劇場版「オーバーロード」聖王国編のレビュー・感想・評価
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アニメ版を少し見たくらいでしたが
ストーリーのテンポも良く楽しめました。
聖王女のやられ方が、、、。
ヤルダバオト第二形態がずっと右手に握っていたのも驚きでした。(そんな訳はないでしょうけども。)
あれだけの戦力をもっていても、正攻法で攻め込まないのは、
正体を隠しておきたいからなのか、人心を掌握したいからなのか、
良く分かりませんが、ストーリーが秀逸でした。
壮大な自作自演。圧倒的な強さ。キャラクターの会話のおもしろさ。
続きも観たいですね。
わざわざ映画館でみなくてもいいかな。
オーバーロードを知らなくても十分楽しめると思います。
今回の映画は主に今までアニメでは出ていなかった聖王国陣営のネイア・バラハを主軸に、主人公である筈のアインズ様はド〇えもんくらいの感覚で話が進みます。
アニメ最新話まで観れていない人でもネイア視点で十分楽しめる映画になっています。
ですが、ナザリック陣営の思惑やこの映画で一番面白いと思ったギャグシーンは4期の7話までは観ていないと、どういう状況なのか分からないと思います。
なのでこれから観てみようと思っている人は、アニメ4期7話まで見ることをオススメします。最低でもYou〇ubeで公式が公開している振り返りpvは見てから、映画を観に行くことをオススメします。
アニメ最新話まで観た人は早く映画観に行って下さい。自分も、もう一回見て来ます。
映画化に対して視聴側に対する利益は無し
原作をうまく2時間に納めた
色々削除されていたが、確かに上下2巻を120分に圧縮して映像化したのはよくできている。聖王棒がちょっとだけだったのは少し残念だったけど、残酷描写だったので長すぎないほうがいいかな。あと他のレビューでも見たが、映像で見るとレメディオスは確かに可愛そうな感じに見える、原作ではパワハラが詳細に描かれていたからか。さしあたって本で読んだものを映像にしてもらえるありがたさを感じる。また読み返そうかな。とはいえ映画に対しての評価では星3.7ぐらいかな。圧縮のせいで場面がやや飛んでいる部分が見られたし。原作読んでない人にはちょっと難しいのでは、と思える。あとネイアの目つきはそれほど悪くなかった、原作読者としてはもっと目つきを悪くしてほしかった。
WHEELER-DEALER
アニメシリーズ4シーズンを爆走しての鑑賞。
TVシリーズは全体的にハマらず惰性で見てしまったところがありましたが、劇場版は視点がとっ散らかっていないのもあって全体的に楽しめました。
アインズ魔導国が聖王国に行って〜みたいな感じでいつも通りの計画通りなやつと知っている前提で見てもハラハラさせられる作りは良いなと改めて思いました。
聖王国で出会ったネイアがアインズの付き人になってからの2人の会話は師弟の様な感じがして観ていてほっこりもしましたし、ピンチな時にはちゃんと駆けつけてくれるアインズは頼もしかったですし、目をキラキラ輝かせてついてくるネイアはとてもキュートでした。
聖王国の聖騎士のレメディオスはかなりキャンキャン噛みつくタイプで観ているこちらを逆撫でしてくるキャラなんですが、アインズを真の黒幕だと言い当てたり、聖王女のための行動と見れば納得いくところも多く、血の気が多すぎるが故に空回りまくっているなんとも可哀想なキャラクターでした。
基本的にアインズがいつもの流れでゆったりと計画を進めていくので、アインズがスッと1人になってブツブツ言い出すところが謎に安心感がありました。
ネイアがアインズを尊敬を超えて崇拝し出して国民にも布教していく様子は洗脳に近いもの(意図的ではないとはいえ)が映像から伝わってきて中々に怖かったです。
追放されたレメディオスを即刻殺すのではなく、少しの間放置して完全にいらない子になってから殺すという、劇中傲慢さが目立ったキャラとはいえ見せずとも残酷な最後を予感させるセリフには鳥肌ものでした。
