キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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いかにもガイ・リッチーらしい映画
予告編を見た時はギャングから現金輸送車の現金を守るセキュリティーガードの活躍を描いた単なるアクション映画なのかなと思っていたのですが、実際はガイ・リッチーらしく手の込んだストーリーでした。原題が「Wrath of Man」ですから、直訳すれば「男の怒り」ですが、邦題が「キャッシュトラック」というのはちょっと安易かな?という感じがしました。銃撃音がリアルで良かった。
ジェイソンは何者?
全く知らずに観たのでキャスティングがへぇ〜❗️でした。スコットがお...
黒ガイ・リッチー炸裂
いつもの軽快でスタイリッシュなガイ・リッチーじゃない。ノワール感たっぷりで、重厚でメランコリックな音楽がバックに流れる。死への恐怖、生き延びることへの執着がリアルに描かれていて、ズシッとくる物語になっている。
とはいっても、時系列を巧みに操って全体像が徐々に鮮明になっていく展開は、いつものガイ・リッチー節。
現金輸送を専門とする会社に就職した「H」は、イギリスの同業他社での経歴はあるが、射撃の腕も人並みで、イギリス野郎としてなめられていた。ところが、現金輸送車を襲ってきた強盗を眉一つ動かさず、返り討ちにしてしまった。そりゃジェイソン・ステイサムだもの、只者のわけはございません。
ここから、「H」の目的や過去が明かされていき、敵方の姿も見えてくる。戦闘も男も肉食系の女性ガードマンなど、印象に残る脇役がたくさん登場するのもいつもの調子。中でもアンディ・ガルシアは存在感あったね。
ダークなガイ・リッチーもなかなかよい。
ステイサムの映画はハズレがない。
アレレ⁈の大疑問はそのままネタバレ直結です。
①え?なんで復活できたの?あの裏切り者に撃たれたのはなんだったの?
②追跡装置を兼ねた携帯はいつどうやって仕込んだの?
それまで何度か時間を巻き戻しての種明かし映像があったので、最後も『なるほど、咄嗟にそうやって仕掛けてたんだ❗️』というオーシャンズシリーズみたいな映像を期待してたら、そのままエンドロールに入ってしまい、脱臼したかと思うほど肩透かしを喰らいました。
『どんな銃撃戦であっても、主人公にとって致命的な弾道は存在しない』
この大原則ははじめから抵抗なく受け入れようと心の準備はできていました。そして、そのクールな物腰の〝静〟と怒りに満ちた〝動〟とのコントラストがリズムよく最後まで引っ張ってくれました。
なので、肩透かしのラストさえしっかりと仕上げてくれれば良かったのに、という不満の残る映画になってしまいました。
まさに〝画竜点睛を欠く〟映画と言えそうです。
・
自分好みでメッチャ良かった! 「H」役のジェイソン・ステイサムさんが相変わらずかっこ良い!
ある理由で現金輸送車の警備会社で働く事になるH。
出だしからかなり怪しい雰囲気(笑)
序盤に現金輸送車が襲われるんだけど、Hが一人で複数の犯人を銃でやっつける展開。
メッチャかっこ良い!
怪しい雰囲気のHの事がストーリーが進むと徐々に解って行く展開。
これに併せ、現金輸送車が襲われるシーンが繰り返し映される手法。
繰り返す度に新たな事実が加わり真実が解っていく展開が良かった!
時系列はかなり入り乱れていたけど良く考えられた構成。
面白さが倍増した感じもポイント高め!
ストーリーは4つの章で構成。
其々の章のタイトルも意味が深くて良い。
ラストの章のタイトルが本作の全てを現していた感じ。
後半の銃撃戦。なぜ現金輸送車のタイヤを銃で撃たないのか?
気になりました( ´∀`)
相変わらず!
よく知らないがリメイク作品らしい
ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムのタッグで贈る物語
なかなか面白かったが
作品のトーンとしては暗めなので観る人を選びそう
現金輸送車を護送して警備する会社にある男がやって来ることから物語は始まる
徐々に男の経歴が知れて目的が明らかになる感じは好き
アクションはまぁまぁだけど完全防備の人に拳銃撃って都合よく倒すところなど
ご都合主義も見え隠れしてるよね
あれ?弾当たって死んでなかった?みたいな
まぁ映画だから良いんだけどさ
かなりリアリティから逸脱してる
そうすると物語の信憑性も失われて説得力なくなっちゃうよね
まぁクライムアクション好きな方だからまだ許せるんだけどね
ガイ・リッチーの映画が今年もう一本観れると思ってなかったから
そこは嬉しかった
けど内容は普通な感じかな
これ以上連作してクオリティ落とさないで欲しいなぁ
え!思ってたのと違う!
テンポ良い一級品娯楽作品
話は単純。観せ方(^^)d!
話は復讐劇で、一つの強盗事件から始まり真相が、徐々に明らかになっていく訳ですが、明らかになる真相が目新しくないかと。
「驚きの展開がー!」と言う感じは無く、「そういう事ね。」と府に落ちる程度。
でも、面白かったです。
主人公含めた登場する犯罪組織が、何て言うか小物感?組織と言うより強盗団?的な規模しか無く、(人手不足でボスに手伝ってもらうとか、手下を使うのではなく自ら犯罪現場に出るボスの右腕的部下とか??)
