劇場版「オーバーロード」聖王国編のレビュー・感想・評価
全144件中、21~40件目を表示
茶番と覚悟
魔導国とルーン技術のPR活動という茶番を装いながら、アインズの覚悟が揺るぎないものになっているのがよくわかるエピソード。
アインズが兵士達の命と引き換えに勧誘し、それを個人的な矜持で断り味方を無駄死にさせるガゼフに慈悲を持って応じながら、エランテルでモモンが市民の命と引き換えに傘下に入ることで理想とする英雄像を示して以来、原作読んでいて主役の心理の変遷?成長?が感じられなかった。
劇場版となった聖王国のエピソードでは魔導国の体制に何の影響も無いのだから、端折るのも致し方ないとテレビシリーズ見た時は納得していた。
劇場版として切り出した理由はそんなところだろうと、迫力の映像と音響で期待通りに大満足の作品だと思いながら見ていた。何でも出来るはずのアインズ様が手抜き対応をする理由を語るシーンでアインズの覚悟が明言され、小説よりもわかりやすくなった気がする。
王国を滅ぼす際のザナックとの問答でアインズが自身の原動力が何かを認識するまでの狭間のエピソード。アインズの覚悟だけがネイアに影響を与え、意図せず狂信的な勢力が興る。
ゲームプレイヤーが思い描く剣と魔法のファンタジー世界の創造譚で、時系列を無視して劇場版として切り取った意図を汲むと、計算外のそれがナザリックの今後某かの障害となるのかなとも考えてしまう。
配下の幸せを意識してアウラとマーレのためと独り暴走気味な小説最新刊エピソードの後に繋がるのか、繋がらないのか。
小説だけでは気付かなかった新たな視点を与えてくれ、オーバーロードがより楽しくなりました。
面白かった
1年も延期したのに肩透かし
率直に1年も延期してこれですか・・・という感じで正直、肩透かし!!
ただ神作画なのでオバロファンは見て損はないです。
期待してただけに以下のマイナス点が大きかったですね。
・プレアデスの戦闘描写がほとんどなく見せ場の戦闘シーンがショボい。
(アニメの方が描写も細かく派手だと思う、エフェクトばっかりの印象)
・1年延長するなら、前半部分を去年公開して後半部分を1年で追加して2部構成でやってほしかった。
・未知の敵が出た4期を見てるので緊張感やオーバーロード特有の意外性が薄い
(4期の前にやってほしかった)
・利用価値を追求するアインズの思考から離れて、グロイ犠牲を出す割には収穫が低い
・女、子供に対してのねちっこい胸クソなシーンがあるので苦手な人は×
どうなんだろうね。
クリアファイル欲しさにムビチケを購入していて、公開初日に行って来ました。
特典が欲しかったので次週も行くつもりでしたが、特典はフリマアプリで探そうと思います。
とりあえず、デミウルゴスの無駄遣い。
アニメ版の今までの様なドキドキ感やほっと感なく、モモンが手下扱い、見ていて唯過ぎていくって感じが強かったです。
新メイドとアインズに魅了された子の交流が1番良かったかなぁと。
ダークな面が強すぎるのは好きではなく、デミアルゴスの武器で辟易してしまいました。
地上波放送が有っても見る事は無いと思います。
テレビシリーズで良かったのでは?
