星空のむこうの国のレビュー・感想・評価
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通勤でこの千葉市の懸垂型モノレールを使っていた
1986年の有森也実さん主演の映画は見た事があった。かなりカルトなファンタジー作品として扱われていたと記憶する。レンタルビデオでダビングして見た。
ストーリーはパラレルワールドそのものだが、当時としては斬新な表現で、ク◯ガキの僕の心をつかんだ。しかし、この映画では同じ音楽を使っているようで、ストーリーの内容よりも音楽が良かったと気付いた。
ヒットしたとは聞いた事はないが、ストーリーは『君の名は』等などがリスペクトしている。
しかし、時空を超えた『有森也実』さんには心が動揺した。美しい方だが、僕の青春がいっぺんに瓦解した。
追記 以前、通勤でこの千葉市の懸垂型モノレールを使っていたが、日本で走るモノレールの内懸垂型は、二基しかなかったと記憶する。その内の上野動物園の懸垂型のモノレールが廃止になったので、この千葉市のモノレールはひょっとしたら世界でも珍しいシステムなはずだ。自慢話だが、全部乗っている。
五井駅にはモノレールは走っていないよ。でも、懐かしい。
追記
僕もク◯ガキの頃、星が好きで、天文気象部の部長をやっていた。おかげで小学5年の頃、渋谷の五島プラネタリウムに先生に連れて行ってもらい、柏に住んでいたが、この頃から渋谷は詳しかった。その後の映画館通いに繋がる。
製作年 2021年
製作国 日本
劇場公開日 2021年7月16日
上映時間 93分
映倫区分
素敵な雰囲気を味わう映画
この作品、あまり頭で考えないで、見たままを感じ取った方がいい作品だと思います。
でね、この映画はストーリーと言うより流れが巧いなと思ったの。
平行世界に移ってヒロインの理沙を見掛けるものの、最初は深くは絡まない。
そして尾崎に会って、彼の推理の形でこの映画の世界の設定を説明するの。
それで巧いなと思ったのはこの後、妹に会うんですよね。
突然家族を亡くした人の思いという、わりと感情移入しやすい部分からファンタジーの世界に引き込んで来るんです。
このシーン、良かったな。
ここから終盤までは、だいたい予想がつく流れなんですが、気持ちが引き込まれちゃってるから数々のシーンが素敵に感じるんですよ。
尾崎はカッコいいし、愛弓と圭子のコンビも良いの。
そして理沙を演じた秋田さん、芯がしっかりした感じと儚さを身に纏った感じが凄く良かった。
これは、昭雄も彼女の為に何かしたくなりますよ。
観てる私も二人を応援したくなる。
ラストもいろいろ考えちゃうと良かったと言い切れないのかもしれないけど、感覚的に良かったと感じられるから、それで良いのだと思う。
素敵な雰囲気を味わえる映画だと思います。
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