その割に途中マフィアっぽい演出あるから
うーん?と言う感じです。
復讐の相手も元軍人メンバーではあるものの、家庭があり、将来の為に命懸けで強盗?無理しなければ生活出来る感じなのに何故、そこまでするのか?(刺激云々の話はありましたが。)
極悪人同士のやり合いではない演出があって、(ステイタムも妙に優しい部分出してるし。)振り切った悪人同士の潰し合いでも良かったかなと。
一番胸糞な奴は、ブレットでしたが、あっさり殺されるし。可哀相なのは、ボーイかな?勇気出したのに裏切られて殺される。(苦笑)脇役なジョシュ・ハートネット(笑)
しかし、何故こんなに同じ警備会社狙うんだ(笑)
振り向けばそこに、ステイサムがいた
誰かが言った。「人は勝利を確信したとき、最も隙ができる」
無敵のタフガイ、ジェイソン・ステイサム最新作。
まずは一言、これを待っていた。
ステイサムでは珍しく民間警備員(新人)という役ではじまる。が、何かが違う。明らかに只者ではない空気が漂っている。そして、その無敵ぶりは早くも発揮されることになる。やはり、銃を持たせたらステイサムに敵う人間はいない。
しかし、今までの単純な「ステイサム無双」ではない。そこはさすがのガイ・リッチー監督。原点回帰とも思える構成で、ステイサムの無敵感を消さずに斬新さを与えてくれた。
あまり予備知識を入れないほうが、鑑賞後のステイサム余韻が心地よいかもしれない。
暗闇で勝利の美酒に酔いしれていると、ふと気配が。振り向けばそこに、ステイサム。
これだけで5億点の映画である。
余談だが、ポスターのような英国紳士風スリーピーススーツで無双する姿はなかった。
*注……私はステイサム映画には、⭐︎4以上しかつけません。
(著・神出鬼没!ステイサム愛好家)
【”目には目を、歯には歯を、肺には肺を、脾臓には脾臓を・・”ガイ・リッチー監督がお得意のエンタメ要素を完全封印した苛烈なアクションムービー。裏社会で生きる”男”の哀しき“ハムラビの法”の裁きを描く。】
ー 今作で、ジェイソン・ステイタムは一切、笑わないし余計な事は喋らない。
何を考えているのか分からない無表情で・・。
だが、彼は”眼”で哀しき想い、激しい怒りを雄弁に表しているのである。ー
◆感想
・ガイ・リッチー監督と言えば、前作「ジェントルマン」もそうだが、スタイリッシュな映像、エンタメ要素満載の台詞で、名を上げて来た人である。
・が、今作ではガイ・リッチー監督は、上記の様なエンタメ要素を一切排除し、哀しき想いを抱えた裏社会で生きる”男”(ジェイソン・ステイタム)の生き様を見事に描き出している。
・元軍人たちによる、現金輸送車からの強奪を皮切りに、時系列を行き来しつつ、”男”が何故、激烈で無慈悲な復讐劇に至ったかの描き方も良い。
ー 正に、”ハムラビの法”に則ったFBI公認の、私刑である。ー
・元軍人たちの大金強奪作戦の中での、裏切りによる裏切り。
特に、狂気性を帯びたジャン(スコット・イーストウッド)の姿は印象的である。
彼のスマホの着メロの、”ワルキューレの騎行”の使い方も、絶妙である。
ー 今作は、今まで、端正な顔故に、パッとしなかったスコット・イーストウッドが化けた作品であろう。今後に期待したい。ー
・地味に、ジュシュ・ハートネットが観れた事も、嬉しき事なり・・。
ー 彼は、大作路線から、自らの意思で、今作の様なインディーズ系に鞍替えしたので、応援しているのである。ー
<再後半、現金輸送会社での大金強奪の怒涛の如くの激闘、死闘、裏切りシーンは見応えがある。
そして、”男”が、”死亡診断書”をジャンに"読め!”と叩きつけ、診断書通りに”裁き”を行い、静かに足を引きずりながら立ち去るシーンは、忘れ難きシーンになった・・。>
思わぬ展開が、続く!
単純に渋ーっ!かっこよー!
よかった
ステイサムが警備員として出世していく話かと思ったら、途中から自分の息子の仇をとるミステリー調の物語になる。
アクションがとてもよくて面白かったのだけど、気になる点がある。
ステイサムがまず、ギャング団のボスだったのがとても似合わない。一匹狼のイメージが似合うし、凄腕の新入りの警備員が似合う。
ステイサムのギャング団と、息子を殺したチームの両方が同じ現金輸送車を狙っていたのが変だ。
息子を殺したチームは家庭や他の仕事を持っている。そんな犯罪者にしては、警備会社本部を狙うというミッションを仕掛けるのは、派手過ぎて不自然だ。成功しても証拠が残りすぎて、それまでの日常を送るのは不可能だ。
ステイサムがせっかく警備会社に潜入して探っているのに、内通者が自分から白状する。しかもそいつは、何台でも監視カメラがある警備会社の中で同僚を殺すし、いくらなんでもめちゃくちゃだ。
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