「合同市場」祈り 幻に長崎を想う刻(とき) Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
合同市場
原爆投下から12年後の冬、被爆で外壁が倒壊し放置された浦上天主堂からマリア像を持ち出した信者の話。
それに纏わる話もあるにはあるけれど、パンスケ達とのいざこざや甲斐性無しなヤクザとの因縁話とか、原爆症と言わるけれど病院に行かない旦那との話に頭でっかちな学生活動家との話等々、方向性の異なるドラマばかりをみせられる。
被爆した市井の人々の心情をみせる話ではあるけれどちょっとエンタメ色が強いし、上っ面をなぞった様な感じがして、響くものはなかった。
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