原作未読、テレビシリーズは視聴済です。
今までが面白かった分、期待しておりましたが
正直映画単体の内容は非常に残念なものでした。
総集編と言われた方が納得します。
人物の掘り下げが少なく、聖騎士団長はただずっと怒っているうるさい人という印象しか残らなかった…
もう少し感情移入させてくれよ…
戦闘シーンもダラダラと長く続いた場面があったので途中寝落ちしてしまいました。
この内容であれば、特典目当てでもなければ普通にVODで配信されるのを待った方が良いかと思います。
重要なテーマが表現できていない
聖王国編は魔導国と聖王国の対比がとても面白いのにそこを示す部分が全くカットされてしまっている。
本来の原作では、アインズ様は普段から「盲目的に命令に従わず、何がナザリックにとって最も利益をもたらすか、自ら考えて行動せよ」と何度も言っている。そして、自分にもしものことが起きた時に、ナザリックが機能するのか心配になったアインズ様は、アルベドとデミウルゴスに相談すると、二人は考え方の違いから一触即発の雰囲気に。そこでアインズ様は今回自分の死を演出して、実際に自分が機能しないことを想定した言わば防災訓練的なことを計画し実行に移した。自分がいなくても、何がナザリックにとって一番重要なのか考えて行動するための訓練を。
それに対して聖王国は脳筋聖騎士団長のレメディオスを筆頭に、みんな聖王女のカルカの考えや言葉を盲目的に信じている点はナザリックに近いが、カルカ自身もそのことの危険性を認識できていなかった。その結果、カルカがいなくなった後、いつまでもカルカの理想に縛られたレメディオスを中心とした聖騎士団の面々の迷走っぷりは見るに耐えないものがあった。
映画ではナザリックのパートがごっそり抜けているため、個人的には最重要なテーマと言える魔導国と聖王国の対比がなく、薄っぺらなストーリーになってしまい、すごく残念な感じでした。
バラハ嬢とシズのやり取りが、尊い「お気に入り♪」狂信者最高(笑)
原作未読、アニメ1〜4期、劇場版総集編視聴済
賛否両論入り乱れる劇場版となった今作。
まず、みんなが気にした『聖棍棒』グロさがマイルドだったのは、少し残念。聖王国の精神的支柱たる聖王女カルカを武器として惨殺するシーン早見沙織さんが演じられるとの事で、期待が高まり過ぎました。基本的なファンタジー作品は、アーサー王伝説、聖女ジャンヌ・ダルク伝説、D&D、AD&D、指輪物語、ロードス島戦記、ソードワールド、各ゲームブック、ウィザードリィ、ザナドゥ、イース、ドラゴンクエスト、リネージュ、FGO、各種アニメ作品SAO、ALO最近だと無職転生、葬送のフリーレン、ダンジョン飯なども観ているので、ほぼ原作を読まなくてもファンタジー作品のお約束は、理解出来るので、視聴で理解に苦しむシーンはなかった。
ただ、原作ファンと初見さんお断りなところはあるかな。攻城戦や聖王国兵の重装歩兵ファランクスとかニヤリとするシーンもいっぱいあるのだけど。俯瞰視点で、魔導国の茶番劇に面白さを見出だせるかがカギ。アインズの目的は、アインズウルゴーンのプレイヤーキャラクターの捜索、プレイヤーキャラクターギルドとのギルド戦を想定した魔導国勢力の拡大。
最大勢力の人間種の数を減らす事、アインズ達アンデットや非定型モンスターは、勢力的には、元々少数派、法国との戦いで、ワールドアイテムを持つ人間種がいる事がわかったので、ワールドアイテム捜索やルーン工房でマナを付与されたマジックアイテムを持つ者は、プレイヤーか血筋神人やアガネイアなど13英雄(過去に飛ばされたプレイヤー)などが、滅んだ事実があるので、何らかの条件でアインズが死ぬ可能性はある。鈴木悟自体は死亡している可能性もある。
バラハ嬢(ぼっちちゃん)を始め、キャスト陣の演技が最高過ぎる。狂信者にしてもジャンヌ的側面あるよね。神の啓示を受けて、農民兵を率いて王を冠載させる田舎娘の悲劇だからね。
IMAXで2回と舞台挨拶に行ったので、テンポは良いし、演技は、100点あげられるけど、やはり場面や話のつなぎが下手な部分があるようなので完全版やディレクターズカット版があれば良いのかも。特典が1日で無くなるのも、アニメ映画だと良くある話だけど、マニアは、特典欲しさに、6回とか観るツワモノ(異常者)がいるので、部数を考えて欲しい。
魔導王陛下こそが正義っ!
アインズ様にどんどん心酔していくネイア・バラハがとにかく可愛いだけの、いつもの天丼、茶番劇。オバロの魅力そのものですが。
鑑賞後はネイアや聖王国のその後が気になって気になって仕方がなかったです。原作買おうかな?