アインズが自分の趣味が気にされているかをシズに問いながら終わるラストはほっこりしていて温度差が激しかったです。
劇場版という事で描写の制限も解かれたのでPG-12指定になってしっかりと首チョンパや流血もバンバン出てきます。
聖王女を握り潰すのか引きちぎるのかと思っていたシーンで思いっきり地面に叩きつけて顔をグチャグチャにするシーンはグロにある程度耐性のある自分でも不意を突かれてウッときました。
ただグロさは結構ありつつも戦闘シーンがそこまで多くなかったのはちょっと残念でした。
基本的にはどデカい魔法がメインで爆発してはい次の流れが多く、シズとネイアの戦闘シーンは良かったんですがそれだけでは物足りなかったです。
原作のこのエピソードの完成度が高いのか、それともこのくらいの尺で1エピソードをやるのがいいのか、自分との相性がますます分からなくなりましたが、今作はとても楽しめる作品でしたし、まだまだ続きそうなストーリーなのでアニメ5期やOVAや新たな劇場版なんかも期待してしまいますし、これを機に原作にも触れてみようと思いました。
前後編で観てみたかったかも。
鑑賞日 9/23
鑑賞時間 12:00〜14:25
座席 F-19
全体的には面白かった
原作未読の人にはきついかも。アニメしか見てませんという人とか。
いないと思うけど、映画で初めてオーバーロードに触れる人にはオススメできません。
情報調べてなかったので上巻の映画化だと思っていたら、上下巻一気に映画化なんですね。
上巻だけで1本映画作れるほど内容たっぷりなのに、上下巻を1本の映画にするということで、「あれ?ここも削っちゃうの?」という場面がチラホラ。
モモン二年の話とか、原作未読だとなんでネイアが怒られているのか分かりません。
ほぼネイア目線で描かれています。アインズ様目線はほとんどありません。
なのでナザリックの動きとかほぼバッサリ。せっかくのデミウルゴスメインの話なのに…
その分主人公の?ネイアは表情豊かに描かれています。原作以上に場面増えているような…たぶん監督はネイア推し。
今回の削られた部分等を描きつつナザリックの動き等、アインズ様目線の「聖王国編・裏」とかの映画化してほしい。
カスポンドがドッペルゲンガーな点とかラストでもう見せているし、原作で描かれなかったアベリオン丘陵での動きとかもあるので尺は十分あるし、何よりアインズ様目線が観たい。特に憤怒の魔将+プレアデス戦。
ちょっと心配だったけど
格好いいアインズ様を見たい人にオススメ
TVシリーズから見ていますが今回の劇場版は王の威厳やカリスマ性を特に際立って感じる台詞やシーンが多く格好いいアインズ様を見たい人にお勧めです。
王として格好よく振舞ってる一方、1個人としては割と内心焦ったり気に入った人物をやたら気にかけたり、と平凡な人間味のある人物なのがギャップがあってオーバーロードの大きな魅力の1つだな、と改めて感じました。
戦闘シーンも劇場ならではの迫力のある音響で演出されており劇場に着た甲斐を感じられる仕上がりになっていました。
個人的にはいつもの「さすがはアインズ様!」「えー俺なんかしたの!?」って掛け合いが見たかったので、それがなかったのだけ少し残念だったかな。
映画自体はオーバーロードならではのダークな展開、ポップな展開が綺麗にまとまっていたのでファンは満足できるものになっていると思います。
基本的にTV版、原作版を見ていないと解らない話題や展開が多いので視聴はTVシリーズを見てからの視聴を推奨します。
思ったよりはグロい! 初見の人はたぶんキツいね。
アニメは全部見ているが原作は見てない勢です。
まず、あれだけアニメやってる作品の映画化ってのもあって知ってる前提なことが多い。というか、原作の続きなんだろうなって感じ。
にわかな楽しみ方をしている自分としては今回の映画は結構楽しめた!安定のグロさとクスッと笑えるところ、様々な思考が錯誤するところ等アニメの良さを上手く映画化していると思う。上映時間が長いことに驚いたけど内容を見れば納得。色々考えながら楽しめた時間でした!
