「うーん」ソー ラブ&サンダー 大黒さんの映画レビュー(感想・評価)
うーん
個人的に良かった点
・ソーが太った経緯を知れた。(まあ分かっていたが)
・ガーディアンズの知りたかったこと(ガモーラ)を何となくしれた。
・前作の小ネタがあって嬉しかった。
・アスガルドなどの縛るものがなくなり自由な存在になったソーのソーらしさが良かった。
・ヴィラン側の意思を理解出来た。
・ジェーンがソーになる経緯は筋が通っていて良かった。
・序盤のアクションシーンは自分の求めていたもので良かった。(今まで通りのソーの力、ストームブレイカー、ムジョルニアの新たな使い方)ゼウス戦も良かった。
・影の星の演出が良かった。
・コメディ要素はちゃんと面白くて何回も館内で笑ってしまった。(ストームブレイカー等)
・タイトル回収の仕方が好きだった。
・ヴァルハラが存在していることを知れた
・ヘイムダルの再登場
・ソーの活躍がまだ続くことを知れた。
個人的に好みではない点
・この戦闘シーンが最高!ってのがなかった。
そこまで緊張感がなかった。ハラハラ!ってのがほぼ皆無。ジェーン達を助ける時にストームブレイカーを呼び出すかっていう葛藤のところは好きだったがそれぐらい。
・コメディ要素が多すぎた。十分面白かったし笑ったがさすがにくどい。アクションとコメディのバランスが悪い。
・ストームブレイカーが途中から便利な道具に成り下がってる感が嫌だった。
・ストームブレイカーにある程度意思があるような演出をしていたのにいざ敵に奪われて悪用?されそうな時に抵抗するような素振りを全く見せないのは少し違和感。
ムジョルニアのように選ばれた者だけが使えるって訳では無いはずだからこそ意思があるなら抵抗して欲しかった。
・雷型の武器(名前忘れました)の活躍をあまり感じれず、最後の戦闘シーンに関してはムジョルニアを持って行ってソーが新たなスタイルで(ムジョルニアの使い方)戦っているところを見たかったしそれで良かったくね?って感じてしまいました。
・あの状況なので仕方なかったのかもしれませんが、子供たちが戦いに参加するっていうのも嫌だった。お遊戯会かよって上映中思っていました。
・子供たちに力を与える能力があるならなぜエンドゲームで使わなかったのかと思ってしまい冷めた。
・決めゼリフ教えてくれないのも謎。次回納得させてくれるのだろうか。。
・ヴァルハラの存在が確定したがそれのせいで死が軽いものになりそうで嫌な気持ちがない訳でもない。あの感じだとトニー達がいてもそこまで違和感がないのだがどうなのだろうか。アスガルドに関係ある人か神に等しいなにかがあった者のみだけの死後の世界なのか…原作をおっていないので気になるところ。
・風呂敷を広げすぎてないかって心配になって集中できないシーンがあった。(これは自分が悪い)
・永遠の門、エタニティの存在があるのならなぜエンドゲームの時に探しに行かなかったのかわからなかった。鍵の存在などを知らなかったとしても、ゼウスのところに向かうなどして対処することができたであろうことをソーがしなかったのはよくわからなかった。精神的にまいってたとしても。ソーはそこまで馬鹿なキャラだとは思えないのだが.....
・愛についてがテーマだったがそこまで刺さらなかった。
・内容が薄く感じた。今作の内容ならドラマシリーズで良かった気がする。ドラマシリーズとしてならまだ良かったかもしれない。
全体的な感想
良かったところはあるがそれ以上に気になる点が多すぎてしまった。高望みしすぎていると言われればそれまでだか、自分が求めていたソーの活躍は今作とは違った。
ストームブレイカーの重みがなくなっている感も否めず残念な気持ちになった。
全体的に見て悪かったとは言わないが良くはなかったと感じました。
まあソーの活躍がまだ続いてくれることが確定したので次作に期待です。