アニメ全視聴・原作未読勢ですが、かなりの部分がカットされているのがよくわかる感じでした。あらかじめストーリーを解説動画を観てたのである程度理解出来ましたが、、、
やはり、あくまでオバロファン向けの映画であり、新規を取り込むような映画ではありませんね。
御身の前に
喝采を!
これから鑑賞する方、
アインズ様(魔導王陛下)に謁見する際はぜひ、頭を下げ、アルベドの声に合わせてゆっくり顔を上げるようにしてほしい。とても楽しいです。
私がやっていると、知らない隣の人もやってくれていたのは良い思い出です。
やはり劇場版。待ちに待っただけあって最高のクオリティでした。
もっと何時間でもいいから見せてくれ!と思ったのは私だけではないはず。
ネイア・バラハに感情移入しすぎて変なテンションになりつつ帰宅しました。
アインズ様、万歳!
特典転売屋は牧場送りだ!!
良かったけど少し?
2時間じゃ足りないよね...知ってたけど
時間制約があるから端折るのは仕方ないと思うけど、シーン飛びすぎ。
原作未読だったら付いていけなかったと思う。
あと、戦闘シーンもっと欲しかったなぁ。
特典小説欲しいけど、2回目躊躇うレベルでした。
けど、相変わらず主題歌はマッチしてて良かった!
壮大な茶番劇
原作は未読。
TVアニメは全視聴済です。
映画のみで観る方のためにネタバレ設定にしておきます。
TVアニメの続きなので、アニメ視聴者じゃないと面白くないと思います。
ストーリーは、もちろんオーバーロードなので、全て魔導国の自作自演です。アニメから観てる人は分かりますね。
わざと自作自演だと分かるような描写もあり、終始茶番劇です。
あと、これは原作ありきなので仕方ないのですが、この映画内で特に重要なことが起こったりしません。
ナザリック関係者に負傷者が出るとか、脅威となる存在が確認されるとか、この世界について何か分かるとか、そういったことはなく、いつも通りアインズ様が圧倒的な力を見せつけて、予定通り(一部予定以上?)の事の顛末となる、いつものオーバーロードです。
なので、特に感情を揺さぶられることもなく、淡々とアニメの続きを観ただけのような感覚です。
アニメでシャルティアと戦った時のような(どうなるんだ、これ…)という感情は一切ないです。
映像的にも息を呑むほどの圧巻のシーンみたいなのはなかったように思うし、わざわざ映画館で観なくてもいいかな?という印象でした。
面白くなかったわけではないです!
原作は知らないので、アニメとして続きを面白く観させてもらいましたし、この先も楽しみではあります。
ただし、1本の映画として考えるなら、どうかな?という気はします。
別にVOD落ちを待って家で観てもいいと思います。
アニメ、原作ファンなら観ても満足出来るかなという感じです。
映画は良いが劇場がっ
若干の物足りなさはあるが、やはりオバロは面白い
オバロに求めるものって「俺つえー」と「強者に振り回される一般人」なんですけど
今作は「俺つえー」描写があんまりなくて不完全燃焼でした。
ネイア視点で話は進むので一人の少女が狂信者になる話だと思えば及第点だけど
もう少し心の機微とか感じたかった。
戦闘描写がカット気味なのが不満点ですね。
「強者に振り回される一般人」描写はよかったです。
人間こん棒にされて文字通り振り回される悲惨な人もいましたけど、
R指定するならもっと描写えぐくていいんじゃないですかね。
ぐちゃった顔は一瞬うつったけど、もっとぐちゃれよ。
もっと肉片飛べよ。
そして肉片と血だとハッキリ分かるものをレメディオスは
泣きながら精神狂いながらかき集めろよ。
愛しき聖王女の肉片なんだから血にまみれて集めろ。
映画時間135分は長かったね。
途中トイレ行っちゃったもの。悔しいわ。
中盤まで我慢して「え!ここからまだ1時間近く我慢するのかい!?」
と絶望してトイレ行ったわ。悔しい。
早く5期始まらないかしら。
まってます。
濃い2時間
全144件中、21~40件目を表示