「不思議博士巻之弐/狂気的多層世界」ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議博士巻之弐/狂気的多層世界
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主演のカンバーバッチと監督のサム・ライミが好きなんで期待してたけど、結果はイマイチでした。マーベルファンの人には悪いけど、やはりディズニー製作のマーベルは、商売本位過ぎて好きになれないです。前作は5年も前であんまり覚えてないし、いまさらアベンジャーズを引きずっている内容では、相当予習しとかないとお話しについていけません。マルチバースと言っても、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で既にやったネタだしあれほどビックリするような展開もありません。あちら側のアベンジャーズが登場するけど、全くの雑魚キャラ扱いの使い捨て状態でガッカリです。バトルシーンも、相変わらずかめはめ波とどこでもドアの繰り返しばかりで、もう少し工夫してほしいです。一方、ホラー的なタッチがあちこちにあったり、まさかの主人公のゾンビ化なんかは、サム・ライミらしくて面白かったです。カンバーバッチのドクター・ストレンジ役は見慣れてはきたけど、劇中マントを着ていない時のエレガントな雰囲気がいいですね。
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