも煩いヤギ…
シリアスすぎても受けないのは分かるけど、ギャグに傾けすぎ。
ソー単体一作目に感じた神様の厳かさは完全にどこかへ消えてしまった。
こんなに不満ばかり感じたから、今後の新作は見ないかも知れない。
脱ぎ芸批判したけど、ソーの肉体美はとても良かった。笑
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