キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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テンポ良い一級品娯楽作品
最初から最後までテンポ良く音楽もなかなか効果的。ガイ・リッチー監督のお得意の時間軸の交差するシナリオも見事で一級品の娯楽作品でした。
多少設定に強引なところはありますがストーリーの面白さで緊張感が持続してラストまで突っ走るのが心地良かったです。
誰が味方で誰が敵なのか、後半の怒涛の展開は全く先が読めず手に汗握るシーンの連続。誰にでもお勧めできる娯楽作品です。
映画館でぜひご覧ください。
話は単純。観せ方(^^)d!
話は復讐劇で、一つの強盗事件から始まり真相が、徐々に明らかになっていく訳ですが、明らかになる真相が目新しくないかと。
「驚きの展開がー!」と言う感じは無く、「そういう事ね。」と府に落ちる程度。
でも、面白かったです。
主人公含めた登場する犯罪組織が、何て言うか小物感?組織と言うより強盗団?的な規模しか無く、(人手不足でボスに手伝ってもらうとか、手下を使うのではなく自ら犯罪現場に出るボスの右腕的部下とか??)
その割に途中マフィアっぽい演出あるから
うーん?と言う感じです。
復讐の相手も元軍人メンバーではあるものの、家庭があり、将来の為に命懸けで強盗?無理しなければ生活出来る感じなのに何故、そこまでするのか?(刺激云々の話はありましたが。)
極悪人同士のやり合いではない演出があって、(ステイタムも妙に優しい部分出してるし。)振り切った悪人同士の潰し合いでも良かったかなと。
一番胸糞な奴は、ブレットでしたが、あっさり殺されるし。可哀相なのは、ボーイかな?勇気出したのに裏切られて殺される。(苦笑)脇役なジョシュ・ハートネット(笑)
しかし、何故こんなに同じ警備会社狙うんだ(笑)
振り向けばそこに、ステイサムがいた
誰かが言った。「人は勝利を確信したとき、最も隙ができる」
無敵のタフガイ、ジェイソン・ステイサム最新作。
まずは一言、これを待っていた。
ステイサムでは珍しく民間警備員(新人)という役ではじまる。が、何かが違う。明らかに只者ではない空気が漂っている。そして、その無敵ぶりは早くも発揮されることになる。やはり、銃を持たせたらステイサムに敵う人間はいない。
しかし、今までの単純な「ステイサム無双」ではない。そこはさすがのガイ・リッチー監督。原点回帰とも思える構成で、ステイサムの無敵感を消さずに斬新さを与えてくれた。
あまり予備知識を入れないほうが、鑑賞後のステイサム余韻が心地よいかもしれない。
暗闇で勝利の美酒に酔いしれていると、ふと気配が。振り向けばそこに、ステイサム。
これだけで5億点の映画である。
余談だが、ポスターのような英国紳士風スリーピーススーツで無双する姿はなかった。
*注……私はステイサム映画には、⭐︎4以上しかつけません。
(著・神出鬼没!ステイサム愛好家)
【”目には目を、歯には歯を、肺には肺を、脾臓には脾臓を・・”ガイ・リッチー監督がお得意のエンタメ要素を完全封印した苛烈なアクションムービー。裏社会で生きる”男”の哀しき“ハムラビの法”の裁きを描く。】
ー 今作で、ジェイソン・ステイタムは一切、笑わないし余計な事は喋らない。
何を考えているのか分からない無表情で・・。
だが、彼は”眼”で哀しき想い、激しい怒りを雄弁に表しているのである。ー
◆感想
・ガイ・リッチー監督と言えば、前作「ジェントルマン」もそうだが、スタイリッシュな映像、エンタメ要素満載の台詞で、名を上げて来た人である。
・が、今作ではガイ・リッチー監督は、上記の様なエンタメ要素を一切排除し、哀しき想いを抱えた裏社会で生きる”男”(ジェイソン・ステイタム)の生き様を見事に描き出している。