内容に関しても、みんなの考えが分からないところもあったけれど、そんなことは気にならない映画。流れも比較的分かりやすかったし終わりまでも良かった!
ネイア、、、イイキャラしてた!
続編を早くみたい!そう思えるいい映画でした!
戦闘がないのは時間的にしかたない
良いところ
視点となる人物がわかりやすく、誰の物語かが明確なので共感しやすい。
その人物が知っておくべき情報が視聴者の知るべき情報なので、描写の不足を感じない
?なところ
戦闘は入れこめなかったか。
せっかくのキャラクターも深堀りがないせいか、悲壮感が今一つ。とくに聖王女。
ぶあつい小説原作二巻分を140分、TVアニメ換算で6話程度に圧縮してるのでイベントのテンポはいいが、一つ一つが薄くならざるを得ない。葛藤や逡巡がほぼ皆無なアインズはともかく思慮深いであろうヴァラハ嬢が覚悟決まりすぎてていっそ笑えてくる。まあ実際の暴虐シーンとかは見てない訳だし、挙動としては不自然さはなかったので、共感できるいいキャラだったと思う。その点でいうと聖騎士団長の方はひどい有様。憎まれ役としての面目躍如。
それはそれとして生天目仁美さんの演技を久しぶりに聞いた気がする。
TVシリーズだと1クールには短く、盛り込むには長いという尺をなんとか劇場版に仕立て上げたという意味ではよくまとまっているとは思うが、これだけの悲劇やら暴虐のシーンよりあとに食料盗むあほ貴族とか、勝手に勘違いする皇帝とかの滑稽さが際立つので、公開時期としてはもったいないとしか。TVシリーズ見直す契機にはなるかもしれん。
蹂躙される聖公国。容赦なく消される支配層。ナザリックの「非道」を堪能する2時間。
『オバロ』は、テレビシリーズは4期とも視聴済み。
原作は未読。総集編劇場版も未見。
今回のもいつも通りヒドい話ではあったが(笑)、まあオバロらしい内容だったのでは?
僕が「カオティック」という概念に出逢ったのは、中学のときに学校でやけに流行っていたロールプレイング・ゲーム『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のゲーム説明でのことだった。ちなみにD&Dはマシンで遊ぶRPGではなく、サイコロを振りながら、ゲームマスターのシナリオに従ってプレイする、ホンモノの対人型RPGである。
僕はあまり考え無しに、いいとこ取りのキャラクターだと思ってエルフを選んでパーティを組んだものの、ちっともゲーム内でキャラが成長しないので、そのうち飽きて抜けてしまったのだった。
そのとき、ゲームの概念として「アライメント」という「属性」があって、ローフル(秩序、善)ニュートラル(中立)、カオティック(混沌、悪)という組み合わせを「事前に決めてキャラ付けする」というやり方を知った。
ちょうどディベート対決のように、自分で「悪の側」になるとキャラの性格を決めたうえで、そのキャラクターの行動原理に則って、自キャラを動かしていく。
当時、「善玉」に自己投影する以外の娯楽の楽しみ方を知らなかった僕にとっては、けっこう目からウロコの新概念だった。なるほど、「悪」に扮してRPG内で行動しても、一向に構わないってわけか。
キャラが、僕自身の思惑ではなく、僕の決めた規範に従って動く。
この新鮮な「発見」の延長上に、『オーバーロード』は存在している。
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ただまあ、やっぱりアニメの主人公には、相応に善良な振る舞いを期待してしまうのが人の性というもの。その意味で『オバロ』は、観ていてずいぶんストレスのたまる作品である。
何せ、主人公側の策略によって、無辜の民や兵士たちが大量に命を落とすから。
どちらかといえばローフルの側にいる王族や騎士が、ひたすら蹂躙されるから。
人の命を踏み台にして、やっていることは絵に描いたようなマッチポンプだから。