・元軍人たちによる、現金輸送車からの強奪を皮切りに、時系列を行き来しつつ、”男”が何故、激烈で無慈悲な復讐劇に至ったかの描き方も良い。
ー 正に、”ハムラビの法”に則ったFBI公認の、私刑である。ー
・元軍人たちの大金強奪作戦の中での、裏切りによる裏切り。
特に、狂気性を帯びたジャン(スコット・イーストウッド)の姿は印象的である。
彼のスマホの着メロの、”ワルキューレの騎行”の使い方も、絶妙である。
ー 今作は、今まで、端正な顔故に、パッとしなかったスコット・イーストウッドが化けた作品であろう。今後に期待したい。ー
・地味に、ジュシュ・ハートネットが観れた事も、嬉しき事なり・・。
ー 彼は、大作路線から、自らの意思で、今作の様なインディーズ系に鞍替えしたので、応援しているのである。ー
<再後半、現金輸送会社での大金強奪の怒涛の如くの激闘、死闘、裏切りシーンは見応えがある。
そして、”男”が、”死亡診断書”をジャンに"読め!”と叩きつけ、診断書通りに”裁き”を行い、静かに足を引きずりながら立ち去るシーンは、忘れ難きシーンになった・・。>
思わぬ展開が、続く!
最初に起きる何でもない単調な現金輸送車の襲撃事件、しかし!この事件が非常に緻密であり最後の顛末まで続く事になるとは!
立ち上がりは?やや単調な展開だが、中盤から大きく内容が変化してくるのでジワリジワリと物語に引き込まれて行く展開が面白すぎる!良くできたストーリーです。
単純に渋ーっ!かっこよー!
なんかものすごーい派手なシーンがあるわけでもないし、むしろいつものジェイソンステイサムの出演作よりアクション少なめに感じるのに、全然飽きない!
魅せ方が上手い。さすが、ガイリッチー。
設定も面白いし(多少無理がある感が否めない点もあるけど…)、展開も伏線を回収していく方式だから最後まで飽きない。
妙な爽快感。
登場人物みんな渋くてかっこ良かった。
もう一回観たい。
それにしても久しぶりにジョシュハートネット見た。パールハーバーの頃は一気に大スターの階段昇るかと思ってたけど…。
よかった
ステイサムが警備員として出世していく話かと思ったら、途中から自分の息子の仇をとるミステリー調の物語になる。
アクションがとてもよくて面白かったのだけど、気になる点がある。
ステイサムがまず、ギャング団のボスだったのがとても似合わない。一匹狼のイメージが似合うし、凄腕の新入りの警備員が似合う。
ステイサムのギャング団と、息子を殺したチームの両方が同じ現金輸送車を狙っていたのが変だ。
息子を殺したチームは家庭や他の仕事を持っている。そんな犯罪者にしては、警備会社本部を狙うというミッションを仕掛けるのは、派手過ぎて不自然だ。成功しても証拠が残りすぎて、それまでの日常を送るのは不可能だ。
ステイサムがせっかく警備会社に潜入して探っているのに、内通者が自分から白状する。しかもそいつは、何台でも監視カメラがある警備会社の中で同僚を殺すし、いくらなんでもめちゃくちゃだ。
底流にあるのは正統派の西部劇
字幕版を鑑賞。ガイ・リッチー監督がジェイソン・ステイサムと組んだアクション映画というので期待して観に行った。十分に報われた思いがした。原題は Wrath of Man(男の怒り)でこちらの方が内容には近いと思った。現金輸送を業務とする警備会社を舞台とした強奪事件が物語の根幹を成しているが、Cash track という英語はなく、Armored car とか Cash transport car と言うのが一般的である。
2004 年のフランス映画「ブルー・レクイエム」のリメイクだそうだが、オリジナル版は未見である。予備知識など一切なくても楽しめる作品である。アウトレイジのような雰囲気であり、一見ギャング映画のように思えるが、実は昔よく見た西部劇を彷彿とさせる復讐劇である。現代的な道具立てで遂行される犯行は非常に緻密な計画に従っていて、警察の動きまで見透かしたような行動は、頭の悪いマフィアとかには到底無理なプロジェクトであると思わせられる。犯人像が明かされるとなるほどよ思えるが、犯人グループのメンバー構成に重要なファクターが潜んでいる。
故セルジオ・レオーネ監督あたりが存命ならこんな映画を作ったかも知れないという思いに駆られた。復讐する側も善人ではないので、ひたすら暗い緊張感が持続する。金のためなら仲間だろうと手を下し、生き残った者が勝ちという冷徹な価値観は、ロシア近代史でも見ているかのようであった。混戦の中で復讐の相手が死亡してしまう可能性もあった訳だが、それくらいは大目に見てあげよう。
役者はステイサムのアクションがとにかく見事だった。「トランスポーター」シリーズのような演出過剰なアクションではないのがまた気に入った。その辺りは、かつてアクションたっぷりの「シャーロック・ホームズ」を見せてくれたガイ・リッチーらしさと言えるだろう。
音楽担当は聞いたことのない人だったが、同じ音程を執拗に繰り返しながら低音部に重要な旋律性を持たせるという作り方が、エンニオ・モリコーネを彷彿とさせるものであったことに嬉しくなった。あと少しメロディアスな曲があって聴く者の胸を揺らしてくれればという思いもあったが、とにかくこの映画の持つ雰囲気をしっかりと観る者に植え付ける手腕には感服した。今後も注目したい作曲家である。
演出は画面の隅々にまで注意が行き届いていて、期待を裏切らない作りであった。この話をシリーズ化するのは無理だろうが、別な作品でこの監督とステイサムの組み合わせを見たいものである。
(映像5+脚本4+役者は5+音楽4+演出5)×4= 92 点
Warth of Man
ジェイソン・ステイサム最新作!しかもガイ・リッチー監督とタッグを組んでときちゃあ楽しむしかありません!オンライン試写にて一足早く鑑賞。
まず主人公H(ジェイソン・ステイサム)が普通じゃない雰囲気を醸し出しているのに、普通に訓練している所に思わず笑ってしまいます。射撃訓練では普通に外す場面もありますし、駐車の際もズレたりして、訓練はギリギリ合格という今まで歴戦を駆け抜けてきたステイサムが"普通"になっている仕掛けが最高です。
同僚もテンプレ的な奴らや、男好きのブレットが在籍しており、個性やや豊かだなと思いました。
そんなHが現金輸送車で現金を運んでいる際に、襲撃されますが、何の前触れもなく敵に弾丸を浴びせます。現金を受け渡すと見せかけて撃ち抜くというのはとてもクールですし、その後迷いなく1人づつ仕留めていく姿はまさに強者です。ボス格を仕留める際は、両足を撃ち抜き機動力を奪い、最後に頭をドン!と容赦のない絶対的勝利を見せつけられるので、胸の高鳴りが鳴り止みません。
その後も威圧だけで強盗チームを退けさせるなど、何か過去にあったなと思わせる謎を含ませてくれます。実はH、過去に自分の息子を殺され、自分自身も何発も喰らうというステイサムが!?という驚き連発で物語は進行していきます。弾を6発取り除き、血を2割失い、3回手術して2回死にかけても生きているHは化け物です。ここからの回想でHは過去にとある強盗チームだった事が判明します。ただ、オフの時に息子が殺され、その犯人探しに勤しんでいました。犯人を粗探しし、ビニール袋で圧迫させたり、容赦なく殺したりと超絶クールなステイサムが見れます。
そして現代に時系列が戻り、ここでも犯人探しを続行していたことが明かされます。そんな中、息子を殺した強盗チームがHの職場の現金輸送車を襲撃する計画を企てます。今作の魅力のひとつに強盗チームの緻密な作戦会議模様があります。丁寧なまでに作戦を練り、1ヶ月以上をかけて現金輸送車の向こう、金庫を狙う計画まで考えつくのです。自分自身の家族について語る場面もあり、非常に人間臭いのが哀愁を漂わせていて心地いいです。