こういう「ろくでなし」の悪行三昧を、作り手がやたら肯定的に描く様を観ていると、いくら「そういうものだ」とわかってはいても、やはり落ち着かない。
これが、悪本人を主人公としたピカレスク・ロマンならばむしろ愉しめるのだ。
しかし、『オーバーロード』の主人公は、必ずしも悪ではない。
悪(カオティック)であることを選択せざるを得なかった、ただの一般人である。
それなのに彼は、今回の映画版でも、あれだけの死者が出るとわかっているデミウルゴスの作戦を承認・支援し、自らも作戦の重要なパーツとして獅子奮迅の戦いぶりを示す。
要するに「相手は所詮NPC」って扱いに思えちゃうところが、期を重ねるごとに増えている気がする。「命の軽い弱い敵」相手に、やることなすことえげつなさすぎるんだよなあ。
そうじゃなければ、もちろん『オバロ』にならないんだけどね。
その意味では『オバロ』は観ていて普通に面白いし、アニメとしては完成度も高いとは思うが、どうも苦手は苦手である。
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今回も、デミウルゴスと彼が召喚した憤怒の魔将の、聖王国の蹂躙ぶりは徹底したもので、やはり、冒頭のパパさんの末路とか、王女と女神官のあんまりな扱いとか観ていると、けっこう胸が痛みます(笑)。熟練のオバロファンは、冒頭から報われない犠牲者が犬死にするたんびに、やんやの喝采を叫ぶんだろうなあ……。
でも、パンフにあった丸山くがねの著者インタビューを読んでいたら「(聖公国の新キャラクターは)基本的には全員、『ナザリックってこんなに酷いんだよ』ということを示すために作ったキャラクターです」「この映画を観てナザリックを嫌いになった人たちがいたらそれは私の手の内で、逆に好きになったという人は私の手から飛び出した方ですね」と宣っていて、むしろ僕の感性は著者の期待に応えているのかもしれない(笑)。
主役の日野聡は盤石の仕上がり。しゃべり方から、今アインズ様分が何割で、鈴木悟分が何割かが、そのときそのときできちんと伝わってくるってのが凄い。
従者ネイアの頑張りぶりと、アインズ様への傾倒していく過程は、青山吉能の力演もあって、物語の主軸として良く出来ていた。パワハラ系騎士団長のレメディオスも、意外と良いこと言ってるのに言い方と態度で部下に疎まれる感じが生々しかった。いやあ、うちの会社の女性上司と、切れ方とかマジでそっくりなんだけど(笑)。
あと、原作で登場しないナザリックの階層守護者たちを無理やり出したりしなくて、本当に良かった。まあ、個人的にナザリックの面々にはほとんど興味がないし、欲情副官とかウナギ吸血鬼とか蟲メイドあたりには一切の魅力も萌えも感じないので、出て来てくれなくて全く構わないんだけど……。
一方で、前半に派手なバトルが集中していて、後半は二人きりの潜入任務とか敵の亜人の棟梁たちの地味さとか、ノリが大人しくなってしまうのは、ちょっと勿体ない感じ。
何よりもひっかかるのは、「一見して奇妙なカット箇所」が頻出することで、これは明らかに尺の問題ではない。特に、アインズ様との接見のシーンがいきなりブツッと切れて、ネイアがレメディオスに怒られているシーンに「飛ぶ」のは、モンタージュとしていくらどう考えてもおかしすぎる。最初だか二度目だかのアインズ様と憤怒の魔将とのバトルが「省略」されるのも、シーンのつながりとして最悪に気持ち悪い。あそこは少なくとも「何か」が挟まらないと「えっ??」となってしまう。
作り手の側も当然、4カ所くらい極端に不自然なつなぎの部分があることは自覚しているはずで、「直前に何らかの事情で尺の調整を行わざるを得ず、窮余の一策で、まとめて切って大丈夫そうなシーンをカットした」か「そもそも作画が間に合わず、泣く泣く落とした」かのどちらかくらいしかあり得ないと思う。
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それにしても、原作自体は相当昔に書かれた話だったかと思うけど、ホント今の世の中の現状を予言するかのような内容だよなあ。
例えば、アメリカは今ウクライナに巨額の軍事援助を実行しているが、実はNATOとロシアの対立を煽って、「ウクライナがロシアに攻めこまれるように」お膳立てをしたってことだって、ない話ではないわけだ(陰謀論だけど)。
これがもし、中国とアメリカが手を結んだとすれば、日本は聖公国と同じような運命をたどっても、おかしくはない。中国が日本に突然攻めてきて、アメリカは日本に対する軍事援助を表明する。これはいかにも「ありそう」な構図だが、「ありそう」だからこそ、すべてが「茶番」だという可能性だって出て来る。これだけアメリカにオンブにダッコで、しかもアメリカからすると極端に片務的な日米安保が、なぜアメリカの了承のもと成立しているのか? そこにアインズ・ウール・ゴウンの「無償の協力」と近しい「うさんくささ」を感じ取るくらいの嗅覚はあっていいのではないか。
国際政治や地政学の話だけではない。
いつしか、国の中枢をカスポンドのような「他国に操られているイエスマン」で固められたりはしていないか? 人は誰しもレメディオスのように部下に振る舞ってしまうことがあるのではないか? 「奇跡」を身をもって眼前で経験したネイアの立場に立ってみたとき、自分も「宗教」の吸引力には抗えないのではないか? 虐殺される相手が日本人ではなくほかの国の住民になった時点で、アインズ様のように「相手の死に対する罪悪感」が薄まってしまうことも実際にあるのではないか。
『オーバーロード』は、生々しい国家間の駆け引きや、人の命を数量化したような戦争の応酬、組織内での諍いや規律なんかもみっちり描いてあるぶん、そんな「現実」の問題を観客一人一人が再考してみるよすがにもなる。
テレビ版の五期があるのなら、また愉しみに見たいと思う。
アニメ勢はラストに納得できる内容
原作を読んでいないアニメ勢のおとこです。
オバロ最新話が劇場版で放映となり、ウキウキで映画館へ行ってきました。
事前の口コミは「迫力に欠ける」「アインズの戦闘シーンが少ない」「地下大墳墓のnpc達の登場が少ない」などの批判コメントを多く見ました。正直私も感想としては同じ意見を持っています。しかし、3時間弱の枠に治る範囲で原作内容を踏襲するという面ではしょうがないのではと感じています。(原作は見ていませんが)
内容の感想ですが、オバロならではの伏線を敷いた構成はとても楽しかったです。終盤までの内容は少し退屈に思う方も多いかもしれません。わがままな聖騎士団長の女、徐々にアインズに酔っていく聖騎士団の女がメインとして進んでいくストーリー。しかしラストで明かされるアインズたちの真の狙い。聖王女の兄は実はパンドラズアクターであったこと。だからアインズはモモンを派遣できなかったのかとか、やたらルーン武器を宣伝してたのはこれからのルーンを用いたビジネスの宣伝をしたかったのかなど、終盤に差し掛かることで明かされていく魔導国の策略が見ていて楽しい作品でした。
そもそもおばろを全く見たことのない方も見ているとのことで、ぜひこの機会にアニメでも原作でも身初めて欲しいなと感じた次第です。2回目以降はまた違う楽しみ方ができる作品だと思いました。
分かってはいたものの…
2時間であのボリュームをカバーするのは不可能のため、内容は大幅に削られてしまう…
…と頭では理解していたのですが、
やはりお世辞にも原作の魅力を十分伝えられているとは言い難く、勿体無いと感じました。
特にアインズVSイビルロード&プレアデスの1戦目、あそこは本来であれば数少ないアインズ様の高い戦闘センスと知略に富んだ本気の戦いが見られるはずだったのですが、やはりそこに時間を割けなかったのか、ほぼカットされていました。
ここは本当に、ほんっっとうに!!!