しかも序盤からHの良き同僚として支えていたガンマが裏で手を組んでおり、ガンマの手助けもあり、順調に金庫まで入られ、しかもHは倒される始末。鉄格子越しのガンアクション、圧倒的耐久のガラスvs大量連射を繰り広げ、狭いフィールド内での大暴れが観ていて爽快です。
しかしHの反逆も見事で、足を絡めてからの撃ち抜き、そこから締める、武装しながら警戒される前に始末、銃弾に倒れながらも連射は止めない、戦闘狂の面がより強化されていて面白かったです。
ただ、裏で暗躍していたジョンが強く、ガンマもあっという間にアゴを撃ち抜かれ死亡、盗んだ大金を独り占めし逃亡。ただ、ステイサムもといH、ただじゃ終わらない。あれだけ撃たれたはずなのにライト点灯と同時に復活。息子が撃たれた箇所の肝臓→肺→脾臓→心臓の順に撃ち抜き殺します。
1人の男の復讐と執念の物語はとてもハードボイルドでカッコ良かったです。もっとステイサムの活躍が見たかったなと思う節はありますが、それでも渋カッコいい世界観に浸れて良かったです。
鑑賞日 9/27
鑑賞時間 20:00〜21:59
座席:自宅(オンライン試写会にて)
ジェイソンステイサムが冷血な警備員に、金は人をダメにする…
いやー、面白かった…。007でもここまで人は撃たれないし死なないと思うよ。観たことないけど(笑)。それでも派手すぎない空気感が上手くて良かった。
常に冷血、周りからすれば特に気になることもない男だが、実は…という意外と有りそうなプロット。だが、『ブルーレクイエム』を原作としている(未見)ため、その複合的なギミックと臨場感は折り紙付きで面白い。更に言えば、銃を撃ち合いながら血が後ろに雨の如く飛ぶ描写もなかなかリアルだ。
かなり意識しているのだろうと思ったのが、音楽の使い方。新人イジリという緩いジョークの応酬も重めのメインテーマが流れているし、そこにハッピーなど存在しない。寧ろ、その目的を果たす為に虎視眈々と活動するHにピッタリ。その辺もかなり計算されていて奥行きを感じる。
ただ、その一方でチラつかせていたいくつかの点は引っかかる。あらすじを見ると意外と多くが語られていないので、説明が難しいが、双方から見せている割には相手の取り乱しは説明不足に感じた。単に金がチラついた訳ではないが、ちょっと気になった。
洋画をあまり観ないタイプの私がようやく覚えた、ジェイソン・ステイサム。クールなのにその瞳の奥で何を考えているのか見せないクールさが刺さる。本格的でリアルなガンアクション。見事な1本。
ジェイソン・ステイサムかっこいい
ダークな設定で全体的に良く出来てはいましたが、
同じ場面を視点変えては分かるが何度もあるとさすがに冗長感があります。
もっと超人的な超無敵で超能力持ってるくらいの
ジェイソンステイサムの役が見てみたくなりました。
復活ジェイソン・ステイサム
ラース・オブ・マン(原題)
劇場公開日 2021年5月7日に米国公開
やっと、かっこいいジェイソン・ステイサムさん帰って来ました。
何だか、どうでも良い映画出ていましたけど、ヤッパこれっすよ。
日本公開が、まだなので閲覧が少ないですが内容は『ブルー・レクイエム』(2004)のハリウッドリメイク版。ステイサム演じる主人公は、現金輸送会社のトラックのセキュリティガードをしている、謎めいた男「H」。男は強盗に見舞われる最中に圧倒的な力を見せつけて、同僚を驚かせる。同僚は彼の正体に疑問を抱き始め、やがて彼の真実が明かされていく。ね、面白をそうでしょ。
面白いです。是非、機会があれば閲覧下さい。
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