残念でした。
映画なので、やはり迫力の戦闘シーンが見たかった…この場面をしっかりやってくれていれば評価は全く違ったものになったのですが…。
やっとキレイな作画で観ることが出来て感無量
タイトルなし(ネタバレ)
超・待望の新作劇場版、劇場版の割には作画が…とかやっぱり尺足りなくて駆け足…と不満が0な訳ではないが恒例の壮大ナザリック劇場(笑)と新キャラネイアとシズコンビの可愛さに満足さの方が勝った今作だった。
特にネイアの純真さと一途さの魅力、それでいて終始掌で踊らされる人間サイドの無力さと愚かさ、こうやって宗教や狂信者は生まれるのか…の皮肉さの対比がなんとも良かった。
地上波ムリ〜のグロシーンは思ったよりマイルドだったがエグさはあった(笑)
後半ちょいちょい挟まれるルーン販促はちょっと下手すぎないかアインズ様(笑)
あとアニメ本編よりデミウルゴスのテンションとアインズ様への想いがダダ漏れなのも個人的に可愛くて良かった(笑)
そして最後のパンドラズアクターからの今回もメチャクチャ最高主題歌の入りラストがカッコ良すぎて本当良かった。
今後のアニメ続編も大いに期待したい…お願いします…(笑)
追:特典が予想以上に早く終了し始めて焦ったけど無事ゲット出来て良かった〜マジでちょっとした文庫本くらいあって驚いた…(笑)
いつものオーバーロードに狂信者をふたつまみ
原作は未読。なのでアニメ4期までしか知りません。
団長とネイアがすべての映画でしたね。
聖王国(というか聖王女)に対して疑いなく狂信しているレメディオスと、アインズに傾倒していくネイア。
でもねぇ。例えば地球に恐ろしい見た目と力を持つエイリアンが攻めてきたとして、その王が慈悲深くて知性的に見えるからといって、そこまで傾倒していくものかな、と思うと、ネイアがあそこまで傾倒していくのには何か理由があるんだろうな、と感じました。何かしらの精神効果のある魔法のようななにか?でも命を救ってもらったから無理ないのかな。
そして、聖王国の視点では裏では何をしているのかもわからないアンデッドの王を信じられるかというと…。融通が利かないとしても団長の言っていることが間違っているわけでもないしむしろ自然な反応だよなあ、と思います。
そんな彼女が唯一マッチポンプであることに気づくあたり、皮肉が効いてましたね。まああれはうまくいかない現状に対するやけくそみたいな感じでしょうけど。
そしてそれを言ってすぐデミウルゴス(イビルロード)が出てきたあたり、看過できないとなったんでしょうか。それだけにこの映画中に殺されるんだろうなあと思っていたら最後まで生きていてビックリ。まあこの続きで殺されるんでしょうけど。王様がナザリック側が化けているんなら詰んでるし。
ネイアが徐々にアインズを狂信していく様は、青山吉能の演技力が光っていてその演技を見るだけでも価値があったなぁと思いました。彼女の「あ゙」の音好きなんですよね。濁音の音が魅力的な声優の一人ですね。
こういう映画って全員に何かしら見せ場を用意してテンポが悪くなる事がよくありますけど、ナザリックのメンツが全然登場しないし聖王女は早見沙織なのに出番はあれだけ。そのへんがガチな感じ。最後まで退屈せず見ることができました。
5期をやるのかはわかりませんが、続きが見たい。
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